旅する小林亜星

小林亜星情報満載

麻薬

2015-08-10 22:53:27 | 羽遊人
朝4時まで眠れなかったけれど
朝4時まで眠れなかったから今日はいまいちなプレーになるだろうと諦めつつ
バドミントンに行く。

頭はぼーっとしてて、ラリってるに近い。
レッドブルを飲んだあとのような高揚感。

ハイ。

ゆっくり身体を伸ばしてしてからコートに入るといきなり1部のひとと組んで1部のひとと対戦。
でも意外といけた。

このひと、本当に1部かと勘違いしちゃうくらい。

マオリ系の太陽の女、カーメン(1部)と組んで、1部と2部の男子と対戦。

この1部のひとが以前2部とはゲームしたくないと言ってのを聞いて
失望させたくなかっただけ。

いつもはドロップで逃げるところを
なぜかスマッシュを打つ度胸があって
タイミングもあって

しかもいいコースに入って
1部の男子はいくつかあたしのスマッシュのレシーブをミスった。

寝不足で
ゲーム前に柔軟して
ゲーム中に諦めないと思ったら

またときどきキラリと光る水晶のようなプレーができそうだけど
バドミントンはそう単純じゃなくて奥が深いから

麻薬のようにやめられなくなる。
悔しい思いをして何度でもやりたくなる。
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雨脚

2010-12-21 00:57:19 | 羽遊人
煽足ではじめて組んだファイテン二連男とは

結局1回しか練習できないまま、試合に出たけれど
ファイテン二連男スマッシュ早すぎで、結局3位だった。

ファイテン二連男がうますぎるのに
あたしが下手すぎるせいで優勝できなかったのが事実なのだけれど。

あの後からバコバコ打ってくれるスマッシュのおかげで
あたしは緊張感に全身を縛られながら、逆説的な快感に慄いていた。

1回しか練習できなかったけれど
まめじゃないあたしが、そこそこまめにメールしてたおかげで

そこそこコミュニケーションはとれてきてた。

試合が終わったら今年のバドミントンは打ち納めかと思っていたら
年内で練習があるなら誘ってというメールが来たので

土曜日の練習に誘った。
あのスピードの中で球運びをするのはなんとおもしろいのだろう。

彼ほどのプレーをするひとを目の当たりにしたら
トキメかないバドミントン女子はいないと断言する。

とファイテン二連男にメールしたら

「けど俺はマジでバドやると人間変わるから
 付き合いの長い人は多分知ってるよ
 またホントの俺見せるよ」

と返事。

その、ホントの俺、恐いもの見たさで覗いてみたい気。

もするけれど、小さい恋は終わりにする。
記念すべき独身最後の。

ほんとうに最後の最後。

人妻までのディスタンス、5日。
と0.6キロ。
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煽足

2010-11-04 00:11:55 | 羽遊人
長いものには巻かれる世渡り上手のTナちゃんと
巻かれないものは無さそな心配さんジュニアのお披露目のついでに

車で送ってもらい、4ヶ月ぶりにバドミントンをする。

ぼーっとしてたら
巨大組織代表の奥さんがミックスをお膳立てしてくれてて
ファイテン二連男とミックスをやる羽目に。

しかも対戦相手は破局後にあっという間に止血できた、三波・・・

三波。

まずファイテン二連男に「4ヶ月もバドしてなかったんですけど・・・」と言い訳すると
彼はにっこり笑って「いいから、いいから」というようなことを。

ぜんぜんよくないのに
三波のほうに甘く上げて打ち込まれたスマッシュも全部とってくれたし

凡ミスしても凡ミスしても凡ミスしても
笑っていてくれたので

こんなうまいひとと練習できるのも稀有なことだし
ここは楽しもうと思うことができた。

そう思ったら、
三波のスマッシュも一本も取れなかったわけではなく。

結局このゲームでは
ファイテン二連男が超うまかったにも関わらず負けたわけで

あたしの4ヶ月ブランクを差し引いたとしても
ダメさ加減がわかっただろうと思ったら

ゲームが終わったあとに

「で、12日空いてる?」と聞かれ

「は、はぁ」と言うと

「2部でいいよね?」とさらりと聞かれ

「は、はぁ」とゲームがおもしろかった朦朧とした頭で答えていた。

どんだけいっしょに出るひといないんだよ・・・

というわけで試合に出ることになってしまったのだけれど
あたし、レシーブが苦手だったのを忘れてた。

まぁ、でもこんなにうまくてかっこいいひとと
試合に出る機会なんてそうそうないし

彼も試合に出れさえすればいい的な匂いがするので

彼が試合中にキレないことを祈りつつ
ベストエフォートで出てみようかと思う。
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端足

2010-11-01 23:06:53 | 羽遊人
バドミントンをはじめた20年前から今まで気付いてなかった、というか
見て見ぬふりをしてきた自分の運動神経の無さに嫌気がさして

もうかれこれ3ヶ月バドミントンをしていない。

その間、運動神経の無さを見せつけられずに済む、
ジョギングという方法で自分をつなぎ止めてきた。

そんなあたしのところに、
巨大組織に潜入したときに

どん引きして一目散に逃げていった、
二連のファイテンが似合う正統派にかっこいい独身男から

巨大組織代表の奥さんを通じてミックスのオファーがさきほど来た。

ファイテン二連男は試合会場ではときどき見かけるものの
もう4年も口をきいていないのになぜいまごろ。

あたしに頼むしかないくらいミックス組んでくれるひとがいないのか、
巨大組織代表の奥さんがお節介であたしを宛がったのか。

まあでも久々に疑似恋愛のようなミックスをして
そのファイテン二連男のスマッシュを前でビクビクしながら

プッシュをスルーしまくるのも乙かもしれない。

というか運動神経がなくても
またバドミントンをはじめるきっかけを心の奥底では切望していたのかもしれない。

そしてまた運動神経がない自分に限界を感じて
ラケットを置く日が来るとしても。
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可能

2010-06-21 22:49:07 | 羽遊人
雨宮というひとはいなかった今年のバドミントンの団体戦。
返り咲いた1部。

6体の健全な肉体が揃うのってすごいことなんだなと
一週間前にソフトボールの試合で足を骨折した子の痛みを思う。

2試合目に当たったチームに
3ダブ中2ダブ負けた時点で

3ダブ目は棄権させてほしいと相手チームの代表に言われた。

どうせ2ダブ負けてるので
まぁ何も変わらないのだけれど

なんだかひっかかる。

それはオープンと言うんじゃないのかと思ったけれど
相手はオープンじゃないと言い張るので

いっしょに本部に行く。

できるだけ頭に血が上らないようにしたけれど
相手のやってるフェアさと常識の無さに腹がたつ。

結局3ダブ目の

「サーブくらいしか打てないから、
 ゲームをやってもおもしろくないと思う」と言ったひとが

「オープンになるなら試合に出ます」と言って、這うようにコートに登場。

そして途中で動けなくなって棄権した。

自分が同じ立場だったら
そんなせこいことしないでオープンでと言う勇気を出すだろう。

でもほかのチームが文句をつけなかったのは
文句をつける前に勝つことで結果を出して

文句を言う必要がなかったからなんだと思う。

久々にゲームした1部のひとたちはほんとに桁外れ。

自分がここに打ったら
ここに返ってくるだろうという予想を完全に上回るショットばかりで

目が回った。

つまりそういうひとたちと練習してないということと
裏を返せば、女子の2部でしか通用しないショットしか自分にはなかったということ。

それでも去年の肉離れ常連だった身体よりは
断然動ける身体作りができてきた。

走り込めば、走り込むほど、応えてくれる身体。

来年の団体戦には出れないとしても
あたしの身体はこれから下降線を辿るだけなのだろうか。

それともまだ可能性はあるのだろうか。

あのエンドラインぎりぎりまでクリアを飛ばしてくる、
ちょっとでも浮こうものなら、いいラインにスマッシュしてくる、

そんなおばさんにあたしはなりたい。

今日の体重、61.6キロ。
目標の166センチ標準体重まで、あと0.98キロ。
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青羽

2010-04-09 00:46:49 | 羽遊人
今年10回目のバドミントン。
リハビリ水曜日。

ちょっと油断したら肉が離れそうな
恐る恐るふくらはぎ。

おじさんと基礎打ちしたあと
ゲームに入ろうかどうしようか迷っていたら

隣に座ってた黒い髪をした、かわいいかわいい高校生に

「ドライブ打ってくれませんか?」と。

びっくりしてアワアワ。

あたしの気持ちを暗喩したかのような
ネット上浮き浮きのドライブになること必至だったので

代わりにゲームをやることにした。
春だよ、春。
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素振

2010-03-25 05:56:46 | 羽遊人
今年8回目のバドミントン。
戻ってきた水曜日。

もうすぐ誕生日だから、と常套句に買ったもののひとつ、

大リーグボール養成ギブスばりの、
バドミントン専用素振りマシーン。

のおかげで、もう帰国してからはじめて
想定するエンドまでクリアが飛んだ。

6600円。

体中どこも痛くなくて
思いっきりプレーできてたことがどんなに幸せだったか実感。

ここから、ここから。
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光後

2010-02-22 00:38:51 | 羽遊人
大学時代にそこそこ頭のいい大学が4つ集まってバドミントンするという
四校戦というのがあって

大学を卒業してから11年経つ今年、
その他の三校とはほとんど絡みもなかったくせに

しかもあたしが一女のときに三女だった先輩が
一女だったときの四女の先輩が幹事でやる四校戦OB会に出てみる、

気の迷い。

おずおずして体育館に入ると

大学一年のときの春合宿に遊びに来てた先輩に
何の気なしに使ったタメ語、

いやあれはたしか彼女に向けて発したものじゃなかったのだけど

「タメ語」と厳しく注意した先輩が来てて
早速フラッシュバック。

大学生のときにもインパクトあったけれど
今は1.5倍くらいの体積のインパクトでそこに存在してたので

作り笑いをして
尊敬語と謙譲語を巧みに使い分けて挨拶をした。

あたしが落ちた大学の、
いつも四校戦では勝てなかった子が来てて

彼女はもうバドミントンをしてなかったので
優越感を感じつつ、話しかけたら

彼女はあたしの大学に落ちてたらしく
もし同じ大学に受かってたら

今もいい友達になれてたかもしれないなと感慨深く。

知らないひとばかりだからと欠席連絡してた飲み会も
ノリと勢いで。

大学時代の打ち上げでは
頼んでいいのはビールか発泡酒だけで

サワーとか禁止になってた恐怖と

何かひと言でも発すれば
すぐに「一気」のカウントがやってくるトラウマで

カシスグレープフルーツを頼むのにも勇気が要った。

自意識で凝り固まって無駄にした4年間は
今では取り返しのつかないもので

雑踏の中で居場所がないと泣き叫んだ、あの日だって
もう帰ってこないもので。

今は仲良く酒を酌み交わしてる、3学年上の先輩と5学年上の先輩だって
大学時代には1打と恋愛と自意識と酒とゲロ、

に泣いたり笑ったりしたんだろうと思ったら
親近感がわいた。
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春羽

2010-02-18 23:09:35 | 羽遊人
今年4回目のバドミントン。
勢いついてきた水曜日。

先週いっしょにゲームをして酸勝した、
33歳初心者男性にまた会えるのが楽しみでウキウキ。

彼は基礎打ちを誰に声かけていいのかわからない感じで佇んでいたので
今週もいっしょに軽め基礎打ちをしようかと思ったのだけれど

なんだかひとりウキウキしてるのを悟られたくなくて

すでにコートに入ってサーブ練習してた、
広島出身のイケメンと基礎打ちしてしまった。

練習の参加人数は13人で
ダブルスが3個入るとちょうどひとり余ってしまう日で

初心者ゆえに誰からも相手にされない彼は
コート脇でぽつねん。

ゲーム中にそのぽつねんを背中で感じて

このゲームが終わったら
彼を誘ってゲームをしなくちゃと焦燥感。

なんなんだ、33歳初心者男性。
なんでこんなに構いたくなるんだろう。

よくよく見ると軽く気持ち悪いし
左手の人差し指に大きい石がついた似合わない指輪をはめてるし

ラケットバッグは三角形でピンク色してるし。

そんなこんなで怪我ばかりで辛かった冬が終わりかけて
春の始まりに向かって練習モチベーション。
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酸勝

2010-02-10 23:15:10 | 羽遊人
今年3回目のバドミントン。
毎週自分で自分に言い訳をして行ってなかった水曜日。

あたしが体育館に到着したときには
まだ全然ひとが来てなくて

シャトルさえも来てなくて

今日このサークルに4回目の参加だという33歳初心者男性に
にこにこしながら自己紹介されたので

仕方なく基礎打ちしてみたけれど
運動神経がめちゃくちゃいいみたいで

よく当たるので
おばちゃん相手に

33歳と組んでゲームもしてみる。

1セット目は負けたけれど
リベンジでお願いした2セット目を辛勝し

お願いされたファイナルも勝った。

というか今年3回目のバドミントンにして
はじめて勝ったゲーム。

最初は飛ばなかったクリアも
途中からいい感じで飛んできて

調子に乗って高校生男子とミックス。
これも快勝。

エ(ア)ロ→体重の減少→フットワークが
いい感じで回ってきたか・・・

今年はもう二度とケガして
ふりだしに戻る、になりませんように。

ところで前述の33歳は得たいが知れなくて
おもしろそうだ。

というか何より動けるバドミントンは楽しい。
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