旅する小林亜星

小林亜星情報満載

向井

2010-10-25 22:45:31 | 青春生き残りゲーム
オフィスの社窓から。

「アキ男。さんて誰かに似てると思ったら・・・」と、同僚の男のひと。

ゴクリ。

「向井理。」

数ヶ月前には「相葉雅紀」と言われたし
最近男前路線なのかも。

というか似てるのは髪型だけのような。
嬉しいような、女子力足りてないような。

人妻になるまであと2ヶ月と2日。
ゴキブリのように伸ばす髪。
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こんな夜にはこんな読書「悪人(下)」

2010-10-19 02:29:20 | こんな夜にはこんな読書
吉田修一の「悪人(下)」を読み終わった午前2時17分、
脳内の血流が拍手喝采で眠れない。

これ、ただただすごい小説。

映画は映画でよかったけれど
小説に籠もってるいろんなひとの思いがどっと押し寄せてきて呼吸困難。

ここに至るまでの詳細すぎる、不必要なまでの人物設定は無駄に
あたしに感情移入させるためじゃなかったんだと発覚。

いっしょに映画を見た牛氏は
「何か、映画と違う新しい発見があったら教えて」と言ってたけど

新しい発見しかない。
でも教えてなんかあげない。

心にひっかかった言葉。

「起承転結の起と結しかないっていうか、承と転は自分勝手に考えるだけで、
 その考えたことを相手に告げもせん。
 自分の中では筋道が通っとるのかもしれんけど、相手には伝わらんですよ。」

清水祐一はあたしと同じB型だと思う。
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こんな夜にはこんな映画「悪人」

2010-10-18 00:48:55 | こんな夜にはこんな映画
牛氏と「悪人」マチネ。
映画の始まりはちょうど原作の上巻の終わりになってて。

どこかにいそうな、
でも架空の大切なひとを失いかけてるひとの人生を心配する。

自分の人生に置き換える。
何度もほっとする。

映画のオチに気付いてなくて
「あれ、なんでなの?」と聞いた牛氏が説明してくれたオチに

映画館の外で泣き崩れる。
苦しい。
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こんな夜にはこんな読書「悪人(上)」

2010-10-18 00:28:51 | こんな夜にはこんな読書
ノー残業デーの水曜日、
シンガポールに出張中のひとから
イントラのサイトにつながらないという連絡。

DNSのAレコードは問題ないというあたしに
SkypeでDNSを疑い続ける、先入観に縛られた向こうのひと。

だからちゃんと名前解決できてるんだってば。

結局時間切れで会社をあとにする。
久々に飲もうか飲めそうかとやりとりしてた牛氏もなかなかの曲者。

むしゃくしゃしてせっかくの早く帰れた水曜日に
小豆島の後遺症でジムにも行けず

くだらない同僚にむしゃくしゃするのは無意味だと思いつつ
むしゃくしゃして

映画でも見ようと思う。

そういえば「悪人」が頭に浮かんで
もう「悪人」がものすごく見たくなる。

見たくなーる。

行動開始が遅すぎて
日比谷に戻ることにする。

もうその時分には頭の中はすっかり「悪人」モードで
この映画を見れないというのは考えられない脳内で。

上映開始時間に辿り着いた映画館には
「『悪人』完売」の残酷な現実。

何もかもうまくいかない、心が軽い水曜日に
バスに40分乗って地元の本屋まで。

骨太な本が読みたくて前から気になってた、山崎豊子の「花のれん」を買おうとして
吉田修一の「悪人(上)」が眼に入る。

「花のれん」を元に戻して
「悪人(上)」を買った。

アダルトビデオを借りれないから諦めて
コンビニでエロ本を買ってきた思春期の高校生のごとく

読みしだく。

人物設定が呆れるほど詳細で
作者の意図通り、移入しなくていい人物に人目を憚らず感情挿入。

苦しくなって
あたしのリアルライフを暗い雲が浸食する。

結局彼女を殺したのはなぜかわからぬまま
牛氏と映画「悪人」を見るという究極の寸止め寸劇。

あたしの先週。
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第34回小豆島一周100km連続歩行ホステリング結果発表

2010-10-08 23:13:54 | 小豆島
今年こそ最後の開催と聞いて
6月から毎日チェックしてた香川県ユースホステル協会のページ。

申し込んだ29番目。
3年ぶりの小豆島。

6月から月間平均80キロ走り込みしてたし
エ(ア)ロもしてたし
なんとか行けるんじゃないかと思ってた100キロ。

甘かった。
そろそろなめてた。

今年に限って
餞贐の小豆島おじさんも
寛容な三ちゃんもいなくって

どうやってペースメーカーを見つけようかと不安になる。

40キロまでは順調だった。
走り込みしてただけあって太腿の痛みがぜんぜんない。

時速5.5キロで歩くひとについていったら
左足の脛が痛くなってきた60キロ。

晴れ女のあたしが空をにらみつけても
行き場をなくして、どうしようもなくこぼれ落ちる雨。

70キロ地点に辿り着いたころには全身ぬらりひょん。

絶対にリタイヤと言わないだろうと思ってた、
いっしょにバドミントンをしてるお節介なおばさんが

今回は娘婿といっしょに歩いていて
遅れだした彼を気遣い、

「ここでリタイヤしようと思う」とまさかの発言。

そこで一気に楽になったあたしは
「80キロまで歩きましょう
 それからのことは80キロになったら考えましょう」と言った。

雨はどんどん激しくなる。

回りにひとはいなくなり
しばらくひとりで歩く。

悲しくなってどうしようもなく涙がこぼれ落ちる。

身体の筋肉ができあがってたせいか、
いつもは全身疲労困憊な80キロ付近、

痛いのは左足の脛だけだった。

途中何度も挫折しそうになって
一度座り込んだらもう立ち上がれなくなるのではないかという恐怖で

身体を休めるのを諦める。
一歩一歩に焼け付くような痛みが脛を這う。

80キロでのリタイヤを決意した残り1.5キロ。

天に続いてるんじゃないかと思うほどの長い橘峠。
歩いても歩いても

九十九折りの向こうにまた上り坂。

5回の小豆島で一番身体ができあがってたけれど
一番つらかった今年。

そうやって自然に簡単にやられてしまう100キロは
そうそう簡単に完歩できるものじゃないと知って

苦行の行事にまた参加したいと思う、
ナニクソをくれた。

また来年。
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出鼻

2010-10-01 23:48:40 | 青春生き残りゲーム
朝8時ごろ、青い眼をした、かわいいかわいい婚約者が電話してきたので
あたしが寝ぼけ眼で電話に出ると

「10月にようこそ」と言った。

それはそれはうれしかった。

と思ったのも束の間、
今日は仕事でいろいろやらかした。

いろんなものがいっぺんにふりかかってきて
緊張を強いられる作業が続いた。

やらかしたけれど
ひとつ自分で解決したのでゼロ地点直後の成長の第一歩としよう。

生理だけれど、明日から小豆島。
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