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旅する小林亜星

小林亜星情報満載

裏側

2008-09-06 15:21:18 | 中国
殺人の容疑者は23歳の学生。

彼と被害者30歳は長いこと友人関係で
現に容疑者は被害者らの家の合鍵も持っていたとか。

小指氏によると
彼らの間に揉め事や性的関係はなかったらしい。

現場にいたのは容疑者と被害者だけなので
容疑者以外に被害者を殺害できたと思われるひとは皆無なのだけれど

小指氏は容疑者が彼女を殺したとはどうしても思えないらしい。

容疑者には長いこと交際していた彼女がいて
結婚の約束もしていたんだとか。

一方の被害者には同居していた27歳の彼氏がいたけれど
彼氏は犯行が行われたとき中国に出張中だった。

彼氏が浮気しまくりなことは被害者も知っていて
でももう年だし、彼氏と結婚したがっていたとのこと。

彼氏はもちろん被害者と結婚したくなかったけれど
被害者が彼氏を金銭的に援助していたので

愛と金を介した関係だったらしい。

彼氏は随分と阿漕なことをやっていたらしく
金でひとを殺させることもやりかねないよな男で

彼氏は彼女が死んでくれて内心ほっとしてるんじゃないかと小指氏。

小指氏は容疑者の弁護士に連絡をとって
容疑者に早々に会い
何が起こったのか聞きたい模様。

23歳の男性が30歳の女性を刺殺したという事件の裏側には
こんなにもたくさんの人生が存在していて

その人生と交錯してたひとの気持ちを
余計なお世話ながらいちいち想像してみると

誠に勝手ながら居た堪れない。
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殺人

2008-09-04 19:50:29 | 中国
小指の爪を切ってもらっても
きっとこの先好きになることはない中国人男子の家で

同居してた30歳の女大家がナイフで滅多切りにされた状態で発見された。

中国人男子は自ら中国人のくせに
あたしが中国人とバドミントンしてると言ったことに対して

「中国人は絶対信用しないほうがいい」と言ってた矢先で

しかも2週間前にまさにあたしが目の前まで行ったアパートで
殺人事件なんてもうあたしの中は質問攻めのお祭り騒ぎなわけで。

容疑者も中国人男子の中国人の友達らしい。

画像はnz.yahoo.comより拝借。
病院に搬送されようとしてるのは大怪我をしてるという多分容疑者。

背後に写ってるのは多分
「LOVING U」というロマンチックなナンバープレートを具える中国人男子の車。
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中国の定義

2006-07-27 01:11:51 | 中国
ひと月前、来日した中国人に
「中国に来たことはありますか?」と聞かれたので
あたしは申し訳なさそな顔をして
「ないんです。」と答えた。
「近々行きたいと思ってます。」と慌てて付け加えた。

よくよく考えてみれば
香港も台湾も行ったのだから
雰囲気は違えど
中国という国には行ったことがあるのだ。

自分の中で香港も台湾も別のひとつの国として
認識されてることを初めて自覚した瞬間だった。

そして別のひとつの国として認識してるからこそ
中国は大きすぎてとっつき難いけれど
香港や台湾は訪れやすいのだと思った。

香港は堂々と中国の定義に入るとして
台湾が中国なのかどうかは立場によって変わるのかなと思い
パスポートを確認してみると

香港は「HONG KONG」で
台湾は「中華民国」という入国印が押印してあった。

ということはパスポート的には
どちらも中国とは別物として扱われているのだ。

香港や台湾に生を受けたひとは
自分は中国人ではなく
「香港人」とか「台湾人」というアイデンティティがあるのだろか。

中国人の友達がこんなことを言っていた。
「中国に来たことがありますか、と聞かれて
 はい、台湾に行ったことがあります、と答えると嬉しがると思いますよ。」

大陸に生を受けたひとは
台湾を同じ国として扱われたいのかは引き続き疑問。
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黒い魔物

2006-07-26 00:23:00 | 中国
日曜の夕方。
日本語は、むずかしいのエロ中国語個人レッスンのついでに夕飯。

「辛いカレーが食べたい。」というと
連れて行かれたのは本郷三丁目のなか卯。
なんとなく、きつねうどんをチョイス。

研究室で彼が読んでたのは
「WTO体制下の日本農業」という本だった。

パラパラめくってみて
母国語なのに難しい本を
彼が読んでいるという事実に打ちひしがれた。

普段感じない知性を感じると
それだけで魅力的に感じてしまう。

今回のエロ中国語個人レッスンでは
同じ子音に異なる母音と異なる音声が加わると
全く違う意味の漢字になることを一字一字確認した。
宿題がでた。

後楽園まで歩いて
彼の眼鏡をいっしょに選んだ。
やはり南キャンの山ちゃんに似ている。
無意識に赤い縁の眼鏡ばかり薦めてしまう。

鼻毛さえ、
その1センチほどはみ出た鼻毛さえなければ
あっという間に恋してるかもしれない。

中国では鼻毛は忌むべきものではないのですか。

侮れない、黒き夏の魔物1センチ。
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不徳不愛

2006-07-15 01:38:34 | 中国
水曜の朝は6時起きで
「中国語会話」を見る。
毎朝8時起きのあたしには三文の得。

寝惚け眼に「不徳不愛」というオープニング曲が沁みる。
中国にいる彼のひとを想う。

中国語の勉強というよりは趣味。

台本がけっこう凝っていてオチもある。
出演者は先生以外美男美女。
例文が斬新。

特筆すべきは谷原章介のスマートに三枚目。
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日本語は、むずかしい

2006-07-13 23:54:19 | 中国
東大の研究室、
中国人留学生に中国語を教えてもらう夕べ。
密室に二人きり。

「キスをする口の形で発音して」とエロい個人レッスン。
彼の唇の動きを凝視するあたし。

その後、談笑中の会話。
「今、エッチなことしますか。」と真顔で彼。

「え?え?どいう意味???」と期待と困惑に
動揺するあたし。

よくよく聞いてみると
「最近、エッチしましたか。」という
勧誘ではなく、経験を尋ねる疑問文だったことが発覚。

状況を考えればわかるものを
一瞬でも動揺したあたしが恥ずかしい。

言葉は、むずかしい。
とかく男と女の間にある言葉は。
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七夕に

2006-07-08 02:11:23 | 中国
ことの終わりで終止符を打ったはずの中国にいるひと。

毎日頂く「I love you.」と「I miss you.」の文字にうんざり。

ヴァーチャルでプラトニックな不倫なら
上辺だけ取り繕って
毎日愛の言葉をやりとりし
ユーモアのある下ネタも織り交ぜて
気持ちを繋げていくのは簡単なのかもしれない。

けれどいつも奥さんの影に遠慮して
物分りのいい女を演じるのには疲れた。
あたしに不倫は向いてない。

「君を一生愛するだろう。」という言葉。
結婚していても誰かに恋する気持ちはなんとなくわかる。
有りだとも思う。

それでも心の中では
嫁がいるくせに都合のいいことばかり言うなとも思う。
この際甘い汁だけ吸った自分のことは棚に上げる。

そんな言葉を言うなら離婚してからにして、
離婚できないならもう二度とそんなこと言わないでと
辛辣な言葉を言い放つ。
勿論彼の離婚は望んでいない。

聖なる夜にそんな気持ちになったのは
どこかの織姫と彦星の尊い恋の影響かもしれない。

七夕の夜に
あたしと彼は友達になる。
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風が吹くと桶屋が儲かる

2006-07-06 22:42:44 | 中国
昨夜のCBSドキュメント。
中国の男女出生率の格差がテーマ。

中国のひとりっ子政策

ひとりっ子なら男の子がほしい

女の子なら直前に堕胎してでも男の子を産む

男の人口が増えすぎる

独身男性が増える

風俗が増える

エイズ感染率が上がる

風が吹くと桶屋が儲かる式に解釈すると・・・
中国のひとりっ子政策が続くと

独身男性が増える

アキ男。にもチャンス到来
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小生文化交流

2006-06-21 01:40:27 | 中国
今週は中国一週間。

東大に国費留学してる中国人留学生Mさんと
東大食堂で夕ご飯。

東大は数年前に一度仕事で訪れたことがあるだけで
潜入は初めて。
赤門の古めかしさに感動。

和洋折衷でロマンチックなキャンパス。
中国人留学生に日本の大学を案内してもらう変な感じ。

歩くひと歩くひと
皆が皆、天才に見える。

雑然とした研究室でお喋りする。

中国での風俗事情、
ラブホテル事情、
オナニー事情、
初エッチ事情など
興味深い話がきけた。

RADIO FREE ASIAというサイトは
中国国内から閲覧が制限されていることも不思議な感覚。

彼の専門分野である経済については
何も突っ込んだ話ができず。
表面的な話ができる程度に
本1冊くらいは読んでおこう。

両国の歴史認識を比較した上で
それは今後一致することはないですよ、
大事なのは現在と未来のこと、という考え方もやはり新鮮。

創価学会に対するイメージは全体的にいいというのも新しい発見。

人間臭い話が好きだ。
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中国一週間

2006-06-20 02:15:50 | 中国
裸で国交正常化
シャンプーしてたRさんとやっと再会する。

いっしょに国費留学してる、
日本人と交流をしたいというLさんという男性も来る。

あたしはムックさんともうひとり友達を。

話は文化から始まって
政治と密接に絡んだメディア論が中心だった。

大論争になったけれど
あたしは全く自分の意見を言えなかった。

自分の意見を言う以前に
意見の礎になる知識がなかった。

改めて言葉は偉大だと思った。
違う背景をもって生まれた者同士が
考えを交換できる。

でも
たとえあたしが北京語というツールを手にしたとしても
自分の意見を忌憚なく言う力や
自分の意見の血や肉になる知識がなければ
何もならないことに今さら気付いた。

北京語というツールを手に入れる過程では
役立つことが沢山あるだろうけれど。

あたしには情報収集能力が欠けていると思った。
あたしにはひとの話を聞きたいと思う、
強い好奇心という武器があると思った。

Rさんは日本と中国がうまくいくよに
メディアという仕事に携わっている。
その情熱に目頭が熱くなった。

あたしは立派なことは何もできないけれど
靖国神社への首相公式参拝反対を唱えてるだけではなく
中国を知りたい、知ろうと思った。

あたしはあたしの方法で進もう。
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