名前

今の現場で働きはじめて半年。

アメリカにあるDNSサーバで管理してるxxx.comのサブドメインを
日本のデータセンタにあるDNSサーバに権限委譲して

そのゾーンをアメリカのデータセンタにあるDNSサーバに転送して
アメリカにあるDNSサーバではsubdomain.xxx.comをデータセンタにあるDNSサーバにフォワード設定。

一方xxx.comのゾーンは日本の情シス管理のDNSサーバに転送され
そのDNSサーバではsubdomain.xxx.comをデータセンタにあるDNSサーバにフォワード設定。

このデザインも実際の設定もあたしはしてないけれど

お経にしか見えない、オライリー・ジャパンの教本とにらめっこしつつ

唯一、

あたしの部署にあるDNSサーバで
subdomain.xxx.comを情シスのDNSサーバにフォワード設定。

インターナルでしか解決できないサブドメインだし
まだ正式に運用してないサービスなので

フォワード設定に失敗しても誰にも影響がないのだけれど、
さすがにnamed.confに触れるときには手が震えた。

構文チェックしようとして
named configtestだと信じ切っていたコマンドは存在せず

急いでGoogle先生に聞いて
named-checkconfだと知って、さらに冷や汗。

あたしの世界は完成した。

アメリカ側のエンジニアに設定変更を依頼して
日本側の情シスにそれを蹴られ

再度アメリカ側のエンジニアに設定変更を依頼して
日本側の情シスに社内からデータセンタへの通信を許可してもらい

やっと届いた名前解決。

大きな構築なんかできなくてもいい。

あのdig subdomain.xxx.comを実行して
「status: NOERROR」という文字が出たときの得も言われぬ快感を明日の更なる快感へ。

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