旅する小林亜星

小林亜星情報満載

観覧車

2006-08-30 01:49:14 | 流れ星
こんな夜にはこんな映画「やわらかい生活」
いっしょに見に行けなかったハンカチ男と
蒲田ツアーをする日曜15時。

恥ずかしくて遊べなかったタイヤ公園

蚊にさされまくり緑の象

確かアパートの2軒隣だったはず、福の湯

一周3分半東急プラザ観覧車

安っ、大衆酒場鳥万

蒲田MAP片手にちゃんとした地図と見比べて右往左往。
下町育ちのあたしには居心地のいい街並み。
迷うのもまた一興。

いつしか手をそっとつなぐ夕暮れ。

一周3分半の観覧車を見ながら
背中によっかかった彼の背中。

隣にいるひとが好き

エッチもするし、デートもする

彼女になりたい?

こんなひとと家庭を築いたらきっと幸せだ

だけど激しく恋してまたいつか飽きるんだろか

このまま名もない関係で充分?

隣にいるひとが好き

あたしの思考回路も観覧車のよに
ゆっくりゆっくり堂々巡り。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんな夜にはこんな芸術「伊藤真乗の目と手」展

2006-08-30 01:18:12 | こんな夜にはこんな芸術
電車の中で見かけたつり革広告、
「伊藤真乗の目と手」展をいっしょに見るなら
誰とがいいだろうと想像して
こんな夜にはこんな芸術「アフリカ・リミックス展」を共にした男友達を誘う。

金曜しか約束を入れたがらない彼が
火曜のリスケを受け入れてくれたのが嬉しかった。
ひととひととの和を大切にすることにしたそうだ。

新橋駅の大黒屋で待ち合わせして東美アートフォーラムに向かう道すがら
「アイス食べながら行こうか」という意表をついた提案には
いつものことながら感服。

会場について40分後に待ち合わせして解散。

4階の仏像郡には全く魅かれなかった。
無駄に大きい仏像、ちゃちくて迫ってくるものがなかった。

3階の再現された書斎に鳴り響く鑿の音だけ
ひたすら心に響いた。

彼の年表を見ながら
戦争には縁がなかったんだなとか
息子の死に何度も直面してるんだなとか
彼の人間ぽいところを感じた。

この長い人生の中、
奥さんを裏切った日や
性欲に溺れた日や
自暴自棄になった日もあったのだろかと想像した。

お決まりのよにポストカードセットを購入。
原色使いのポップな感じが展示より印象的。
誰がデザインしたんだろうと憶測。

反省会は彼が選んだ日比谷の「味噌汁家」。
30種類の味噌汁と落ち着いた一品一品。

30歳になった彼とこうして
月に1回感性と味覚を磨く贅沢、
この上なし。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

no more time, no more chance

2006-08-29 02:07:15 | 比律賓
hi5というSNSで知り合った在日フィリピン人。

横浜でPDS、パイプのデザイン?をしてるという25歳。
アルニスプレイヤー。

世界各国で仕事をしてるらしく
今月いっぱいで一時帰国して次はサウジアラビアに行くらしい。

鎌倉に行きたいというので
充分なコミュニケーションもとれないまま待ち合わせ。

待ち合わせはJR鎌倉駅で、というと
どう行ったらいいかわからないという始末。
インターネットあるんだから
そのくらい自分で調べなさいと思いつつ
彼の家から地下鉄で5駅目の桜木町の改札内で土曜の午後に待ち合わせ。

彼、Vincentは曇りなのにサングラスをしてて
やはり鼻から鼻毛が出ていた。

コミュニケーションは往路でとればいいやと思い
じゃぁ、行こかとホームに行こうとすると
彼は前から決まってたことのように驚きもせず
財布を忘れたから家に取りに行っていいかと言う。

財布なしでその切符どうやって買ったの?という疑問もそのままに
いいよと言うと
「いっしょにうちにくる?」と彼。

ははん、そいうことかと思い
充分なコミュニケーションも取れてないのに
そんな下心に早々に応じられるかと
その申し出は断って駅で待つことにした。

カフェで本を読みながら待っていると
しばらくして彼からメールがきた。

「今、叔母から電話があって
 昨日彼女と話したときは明日の日曜日に広島の彼女の家に行くと言ってたのに
 広島に行くのは今日になったといわれたよ。
 どうしたらいい?」
という内容だった。

あまりにでき過ぎた成り行きに
呆れて物も言えず
「楽しんできてね」と返信した。

桜木町くんだりまであたしを呼び出した彼の目的はいかに???

家に呼んでヤりたかったけど
拒まれたからポイ捨て?

できることなら種明かしは本人に聞いてみたい。
男の気持ちを理解するのは難しい。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

身の程

2006-08-29 00:14:55 | ハイファイ・ローファイ
ひょんなことから
CiscoのTACを受けることになった。

求められる必須条件でクリアしてるのは
TOEIC600点だけ。

なぜ斡旋会社があたしにその案件をまわしてくれたのか
見当もつかない。

せっかくなので書類審査だけでも。
年収は600万以上。

身の程知らずとはまさにこのこと。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

所有

2006-08-29 00:10:37 | 恋のうた
バローメータのハンカチ男と3度目のセックスをした。

挿入されたまま左の首筋をチロチロと舐められたとき
もうひとつの陰核がそこにできたよな感覚に襲われた。
あまりの快感に自我は離脱した。

身体は誰とでも合うものだと勘違いしてたことに気づいた。
身体が合うというのはこいう感覚を言うのかもしれない。

精神的にも肉体的にも彼を絶対的に欲している。
今までのセックスはセックスではなかった。
自然に涙が発生した。

彼と出会って
彼とそんなセックスを成し遂げた自分の幸せを実感した。

着替えて帰ろうとしたとき
首筋に3つの大きなキスマーク発見。

自我が不在だった間
彼がどの過程でキスマークをつけたのかわからない。

キスマークは
犬が電信柱につける小便による縄張り意識と同じかもしれないと思った。

幻想から現実に戻ったとき
首についてるキスマークを見るたびに
あの優しくて激しいセックスを思い出させる。

キスマークがほかの犬に
この電柱は自分のものだと主張する。

彼が意図なしにつけたキスマークに所有されるのも
悪くないと思った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんな夜にはこんな映画「エミリー・ローズ」

2006-08-28 23:54:09 | こんな夜にはこんな映画
劇場公開を見に行こうと約束してたが
とうとう行けなかったW子と
出たばかりの「エミリー・ローズ」のDVDをどこで
見ようか考えた。

土曜日のバドミントンの練習のあと
部屋とDVDプレイヤーと緩やかな夜を提供してほしいひと・・・
Tっきーを思いついた。

Tっきーに「エミリー・ローズ」いっしょに見ない?と聞くと
「エミリー・ローズてかわいいの?」という的外れな答えが返ってきた。

「すっごいかわいいよ」と返信した。

Tっきーの部屋は予想通りおしゃれだった。
照明の暗さと知識が詰まった本棚が気に入った。

あまり話したことのないTっきーと一夜を共にしてみたかった。
Tっきーが一打一打繰り出すショットに
W子とあたしは食らいついた。

まだまだ隠し持ってるプレースタイルを
彼の口から聞きたいと思った。

「エミリー・ローズ」はホラーとして十分恐いだけでなく
キリスト教徒としての彼女の生き方に焦点が当たっていて
彼女には医療行為が必要だったのか
悪魔祓いが必要だったのかを立証する過程が説得力があり興味深かった。

午前1時ごろ見始めて
眠気を吹き飛ばすために2時半ごろ中断して

「じゃぁ、3時になったら再開しようか」という提案が
自分の口から出たのは偶然ではないと思う。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誤レンジャー

2006-08-23 23:08:04 | 馬来西亞
運用してるウェブサーバのログがローテーションされずに
ひたすら貯蔵されていくため
シェルスクリプトを書こうという話になった。

実行するとHello!と表示される程度のスクリプトを作ったという経験だけで
「あたしにやらせて?」
というと海の向こうのマレーシアンは同意してくれた。

内容的には
ウェブサーバが動いていれば停止し
既存のログファイルを日付入りファイルにリネームし
新しいログファイルを作成し適切な権限を与え
ウェブサーバを起動するという単純なもの・・・

と軽く考えていたが
いざ一から書こうとしてみたが
一行目のfor構文で躓く始末。

海の向こうのマレーシアンに泣きつくと
のび太をあやすドラえもんのよに
http://www.sun.com/bigadmin/という
スクリプト集を教えてくれた。

最初から教えてくれよと心の中でつぶやく。

似たよな作りのスクリプトを発見したので
ちょいちょいいじって何とか書けそう。

いやはや最初にこれ考えたひとって尊敬。

こんなに面倒臭い思いをするなら
毎月手動でログファイルをリネームするよと思ってしまう。

努力する場所は考えもの。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バロメータ

2006-08-22 01:37:42 | 恋のうた
18のハンカチ男ともう一度セックスした。

どうやら
ハンカチ男に恋してしまったみたいだ。

ブレーキが効かなくなった坂道を下降する車のよに
どんどん落ちていく自分の恋するスピードに戸惑うばかり。

恋してはいけないと自制すればするほど
ハンカチ男のことが頭から離れない。

そのひと以外とセックスできなくなったら
それはそのひとに心を奪われた証。
恋するバロメータ。

ヤイコが聴きたい苦い夜。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2006-08-22 01:23:47 | ハイファイ・ローファイ
金曜夜10時、東京。
夜9時、クアラルンプール。
朝8時、テキサス。

3つの時間が交差する神戸のサーバ。
電話会議とネットミーティングで同時検証。
テキサスのデスクトップを共有。

Unixの知識もいまいちで
アジア英語に慣れすぎたあたしに
ネイティヴの英語は聞き取れず。

マレーシアンとアメリカンは
エンジニア風ジョークで盛り上がってる。

・・・壁を感じる。

アメリカンが呼吸するたびに鼻息が聞こえる。
デブとみた。

結局アメリカンの準備不足で検証はできず、午前1時。
次週にリスケ。

英語力もUnix力も間に合わないので
せめて説明されてわからなかったら
何度も聞く度胸で望もう。

わかったふりをしない度胸が一番必要。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

必然

2006-08-18 13:52:27 | 青春生き残りゲーム
職場のひとと飲みにいったとき
学生時代にシアトルに3年留学してたひとに出会った。

よくよく話してみると
あたしがシアトルで年越しした1996年末に
彼女もそこにいたことがわかった。

その年、シアトルには何十年ぶりの大雪が降って
たった1週間ほどの滞在だったあたしには
交通機関が麻痺していたという記憶しか残っていない。

なんだか親近感を覚えたので別口で飲みに誘った。
女性を飲みに誘うのは久々だ。

錦糸町の夜景を見ながら
大雪の中を膝までびしょびしょになりながら
買出しに行ったスーパーマーケットに思いを馳せる。

ひとりっ子でB型という共通点で
余計親近感が増した。

あたしが職場の女性になんとなく馴染めず
お昼をひとりで食べるよになったことを話すと
彼女も同じことをかつて感じたことがわかった。

仕事に支障がない程度にうまく付き合い
お昼休みは気を使わずに過ごす。
同じよに感じるひとがいるのを知ってほっとする。

「出会いは必然だと思うの。」という彼女の言葉に肯く。

自分から誘っておいて
なかなか心を開けず
心を開きかかったころには後半戦残り15分だった。

10年前に同じ街にいたことは偶然で
今あたしが彼女に吸い寄せられたのは必然。

ひととひととの出会いは巧妙に仕組まれているとしか思えない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする