「はあちゅうのおひとりさま結婚論」を読んでいて、なんだか彼女がかわいそうになってしまった。見てくれもよくて、仕事ができて、たくさん稼いでて、人生楽しいのだろうけれど、あまりにも想像力がなさ過ぎて、そりゃ結婚したことないのだから、こちら側のことはわからないだろうけれど、それなら一層
わからないならば、こんな記事を世に出さねばよかったのにと。だからあたしは山本一郎氏の「結婚のデメリットをはあちゅう女史は語り、私はデメリットを愛して生きる」を愛して、でもメリットも謳歌して生きる。メリットはこのひとと一生いっしょに居たいなあと思いながら隣で眠りにつけることであり、
デメリットはダーリンが仕事行くとき、もしかしたら交通事故遭って、これが今生の別れになるかもしれないと毎朝杞憂と闘うこと。大切なひとができるということは、心配性なあたしにとって失いたくないひとが増えるという杞憂も増えること。もうひとつの家族の政治的思惑に錯乱されるのもデメリット。
でもきっとあたしがいやいやこんなメリットもデメリットもあるよって思ったところで、すでに彼女のあの記事の目論見は果たされているのだろうから、それはそれでいいのだ。結婚してもしなくてもメリットとデメリットは否応なしに存在するわけで。「結婚したら負けかな」と思っているのがどうでもいい。