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旅する小林亜星

小林亜星情報満載

13~14

2008-05-30 23:06:01 | 青遊人
沖縄の社員旅行の2日目は
体験サーフィンに申し込んでみた。

サーフィンしてるひとはみな、
地球の力を感じることができると口を揃えて言うものだから。

ものの、当日はあまりにも穏やかな海で
サーフィンは中止になった。

水着完備で海に入る気満々だったので
もう後戻りもできず

久々にダイビングをすることにしてみた。

ブセナビーチにて。

1本目は体験ダイビングとともにレベルチェック、
2本目はインストラクターライセンスを持ってるひとと、アドバンスのひとと。

はじめてのアルミ。
ウェイトは6キロ。

いつもはぶくぶく沈んでしまうのに
アルミ+6キロでちょうどよかった。

そしてそしてまさかの透明度20メートル。

サーフィンができないだけあって
微動だにしない海。

美ら海水族館には行ったことがないけれど
まるで水族館の水槽の中で泳いでるのかと錯覚するほどの熱帯魚うようよ。

潜ってるだけで
ただただ水中を漂ってるだけで

ほかには何もいらなかった。

インストラクターは宮藤官九郎似の25歳。
上級者しか行けないという穴に連れてってくれた。

下は砂浜で下手にフィンを動かすと砂が舞い上がって視界が悪くなるので
あたしはフィンを動かすなと言われ、彼に首根っこをつかまれたまま。

その穴はこの世のものとは思えないほどの光景だった。

やっと身体が通るくらいの穴を通り抜けると
海面からの光が屈折して降り注いでいた。

あまりに美しい光景だった。
胃のあたりから感動の波が押しあがってきて泣きそうだった。

というか少し泣いた。

こんな場所が世界には存在していて
限られたひとしか、ダイバーでなければ見ることができない美しい場所。

今まで魚たちにはほとんど興味がなかったのに
その穴には圧倒された。

あたしはやはり地形派なのだろう。

お金がかかるし、手間がかかるし、とダイビングをするのを
もう辞めようかと思っていたところ

やはり海の中はやめられない。

だいぶおまけしてくれたみたい、14000円。
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11~12

2007-08-12 00:57:36 | 青遊人
今シーズンはとことん慣れるために
月2本ペース目標、青遊人。

青春18きっぷで伊豆急下田まで鈍行、片道4時間の旅。
午前5時起きの白雪姫。

会社のひとと
伊豆の中木にdive to blue。

熱海までこだました会社のひとの、
1秒2回の深い速い、鼻も連動した瞬きが気になって気になって若干不快。

迎えるインストラクターは24歳坊主。
見せパンが挑発的。

初心者だと言ったのに初心者扱いされず
こんなもんか、
もっと小まめにインストラクトしてくれ。

ボート2本。

緊張のためバックロールエントリ後の呼吸困難。
エアー吸ってるのに苦しい。
自分の動揺を自覚して余計動揺。

ウェイトを6→4→3→2と減らし続けてるのに
沈む沈む、なかなか手に入らない中性浮力。

うねりうねり。
初めてのうねり。

揺れる揺れる、持って行かれる身体。
揺れる揺れる、元の場所に戻ってくる身体。

余裕が出た2本目。

砂浜に潜ろうとするミミズをぐるぐる引っ張って引っ張って
インストラクターが披露。

披露されて用済みになった彼を観察すると
組織の一部が破壊されて再起不能。

あたしたちが彼らの生活にお邪魔させてもらってるのに
無闇な殺生/殺傷はやめてくれ。

宮崎より北なのに
ちゃんと奥の伊豆まで行けば
宮崎と同じほどの透明度。

海の中はなんて美しいの。
水面を境にして別世界に滑り込む。

ダイバーとしてこの先やってく覚悟はできたのか、
いや、それが実はまだで。

フル器材レンタル5000円込みで
22000円。
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9~10

2007-07-03 22:42:43 | 青遊人
ある目的のために宮崎に行くことに決めてから
宮崎には海があることを知った。

のでついでに潜ることにした。

初心者だと口を酸っぱくして言ったけれど
初心者でも行けるという南郷の2ボート。

宮崎市から車で1時間半。
インストラクターは千葉県出身の30歳イケメン。
造園を勉強するために宮崎の大学に入って
宮崎が好きで好きで
そのまま宮崎でダイバー。

梅雨真っ最中の宮崎は
晴れ女力が強すぎたせいか、かんかん照り。

ウェットスーツを着た直後から瀧汗。

初めてのボートは最高。
潮の風を受けながらポイントへ。
ひゃっほーい。

海の表面は甲板に立ってられないくらいの波なのに
海の中は不思議なほど静的。

バックロールエントリは恐怖心を乗り越えれば簡単。
世界がひっくり返るエキサイティング。

南の島ほどの透明度を期待していたけれど
まさかの7メートルほど。
もともとそんなにきれいでないものらしい。

30センチほどの至近距離で休憩してくれた間抜けなアオウミガメと
相変わらず態度がでかい触りたくなるハナミノカサゴには興奮したけれど

海の中の生物にはあまり興味が湧かないのだと再確認。

下から眺める人魚姫的海の上の世界や
太陽が出たり、曇ったりするのがリアルに反映する海の中の明暗や
重力から開放された一瞬の人間であることを忘れる錯覚がいいのだと再確認。

ウェイトが合ってなかったせいか
沈み気味で呼吸回数が多くなってしまい
30分で残圧50barをきってしまって軽く動揺。
次回は2~3キロ。

病み付きになりそなボートダイビング。
23100円。
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7~8

2007-06-02 18:10:06 | 青遊人
ダイビングの師匠が
OWのライセンスを取得したという江之浦にて
師匠の師匠とライセンス取得後初のファンダイビング。

水温18℃とひとりウェットスーツでもなんとか。

それにしてもの透明度3メートル。
初心者ポイントにしても屋久島のあとに潜るには目がしんどい。

アオリイカの夫婦と
ファーのよな卵たちには
息するのを忘れるほど。

イカというものは前にも後ろにも進めることを大発見。

身体を包む潮の香りが好き。
21000円。
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dive to colleague

2007-04-08 23:15:10 | 青遊人
冷静と錦糸町のあいだの39歳独身男が
去年セブ島でダイビングのライセンスを取った。

彼は顔が広いので
社内にいるダイバーを紹介してもらうべく
飲み会開催指令を出したところ早速2人集めてくれた。

仕事できる宴会部長。

37歳独身男と39歳独身男。
ダイバー歴2年と10年。

国内も海外も相当数潜りつくしてる彼らのダイビング話はおもしろいけれど
気がつくと仕事関係の話にも花が咲く。
顔しか知らなかったあのひとやこのひとのあんな話、こんな話。

自称軟弱ダイバーズはウェットでしか潜らないので
潜るベストシーズンは9月から。

ライセンス取ったばかりだけれど付き合ってくれそう。

社内にゴロゴロしてる30代後半の独身男たち。
お金もたくさん持っていて遊び方を知ってるけれど
そんなに粋ではない感じ。

人並みに結婚したいけれど
簡単には自由も捨てられない感じ。

仕事で絡むわけではないが絡まないわけでもないので
社内でこいうつながりが生まれるのは得であっても損にはなりえない。

ダイビングのおかげで社内でのつながりができ
その関係がダイビングに広がりをもたらす相乗効果。

海の青に一歩近づく。
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