こんな夜にはこんな映画「プール」

「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」を

見たかったのだけれど
時間が合わなかったので

乙訓氏が見に行ったという、「プール」を見てみる。
「めがね」と同じ監督というから。

映画は圧倒的な何も無さだった。

誰もひと言も発してない場面でも

景色がきれいとか
一瞬一瞬がもの申してる映画はたくさんあるのだけれど

冒頭のシーンひとつひとつにほんとに何もなくて
久々に映画館で熟睡できた。

安眠。

と思ったら、やはり監督は違うひとだった。

小林聡美ともたいまさこと加瀬亮と
きれいなセットとおいしそうなごはんを素材にしたからって

ほんとに心に通じる映画は簡単にはできない。

あ、でもほとんど寝てたから
心に通じない映画だったかどうかは不明。

脱力

四面楚歌昇進試験が終わって

すごく脱力して
自分なりにがんばったから

今日は好きなものを好きなだけ食べて
好きなことを好きなだけしようと自分に許可した。

今回一番評価が高かったらしいレポートのことは
霹靂の晴天というか

ものすごく嬉しかったので
ものすごく嬉しい気持ちに充ち満ちてもいいはずなのに

心を覆ってるのは霹靂の海。

なぜだろうと考えたら
奥から控えめに答えが顔を出した。

押し入れに突っ込んどいた気持ちが。

森田氏が今日から沖縄に出向になった。
次に来る春まで。

10月の中旬から約１月、

毎日隣の席で憎まれ口を叩きながら
構築したり、検証したり、壁にぶつかったりしてたわけで

人間としても
エンジニアとしても尊敬していたし

彼から学ぶことはたくさんたくさんあったので

今日の午後から空席になった隣は
あまりにも物足りなくて寂しくて

あたしは森田氏のことが好きなんだと思った。

思わせぶりなことを言われたけれど
聞こえなかったふりをしたし

思わせぶりなことは言わなかったのは
もっと知りたいと思わなかったから。

もう知りたくないというのは
もっと知りたいの裏返しだ。

だから彼がいなくなってせいせいする。

もう少しそばにいたら
取り返しのつかないことになってただろう。

あたしは青い眼をした、かわいいかわいいカレシと生きてきたいわけで
こんなところでひっかかりたくはないのだ。

チョコレートを買おうと思っても
食欲がわかず

オンラインゲームをしても
気持ちが晴れず

じゃああたしは何をしたら
今夜リラックスできるのだろうと思ったら

やりたいと思ったのは

「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」の過去ログ読み漁りと

最後に残された書くことだった。

四面

そんなこんなで八卦の役員プレゼンは今日だった。

一次試験をなんとか突破したらしい、
突っ込みどころ満載のパワポの資料は

役員プレゼンの前になんとか修正せねばと意気込んだ、
先週末の３連休。

親が買った家のPCにはパワポが入ってないので
３連休毎日３時間ずつネカフェに籠もって誰かの陰毛を食む心づもりだった初日、

バドミントンで脹ら脛の肉離れになり
家のトイレにも這っていく始末。

ネカフェなんかいけるはずもなく

満身創痍で

青い眼をした、かわいいかわいいカレシから$200で買った、
Professionalが入ってる英語OSのPCを押し入れから15分かかって

なんとか探しだし万歳したところで、
彼のPCの電源ケーブルのコンセントはNZ仕様だったことを思い出し絶望。

ネットで検索して
やっとOpenOfficeなる無料ツール発見。

３連休にこぞって入れてた予定は全部キャンセルで
家に閉じこもって完成した資料を持ってプレゼンに望んだ今日。

技術力では秀でれないので
なんとか自分の色を出そうと

４人の日本語が母国語である役員の前で
プレゼンの主旨に則って英語でプレゼンするという

自ら首をぐるぐる巻きにするという暴挙も

プレゼンが終わって
ずごくほっとして

「Do you have any question？」と聞いたら

さっくり日本語で質問してきた社長に見事に打ち砕かれたわけで。

しかも「どんな形で会社に貢献したいか」という問いに

「縁の下の力持ち的な」と答えたら

社長が

「マネージャーという立場じゃないの？」というから

「はぁ、そうです」みたいな今年一番阿呆な回答をあたしはお漏らしした。

でもリーダーとかマネージャーとかって
それだけの経験を持ち得たときに

自然に口に出てくる言葉であって

今のあたしはいくらでも口に出すだけならできるけれど
それは絵にも描けない餅のよな気がして

もっと言うと踏み絵みたいなイメージだった。

かと言って、その踏み絵を踏んでも
何も犠牲になるものはないのだけれど。

なんとか役員会議室を出て
人事のひとと話したら

なんとなんとあたしの尻火レポートは今回一番評価が高かったらしい。

なんとなんと。

それでも１次試験では補欠合格らしいので
どれだけ技術の筆記試験が惨敗だったのだろう。

あたしは評価が高かったらしいパワポをすごく苦労して修正して
実はすごく余計なことをしたんじゃないかと思ったわけで。

そんなわけであたしの昇進（試験）は終わった。
まだ精神的に昇進には早いと結論付けられてもおかしくない。

というか１次試験はあと２～３回受けるモチベーションだったけれど

今回従業員という視点から背伸びして
会社側の目線にすごく立とうとして学んだことはたくさんあったけれど

またこの試験を受けるパワーがあるかというと
燃え尽きた感じ。

こんな夜にはこんな漫画「社長 島耕作(４)」

あたしはカツマーではまったくないのだけれど

勝間和代がテレビで90点つけていた、
弘兼憲史の「社長　島耕作(４)」が気になったので読んでみる。

勝間和代がほめていたのは

これを読んでる間はサラリーマンが皆、社長になった気になれる点、
ロシアや中国の現状に明るくなれるという点。

ロシアや中国に進出しようとしてる会社は
ビジネスの入り口として参考にできるとまで。

生まれてはじめて読んだ島耕作は
所詮おっさんの漫画であって

ロシアや中国の状況が書かれていたけれど説明口調で
漫画としてはぜんぜんおもしろくないわ。

回復

リハビリ中。

バドミントンも
エ(ア)ロも

ネットワークスキルも
理想体重も

ブログも。

いや、リハビリというより
実は老いゆく準備に突入なのか。

雲丹

こんな夢を見た。

成人してから数年経って
街角で久々に再会したら

山崎邦正のように
あんこのあとのお茶みたいな芸人になりたいという夢を抱え

うちの近くの公園を何周もして42.195キロ完走できたら
会社を辞めようと決意し

しかし完遂できず

結局なれなかったという中学の同級生とNZのバスの中で会った。

彼は雲丹と生クリームの絶妙な調合具合を極めようとしてた。

最近、特に仲良かったわけではないけれど
中学の同級生が亡くなったという話を聞いた。

何の前触れもなく
彼の夢を見たのは虫の知らせでないといいのだけれど。

八卦

尻火で出した昇進試験のレポートと
レポート提出日の次の日に受けた筆記試験の結果

なんだか１次は受かったらしい。

１次試験はあと２～３回受けるモチベーションだったので
拍子抜け。

２次試験の役員プレゼンは来週。

蛇の生殺し。
受かるも試験、受からないのも試験。

欠航

函館空港に向かうタクシーの中で運ちゃんが

「この強風じゃ、飛行機飛ばないかもね
　もしアレだったら、空港の前でメーター止めて待っててあげるよ」と脅す。

いやいや、そう簡単に飛行機は飛ぶのをやめないでしょと思ってたら
ほんとに欠航になった。

あたしが乗るはずだった羽田発の飛行機は函館の天候が回復するまで
上空でしばらく旋回してたらしい。

結局断念して、新千歳空港に向かった。

明日会社で大事な用事があったのに
振り替え便は羽田に午後着で間に合わない。

誰のせいではないとはいえ、ため息。

「沈まぬ太陽」のことを思い出して

たとえば強風の中、無理に離陸して死ぬよりは
月曜日の遅刻を選ぶと考えた。

生きてることを考えれば
振り替え便発行のカウンターの訓練生がとんちんかんなことを言っても

笑って流せる。

青い眼をした、かわいいかわいいカレシと
家の近くのスーパーで待ち合わせて

ちょっといい宮城牛の半額ものを買って
一昨日から３順目のキムチ鍋。

解消

何度聞いても名前が覚えられないBlack Eyed Peasの「THE E.N.D.」の
「Party All the Night」の最後の部分を

青い眼をした、かわいいかわいいカレシに聴いてもらった。
「I'm so tits.」と聞こえてたところ。

ネットで歌詞は検索してみたけれど
この部分は台詞みたいになってるので歌詞には載せられてなかったから。

「あぁ、これはtitsじゃなくて、tenseだよ。
　たしかにtitsて聞こえるよね」とカレシ。

！！！

あたしにはティッツとテッツの間くらいで聞こえるけど
Nの音はまったく聞こえない。

「I'm so tense.」となると

踊りすぎて、身体がこちこちみたいなイメージで
意味が通じるかも。

英語の歌なんて
雰囲気とノリが楽しめればそれでいいのだけれど

何度も聴いて、ふとした瞬間に
呪文が言語になって聞こえたとき

英語の歌の２回目のお楽しみがはじまる。

面倒

いやでも本当は面倒くさいのは
素晴らしいことだと思う。

面倒くさくないほうが生き易いけれど
面倒くさくあることは生きる上でのこだわりの表れであって

面倒くさくなくなったら
もうお仕舞いだと思う。