330

最近あちらこちらでよく名前を聞くようになった、
変な名前の会社の元同期であり、
元カレ氏と連れエ(ア)ロ。

ひとりTIPNESSは心細いので起爆剤的。

4年ぶりくらいの再会。
あたしが新卒で入って3年で辞めた会社に今でもいる彼はすごいと思う。

連れだったエ(ア)ロはベーシックとミドル。
相変わらずミドルは途中でついていけなくなる。

頭ではわかっているのに。
強度もついていけるのに。

エリア会員らしい元カレ氏は民間のエ(ア)ロ事情に疎いあたしに
待ち時間にTIPNESS指南。

何度も通うと大体何週で内容が変わっているのかわかるとか、
3週目から挑戦すると痛い目に遭うとか、

エ(ア)ロはしごするときは場所とりしてから着替えるとか。

4年ぶりくらいに再会したのだけれど
やはりエ(ア)ロが楽しくて楽しくて、元カレ氏の終電時間ギリギリまでエ(ア)ロしてバイバイした。

淡白。
そして最高に気持ちいい、匂い立つ汗。

エ(ア)ロしてるときはみな孤独なのだけれど
やはり誰かといっしょにジムに行くと心強い。

次回はステップに参入したい。
というか4年ぶりの話もしたい。

327

なんだかんだで2ヶ月近く会えなかった、
あたしの恋心をくすぐる中性エ(ア)ロインストラクターの久々の日曜日。

よかった、生きてた。

15分前に場所取りしたほどの熱心さで
前から2列目だったけど

パワーアップしてた、彼女のやりにくいステップを思い切り間違えたら
マイクが入ってるのに

「久しぶりですもんねー」と彼女に笑われた。

笑われた恥ずかしさより
あたしが久々なことを把握してくれてることが喜びで。

こんなところでいくら彼女への気持ちを綴っても
それが彼女のところに、こころに届くことはありえなくて。

狙ったわけでもないのに
あたしの好きな数字の327時間目のエ(ア)ロが彼女のクラスってことに

また気持ちが蝕まれる。

306

4週も参加できなかった、
あたしの恋心をくすぐる中性エ(ア)ロインストラクターの久々の日曜日。

あいたくてあいたくてー。

いつも難解で予測のつかないステップを用意してくる、
愛すべき彼女のクラスに今月初登場が3週目では厳しいかも、と思いつつ。

アリーナ2列目。
目が合った。

集中したら、ついていけた。

前回あたしのためにかけてくれた、
「the platinum 3」というCDの「3」という曲はもうウォーミングアップでは使ってなかったけれど

激しく舞ったあとの最後の最後で
何気にかかってたのは違うremixの「3」で

なんだか勘違いでもなんでもいいけれど
心の中だけでにやにやした。

今年目標にしてた、300時間のエ(ア)ロは達成したし
エ(ア)ロ納めがあたしの恋心をくすぐる中性エ(ア)ロインストラクターのクラスで最高。

帰りに、シフトから上がったところの彼女に遭遇。
似合ってたパタゴニアの青いダウン。

300

11月は毎日ブログを書こうと張り切っていたのに
まさかの父が家族供用のPCをウィルス感染。

マカフィーは最新になってたのに
それでも感染するのだから仕方がないが

どんなサイトを見ていて感染したのか、深くは追究しないことにした。

というわけで記念すべき300時間目のエ(ア)ロは
あたしの恋心をくすぐる中性エ(ア)ロインストラクターの久々の日曜日。

彼女が使ってるCDで、
最近ずっと好きだった曲を教えてもらったら、

「the platinum 3」というCDの「3」という曲だった。

彼女はその前の曲の「Celebration」という曲が好きで
「3」という曲はいつもウォーミングアップの途中で終わってしまう、と言ったら

今度は全部かけてあげるよと言ってくれたのが
その日曜日だった。

その曲がかかった途端

彼女にとってはどうでもいいそんなことが
あたしには二人だけの秘密のようで、くすぐったかった。

ところでその「3」という曲の原曲は
ブリトニー・スピアーズが歌っていて

よくよく歌詞を読んでみると3P啓蒙の内容だった。

青い眼をした、かわいいかわいい婚約者が

「君の恋心をくすぐる中性エ(ア)ロインストラクターとセックスすることがあったら
　僕も混ぜてね」

なんていうから、想像して恥ずかしくなった。

あと何回彼女のクラスに出れるのだろう。
出れば出るほど妄想が膨らんで息ができなくなる。

青い眼をした、かわいいかわいい婚約者に背を向けて
レズビアンとして生きてく自分も想像してみる、ないものねだり。

人妻までのディスタンス、24日。

歯白

トレッドミルの上をひたすら喘ぐ要領で走りながら

日焼けしてもなお色気がある、
あたしの恋心をくすぐる中性エ(ア)ロインストラクターの

左手の時計をしてた日焼けあとに
彼女のいろいろな思い出を詮索する。

「焼けましたねぇ」と言うと

「そうそう、歯だけ白くって」と歯を見せて笑う彼女。

６月、７月と達成できなかった月間100キロ走覇まであと26キロ。

隣のトレッドミルで走る同い年くらいの女のひとと
なんだか競ってるみたいでおかしくなる。

藤枝

箱根まで辿り着いたあたしに、
あたしの恋心をくすぐる中性エ(ア)ロインストラクターがやってきて

今度は藤枝までの196.4キロの引導を渡した。

トレッドミルはガラスの壁に面していて
彼女がジムの中をテキパキと歩き回る姿がガラスに映るたび

その姿を見つからないように盗み見る。

またあの笑顔で褒めてほしいから
一目散に藤枝を目指す。

箱根

というわけで、東海道五十三次の97.2キロを
18日間で完走した。

今、あたしは箱根にいる。

278

278時間目のエ(ア)ロは
あたしの恋心をくすぐる中性エ(ア)ロインストラクターの久々の日曜日。

最近モチベーション下がって３週も寝坊して参加してなかったせいで
今日は心拍数が上がりすぎてあわやの吐き気。

モチベーションが下がったのは踵の痛みが２年ぶりに再発したこと。

バドミントンとダイエットのために走り始めて半年。
急に運動量を上げて、身体を壊すのだけは嫌だったので

相当慎重にスローランニングからはじめて
徐々に距離もスピードも上げてきた。

走れば走るほど身体が応えてくれるのが嬉しくて嬉しくて
11月の10キロマラソンに2004年以来の参加を目下の恋人にしてる。

走ったあとだって念入りにストレッチしてたというのに。

とりあえず走り過ぎた身体の悲鳴だと捉えて
走る量を半分に減らした。

６月は90キロ走ったのに
７月は目標の100キロに大幅に届かない65キロ。

走ることが大嫌いなあたしが走ることにはまりだしたというのに
この始末。

あたしの身体は運動には向いてないのだろうか。

と思ったところ、昨日めがねがかわいいインストラクターに
たまたま話のついでに「踵が痛くて」と言うと

「シューズ何履いてます？」と聞かれたので
かまきりみたいなバドミントンシューズを見せた。

バドミントンシューズは堅いんですよーと即つっこみ。

「えーだってバドミントンだって飛んだりはねたりしますよね」と反論すると

「ぜっんぜん違いますってば」とぴしゃり。

ランニングシューズは着地したときの衝撃を軽減してくれるようにできてるとか
できてないとか。

というわけで早速ランニングシューズを購入。
しかもジム用で、初心者用のソールの厚めのやつ。

今はそんなにすごいシューズがあるのだとはじめて知った。

けれどもそんなシューズなんかないのに
東海道五十三次を走って行き来してた江戸時代のひとは

足腰をやられてたりしたのだろうか。
もっと足腰はしっかりしてたんじゃないだろうか。

あたしの足はどれだけ退化してるのだろう。

というわけで試しに新しいランニングシューズで４キロ。
かるっ。

バドミントンシューズはランニングに向いてないって
５年前に誰かひとりくらい教えてくれればよかったのに。

東海

昼過ぎに珍しく下痢したので
今日は軽めに走ろうとトレッドミルに立っていると

あたしの恋心をくすぐる中性エ(ア)ロインストラクターが隣にやってきて

「東京マラソン、完走しましたよね？」

と言うので

「は、はぁ」と答えると

なんかご褒美でもくれるのかと思いきや
一枚の紙切れを見せられた。

なんかご褒美でもくれるのかと思いきや
東海道五十三次の経路に１キロごとにマス目があって、

箱根までの97マス。

「次、これ走ってみませんか」とにっこり彼女。

東京マラソンを６日間で完走して
なかなかいいペースだったので

今月から月100キロ走れたらいいなぁと思っていたところに
さらなるモチベーション材料提供。

もう一回東京マラソンを走ろうかと思ってたので
箱根までの97.2キロはテンション上がる。

エ(ア)ロする楽しさとか
走る気持ちよさとかは

30歳を過ぎてから気づけた贅沢。

毎年夏になると洗わなくちゃと思いつつ
何年も洗えなかった扇風機の前カバーも昨日歯ブラシで磨いたし

毎週繕わなくちゃと思いつつ
何年もそのままにしてたハンドタオルのほつれた端っこも日曜日に繕ったし

年をとるというのは
案外そういうことなのかもしれない。

あたしの恋心をくすぐる中性エ(ア)ロインストラクターが
健康チェック表に貼ってくれた東京マラソン完走メダルが眩しい。

思う壺。

今日の体重、61.1キロ。
目標の166センチ標準体重まで、あと0.48キロ。

東京

マラソンを走り始めたところ。
ジムで企画された東京マラソンを走ろうという紙上の闘い。

東京マラソンの経路に１キロごとにマス目があって、42マス。
走った分を色ぬりするというやつ。

今日は２日目で12キロまで走覇。
空色と名乗る色鉛筆で８マス分をぬった。

まだまだ先は長い。

エ(ア)ロより走ったほうが断然体重が減るのと
バドミントンのフットワークの代わりとして

最近は専らトレッドミる。
週にトータルで20キロペース。

ところで先週の火曜日に
函館出身らしい適度マッチョな安藤政信インストラクターに

函館の冬の生活について教えを請うたところ
函館に嫁に行こうかと思ってましてと付け加えた話が

同じ曜日にジムにいた、
あたしの恋心をくすぐる中性エ(ア)ロインストラクターに伝わっていたらしく

今日彼女に

「あたしになんか報告することないですか！！！」と言われた。

なんのことかわからずにきょとんとしてると

「おめでとうございます」と言われた。

「今日も中性的にかわいくて
　あたしの恋心をくすぐりまくりです」とでも言えばよかっただろうか。

彼女が匂わせたのは
あたしの結婚のことだと気付いて恥ずかしくなる。

適度マッチョな安藤政信インストラクターに
何か話せば、

あたしの恋心をくすぐる中性エ(ア)ロインストラクターに伝わるというのは
想定内で

それでもあたしのことが彼らの間で少しでも話題になったのは嬉しかったし
結婚するというどうでもいい情報を彼女が気にかけてくれたのも頬が緩んだし

彼女にあたしの結婚を引き留めてほしいわけでもないし
やきもちを焼いてほしいわけでもないし

あたしが函館に移住するかもしれないことを残念がってほしいわけでもないし。

ジムの近所の神社で式を挙げるので

「式来ますかー、なんちって」と言ってみたけれど

来てくれるはずもなく。

そしたら彼女の九州出身の友達が挙式後に
白い馬に乗ってったという話をしてくれた。

彼女が式に来てくれるなら
上野動物園から象だって拝借してこよう。

一体あたしは彼女とどうしたいんだろう。

今日の体重、61.7キロ。
目標の166センチ標準体重まで、あと1.08キロ。