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友情

2009-03-11 04:55:43 | 青春生き残りゲーム
青い眼をした、かわいいかわいいカレシが

「僕の友達にはろくなやつがいないけれど
 もしよければ会ってみる?」

とうれしいことを言ってくれたので
昨日開催された会合について行った。

カレシの友達と言えば

買物依存症でほしいものを買わずにはいられず
フルタイムの職があるくせに
カレシに金を無心するDとか

ドラッグ依存してるブタみたいな彼女がいるときは音信不通で
その彼女にフられるたびに連絡を寄越し

「飲み行こうぜ」

「行こう行こう」

「7時に電話するわ」

「電話待ってるわ」

という会話をして、その数時間後の、

8時になっても電話がこないので
電話してみると

「面倒くさいから行かない」と言っちゃうこと茶飯事で

フルタイムの職があるくせに
マリファナにお金を注ぎ込んで

家賃が払えず

カレシがいっしょにごはんを食べに行ったら
銀行口座の残高がNZ$5もなくて

学生だったカレシが代わりに払ってあげたというSとか

正直ろくな話を聞かないので
多分に億劫だったけれども

図書館のブッククラブに行っても
トランピングクラブに参加しても
シティ中心のオフィスで働いても

カレシ以外の20代のKiwi男子に会う機会に恵まれなかったので
これはKiwi男子の生態に迫るチャンスと思い行ってみた。

前述DとSと、
カレシが一年ぶりに会うというDの家にて。

Dの家はバーの廃屋みたいなところで
カウンターに座って

Dのエジプト旅行の話を聞きながら
ジュースをいただいた。

傍らにはNZ$50ほどのマリファナの袋が置いてあり
つんとする、あの匂いがした。

Dの英語はすごく聞き取りやすくて
エジプトの旅行記はかなりおもしろかった。

彼らがマリファナを吸いはじめて
カレシは禁煙してるのでちょっと遠くに離れていて

1回目のマリファナでは二石にならないと聞いたあたしは

副流煙で「Too stoned」になれないだろうかと
いつもより大目に深呼吸してみた。

廃屋バーで何ゲームかビリヤードをして
23時ごろお開きになった。

家に帰ってきてあたしは
なんだか些細なことにバカ笑いを繰り返していたので

もしかしたら「Too stoned」だったのかもしれない。

かつては同じようにマリファナにお金を注ぎ込み
毎日のよに飲み歩いてたカレシが

素のまま
彼らの会話に入り込もうとして

なんだか浮いてる気がした。

初めて見た、
異常にうまかったカレシのビリヤードの腕だけが
その過去の名残な気がした。

全身にまとわりついた煙の匂いが嫌いじゃないけど
すぐにシャワーを浴びた。
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2 コメント

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久しぶり~ (はる)
2009-03-13 05:42:38
マリファナって味するの私は麻薬はやってないがタバコは吸いだしちゃったよまた~
最近アキ男。に無性に会いたいときがある
帰って来たら教えてね~ん
返信する
Unknown (アキ男。)
2009-03-13 05:43:29
>マリファナって味するの

うーん、よくわかんない。
ただただ煙い+清涼感混ぜたみたいな。

んあ~、あたしもジョナで朝までいっしょに
ドリンクバーしたいわ。
返信する

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