旅する小林亜星

小林亜星情報満載

こんな朝にはこんな芸術「始皇帝と彩色兵馬俑展」

2006-09-30 00:27:24 | こんな夜にはこんな芸術
「始皇帝と彩色兵馬俑展 ~司馬遷『史記』の世界」のチケットが
玄関に無造作に置いてあった。

母に再三チケットの質について文句を言われた
新聞屋が持ってきたらしい。

けれど平日は17時半までしかやってないし
展示期間最終日まで行けそうになし。

明日から10連休の夏休みなのに
今朝起きると就業時間からすでに4分過ぎていた。
ジタバタしてもしょうがないし
急ぎの仕事もないので

せっかく寝坊したことだし
午前休をとって
江戸東京博物館に行ってきた。

社会人意識皆無だ。

金曜の朝なのに
江戸東京博物館は爺婆で乗車率80%て感じ。

7体しかない兵馬俑だけじっくり観察。

同じ目線の彩色兵馬俑に目を合わせようとしても
彼はあたしを通り越して
ずっと遠くのほうを見てる。

あたしは彼の2200年も先にいるというのに
彼はどれだけ先を見てるのだろう。

ひとつひとつ味のある顔をしてる兵馬俑。
ただの人形なのに作り手の魂が匂いたつ。

同じ権力でも
生きた人間を生き埋めする皇帝もいれば
人形に自分の魂を守らせる皇帝もいる。

始皇帝のことは何も知らないけれど
彼のそんなところは人間の匂いがした。
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99進数

2006-09-29 02:22:23 | 旅人
同じ会社のaquilaさんとさしのみ。
飯田橋の笑笑で20時。

aquilaさんとは半年前のグループ総会で
ひょんなことからつながるよになった。

10進数と99進数。
人間の想像できない部分の世界。
自分に向き合う。

こんなにも斬新な考えを発するひとは久々だ。

あたしは恍惚の表情で彼を見つめ
彼が発するひと言ひと言を一滴たりともこぼさないよに吸い取った。

飲み始めて2時間たったころ
あたしの脳みそは飽和状態をとうに超え
今吸収したばかりの彼の哲学を失くしたくなくて
おひらきにすることを提案した。

あの日
あのとき
あのホテルの
あのソファで

あたしが彼に出会ったのは
必然としか思えない。
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2006-09-28 00:34:26 | 森三中
黒沢の息子に会いに行く。
生後5ヶ月。

親バカのアルバムを見せてもらうと
名前の由来が書いてあった。
親心が伝わってきてじんわりした。

黒沢と黒沢旦那のDNAがその赤子に溶けこんでいて
愛おしくなった。

子どもを作るというのはそいうことなのだと実感。

村上はどこで覚えたのか上手に赤子をあやす。
あたしはどうしていいかわからずおどおどする。

その透き通る頼りない肌にそっと触れる。
温かい。

さっきまできれいだったおむつに排出された、
流動的な黄銅色のうんこを見て「おえっ」と思う。

おなかがすいたのか、
おむつが濡れてるのか、
眠いのか、
理由もないのか、
赤子が泣いてる理由を試行錯誤で対応していく
黒沢と黒沢の旦那は紛れもなく母と父の顔をしてた。

黒沢はすっぴんなのに
今までで一番きれいに見えた。
母の顔。

いつか愛しいひとの子を産みたいと思った。
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乗換

2006-09-27 23:53:35 | 大宮サンセット
ひょんなことから
今の電車に辛うじて乗り込んで2年半。

この電車に乗るまで2回ほど乗り換えたが
この車両をすごく気に入ってる。
いっしょに乗車してるひとも好きだ。

ただこの電車の行き先は
あたしがたどり着きたいところには向かってないので
そろそろ乗り換え駅が近いのだと思ってる。

この2年半同じ電車に乗り合わせたひとは
乗っては降り
降りては乗って・・・を繰り返してきた。

永遠にずっと同じ電車にいっしょに乗ってることなどあり得ないけれど
昨日近くに座ってたひとの乗り換え駅が近いことを知って寂しくなった。

あたしの行き先はやっとだんだんわかってきた。
でもまだ次にどの電車に乗るべきかはわからない。
実は山手線に乗ってしまって堂々巡りなのかもしれない。

次に乗る電車は新幹線ではないとしても
確実にどこかに進むのなら鈍行でもいいと思ってる。

彼女と乗ってる電車は別になっても
ときどき窓越しに手を振れる距離であるといいと思う。
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こんな夜にはこんな映画「アメリカン・サイコ」

2006-09-26 01:12:22 | こんな夜にはこんな映画
不評だった「アメリカン・サイコ」の続きを見る。

殺しという衝動に駆られる本能や苦悩の描写が拙く
共感も理解もできず。

消化不良。
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行けるとこまで行こうか

2006-09-25 18:57:15 | 恋のうた
昨日彼はひとつの気持ちをくれた。

それは温かくて
心にずん、ときた。

行けるとこまで行きたい。

ちょっとそこまで。
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諸刃の剣

2006-09-25 02:38:49 | 俺のすべて
バドミントンとホラーをこよなく愛すあたしたち、
ホラーバドミントン愛好会が開催されるため
そのひとの家、千葉くんだりまで赴く。

彼女はもう到着していて
ジャージ姿の家主と
金曜の終電で到着したあたしを迎えにきてくれた。

風邪気味だった彼女は早々に彼のベッドでKO。

草木も眠る丑三つ時、
ひとつ屋根の下、
年頃の男女なあたしと彼がしたことといえば
延々バドミントンがどうしたら強くなるか談義だった。

彼のアドバイスはとがっていて
あたしは妙に納得して
早速彼のバドミントン理論を実践したくなった。

最初の彼への第一印象はとっつきにくくて
微塵の興味も感じなかったけれど
なんとなくアドレス交換をして
なんとなくあたしのブログを教えた。

あたしのブログなんて
どうせ見ないだろうと思ってた予想に反して
彼はまめにブログを見てるとレスポンスをくれた。

彼の家を訪れたいと思ったのは
彼の生態をもっと知りたいと思ったからで
その試みは見事に成功した。

まるで野球拳のよに
彼が鎧を一枚一枚脱いで
素顔を出そうとしている過程を目の当たりにした。

このブログのおかげで
彼はあたしに少し心を許してくれた。

このブログのせいで
彼の恋愛対象からあたしは削除された。

それでもこのブログを彼に教えてよかったと思う。
諸刃の剣、恋する小林亜星。

ところでレンタル担当のあたしが今回チョイスした、
「アメリカンサイコ」は意味がわからないということで
開始30分で上映中止になった・・・
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心盗

2006-09-25 02:34:11 | 恋のうた
ある大切な男友達に
女友達を紹介する企画、第二弾。

今回の女友達は
今の職場で知り合ったひとで
社交的できれいなひと。

集まったのは金曜19時秋葉原、
各自よさげな店をピックアップで対決。

彼女が選んできた、
普段は予約がないと入れない店「さんほれ」に決定。

クリームチーズとまぐろの酒盗、
うなぎの白焼、
もち豚の柳川・・・

一品一品が小さくて美味が詰まってる。

彼と彼女はガーデニングの趣味が共通していて
今年は何がきれいに咲いたとか
何はどの方法が一番きれいに育つとか
自分が飼ってる植木自慢を始めた。

手のかからない幸福の木さえ枯らしてしまったあたしには
全く入れない話題だったので
まぐろの酒盗にしばし舌を盗まれたままでいた。

男友達の好みを読みとる触覚、
あたしの女を見る目、
今回はドンピシャだったろうかと思った、
2次会のメイド喫茶でおひらきになった。

男友達いわく、
「とっても素敵な女性だったよ。
 ただスキがなくて気後れしてしまった。
 守りたくなるところを見せられると惹かれてしまうんだけど。」
という講評だった。

誰かをスキになるスキ・・・
心を盗むのはとかく難しい。
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乾かない

2006-09-24 14:38:05 | 恋のうた
「洗濯物が乾かない」
というそのひとのmixiの日記。

資格もないのにやきもちを妬いて
こんなコメントをした。

「そして、あたしも乾かない???
 心は散らかる一方だよぅ。(自虐)」

自己嫌悪ですぐに削除。

恋はいつでも甘くて苦い、精液の味。
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開脚前転

2006-09-22 01:06:38 | 
秋葉原でしゃぶったあと
会いたい衝動に駆られ
例のマンションに突撃夜ご飯。

なんとか言いたいことは言えたものの
結局聞きたいことは聞けず。

彼のピエロ風笑顔を見ながら
乳首を吸われると
もう何もかにもどうでもよくなる。

切り札はなくなった。
攻守交替。
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