旅する小林亜星

小林亜星情報満載

会計報告27

2009-03-31 06:58:03 | 会計報告
<3月23日>
バス(自宅→Auckland)NZ$4.3
おやつNZ$8
バス(Auckland→New Plymouth)NZ$59
昼食(ラテ、マフィン)NZ$6.5
L&P NZ$3
夕食(パイ、タイインスタントヌードル)NZ$4.9
Egmont Eco Lodge YHA NZ$25

<3月24日>
朝食(Arborio Breakfast)NZ$17.8
昼食(寿司パック)NZ$6.7
食料買出し NZ$10.6
夕食(The Bangkok Gardens)NZ$17.5
ポストカード NZ$2.5
Egmont Eco Lodge YHA NZ$25

<3月25日>
レンタカー NZ$55
昼食(フィッシュアンドクマラチップス)NZ$13.1
夕食(缶スープ)NZ$3.4
ガソリン(220Km走行分)NZ$27.2
Egmont Eco Lodge YHA NZ$25

<3月26日>
バス(New Plymouth→Tauranga)NZ$64
切手 NZ$2.5
ブランチ(savory mince pie)NZ$2
昼食(Burger King)NZ$9.1
夕食(Little India)NZ$25
Tauranga YHA NZ$25

<3月27日>
昼食 NZ$14.5
バス(Tauranga→Auckland)NZ$26

計NZ$482.6
エンゲル係数29.4

ウェリントンで見かけた彼女をたずねて六十一里 priceless
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こんな夜にはこんな読書「SAVING FISH from DROWNING」

2009-03-31 06:20:25 | こんな夜にはこんな読書
女会に参加するために読み始めた

AMY TANの「SAVING FISH from DROWNING」の全474ページを
半年かかってやっと読み終わった。

この本の2ページ目で
主人公は殺されたばかりであることを告白して物語は進むのだけれど

その知りたくて堪らない死因は469ページでやっと明かされる。

その間主人公の生い立ちやら
ミャンマーの政権批判やら

いろんなところに話が行く。

深くは理解できなかったはずだけれど
深刻な話なのに

ところどころに笑いが仕掛けられてて
なんとか最後まで完遂。

せっかくなので記念に
いちいち訳した4ページをここに残そう。

「1章 縮小版あたし史

 それはあたしのミスではなかった。
 もしグループがあたしの旅程をあちらこちらで変更したりせずに従っていたら
 この大失敗は起こらなかっただろう。
 しかしながらそうではなかったので、おわかりのとおり、
 残念ながらこう言わざるを得ない。

 『ブッダと同じ道を歩む』とはあたしがこの大冒険に名づけた名前だ。
 その旅程とはヒマラヤの景観と果てしない春の花々が咲き誇る場所、
 中国の南西、雲南省からスタートし、
 かの有名なビルマロードの南に続くというものだった。

 この旅程を行くことで、数千年、数千マイルにも及ぶ仏教美術に
 多種な信仰が与えた驚くべき影響の奇跡を追う、
 過去へのワクワクする旅になるはずだった。

 もし充分な魅力に欠けるようだったら
 ツアーリーダーにだってガイドにだってなって
 この大冒険をほんとうに価値ある旅にできるだろう。

 しかし12月2日のたった数時間のうちに、
 この旅に出発することになってたちょうど14日前に恐ろしい出来事が起こった、
 あたしは死んだのだ。そこで。

 やっとこのことを告白できたわ、ほんとうに信じられない。
 まだその悲劇の新聞巻頭だって思い出せる。

 『社交界の名士、カルト教団に殺される』

 その新聞記事はほんとに長いものだった。
 新聞の1面の左側に2段落。
 先物売買で完全に台無しになったアンティーク生地の織物を着たあたしのカラー写真とともに。

 それはひどい記事だった。
 『ビビ・チャン、63歳、小売専門家、社交界の名士、
 アジアアートミュージアムの役員の遺体は
 ウニオンスクエアの彼女の店のショーウィンドウの前で昨日発見された。
 名声不朽のシノワゼリ・・・』

 鼻持ちならない単語『シノワゼリ』、気取った方法で見下した言い方。
 新聞記事は続いて凶器について不明瞭に言及してる。

 あたしの喉を切断したと思われる熊手風の小さいもの、
 あたしの首に巻きついたロープ

 刺殺に失敗したあと、窒息死させようとしたと示唆するもの。

 ドアは無理やりこじ開けられ、血まみれのサイズ12の男性の靴あとは
 あたしが死んでた壇からドアの外へと続き、通りの下まで続いていた。

 あたしの遺体の横には宝石と壊れた像があった。

 ある情報筋によれば、
 サタンカルトの犯行声明を示す紙がそこにあったんだとか。

 2日後、写真なしの短い記事がまた載った。
 『アートパルトンの死に新証拠』。

 警察の報道官によると、
 それはカルト教団による反抗であるとは一度も示唆してないと説明した。
 刑事が言った、『ある新聞によると』これはタブロイド紙を示すのだけれど、
 報道陣がタブロイド紙はなんと書いたのかと聞いたところ
 刑事はタブロイド紙の一面『サタン教団、再び殺人予告』を示した。

 報道官は新証拠が発見され、容疑者が逮捕されたと述べた。
 警察犬があたしの遺体から続く血のあとを追跡したとのこと。

 それは人間の目には見えないのだけれど、と報道官は続けたが
 その出来事の1週間あとでもハイレベルに訓練された警察犬には嗅ぎ取れる微量の匂いだったと。
 あたしの死は出来事?

 犬の追跡の結果、小さい路地にたどり着いた。
 そしてたくさんのゴミが入ったショッピングカートの中に血のついたスボンが見つかった。

 そのすぐ近くに、防水シートと厚紙でできたテントが見つかった。
 そこに住んでたホームレスは現場に残された証拠の足跡と同じ靴を履いていたので逮捕された。

 容疑者に犯罪履歴はなかったけれど精神的な問題を抱えていた。
 事件は解決。

 いや解決はしてないかもしれない。
 あたしの友達がビルマで道に迷ったすぐあとに
 新聞はこう報じた『店主の死は精神異常者による偶発事故』

 理由も、動機も、責めるべき相手も存在せず、
 ただ『精神異常者』この憎らしい単語があたしの名前の横に永遠に。

 そしてなんであたしが『店主』に格下げ?
 さらにホームレスと血痕のついたずぼんと靴のDNA検査によると
 そのホームレスは容疑者ではないということがわかった。

 じゃあ、誰があたしのギャラリーに押し入って、足跡を残したってわけ?
 単純明快な事件じゃなかったっけ?

 誰が一体この精神異常者による偶発事故を起こしたの???
 まだそれ以上の調査については触れられてなかった、恥じを知れ。

 同じ記事の中ではさらに『奇妙な偶然』として
 『ビビ・チャンの計画したビルマロードへの旅で
 11人が仏教美術を見に行ったが行方不明』と報道していた。

 ひとがどう非難の矛先を向けるか、想像できるでしょう?
 彼らがしてることと言ったら
 充分に説明できない、あてにならない関連性でもって
 まるであたしがはじめから不運に見舞われた旅を計画してたかのよに匂わせてる。

 全くのたわごとだわ。

 この件について最悪の部分といえば
 あたしがどう死んだかを全く思い出せないことだわ。
 その最後の瞬間、あたしは何してた???

 あたしを死に至らしめた凶器を使った犯人をあたしは見たかしら?
 痛かった?

 あまりのむごい出来事にあたしはきっと記憶をシャットアウトしてしまった。
 それは人間として自然な流れ。

 そしてあたしは死んでるというのに、まだ人間でいるの?

 検視の結果、あたしは絞殺されたのではなく
 自分の血で窒息したのだとか。

 聞くだけでおぞましい。
 今のところ役立つ情報は何もない。

 あたしの喉を切断したと思われる熊手風の小さいもの、
 あたしの首に巻きついたロープ、
 事件ではなく事故?

 そんな風に思うのはばかげてる、少なくとも証拠があるんだから。

 死体解剖では身体を撮影された。
 特に損傷がひどかった首のあたりを。
 遺体は今後の研究のために金属製の引き出しに保存された。

 そこで数日間横たわる間
 身体のパーツがサンプルとして切り取られていった。

 毛胞、血液、胃液と、綿棒などで採取され。

 検視局長が休暇でハワイにいるからという理由で、それから2日経った。

 サンフランシスコ・クロニクル紙が言うよな、
 ただの小売店コミュニティの業界というわけではなくて、特に美術の業界で、
 あたしには名声があったから、
 犯罪法医学の分野に携わるひとは名声を高く評価するので
 その検視局長は自分が出ていってあたしの解剖に携わりたかったのだ。

 彼らといったら、お昼どきに
 なぜあたしに早すぎる死が訪れたのか、残酷な推測をした。

 数日の間彼らはあたしの中身を出したり、入れたりして
 あたしの胃の中身や脳内血管の完全性や、
 個人的な癖や過去の健康状態の履歴などについて
 ひどい言い方をした。

 軽食を食べながらの赤の他人にあまりにもおおぴろげに話されすぎて
 むしろ耳をふさぎたくなるよな会話だった。」
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こんな夜にはこんな読書「しゃばけ」

2009-03-31 05:59:59 | こんな夜にはこんな読書
牛氏が

「今回は、正直目についたものをかたっぱしから・・・」

と年末に送ってくれた本、畠中恵の「しゃばけ」を読んでみる。

この本、前から何度も読み始めようとして
読み始められなかったのは

最初の一文

「厚い雲がつきを隠すと、江戸の夜の闇は、ずしりとのしかかるように重かった。」

があまりにも重くて
飲み込めなかったからだ。

この一文をなんとか突破したら
あとはジェットコースターのよにあっという間に降下した。

殺人事件の犯人が妖で解決するのはあまり好きじゃないけれど
もっと複雑に人物描写が絡んでいておもしろかった。

久々に何にも優先して読みたいと思った本。
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一号

2009-03-31 05:40:41 | 
あたしを二号さん扱いしてくれたインド人が

マレーシアから
2週間の休暇でNZにやってきた。

突然携帯に電話がかかってきて

「今、NZ。先週到着したんだ。
 今から1週間旅に出るから、帰国する前日しか会えないけど」というので

「なんでもっと早く連絡をくれなかったの?」と聞いたら

「メールをしたけど返事がなかったから
 カレシができたんだと思った」とのこと。

そのメールはあたしまで届いてなかったのだけれど

そういえばカレシができたことは
敢えて言ってなかったんだった。

マレーシアに帰国する前日の日曜日に
シティで夜に会う約束をしていたのだけれど

ちょっと遅くなるというので
あたしが居候してる青い眼をした、かわいいかわいいカレシの家まで来てもらった。

インド人に会いにインドに行ったとき
インド人はあたしに後に彼の妻になる彼女を紹介してくれたので

あたしはカレシをインド人に紹介したいと思ったからなんだけど
インド人はかなり居心地悪そうだった。

マレーシアの仕事はかなり忙しいらしく
クライアントがいる韓国に頻繁に行くらしい。

NZに戻ってくるのもいいけど
転職してヨーロッパも見てみたいし
南米も行きたいんだよね、という。

彼の嫁だったら
世界中を飛びまわれるだろうにと思ったけれど

もちろん彼の人生は
いいことばかりでもないみたいだ。

「あの映画見た?」

「見た見た、
 超おもしろかったよね!」

「同じ監督の、あの映画も見た?」

「原作もおもしろいから読んでみ。」

なんていう会話で相変わらず盛り上がったものの

壁の消えないまま
インド人はマレーシアに帰国した。

次に会うのはどこでいつになるのだろう。
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こんな夜にはこんな映画「TAKEN」

2009-03-31 05:35:09 | こんな夜にはこんな映画
ホームステイしてるドイツ人の高校生が「Awesome!」と言ったので
劇場公開時に見たかった、「TAKEN」を見てみる。

字幕なし。

あまりにできすぎてるけど
「ヒャッホーぅ」と言っちゃうほどクール。

またしても「この映画好き?」と聞かれたけど
耳に入らないくらいのめり込んだ。

結末が水戸黄門的だと気づいたので
安心して鑑賞できた。
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こんな夜にはこんな映画「The Butterfly Effect」

2009-03-31 05:25:06 | こんな夜にはこんな映画
エンターテイメントの師匠、牛氏から

「こりゃあ、やばい映画観ちゃったな…という感じですよ。
 未見ならぜひ、観るべきです。
 指輪のデレクターズカット版なんて観てる場合じゃないです。」

というメールをもらったので
その日に見てみる「The Butterfly Effect」。

英語字幕。

彼が鼻血を出すたびに
後味悪い思いをするのだけれど

なぜか目が離せない、やばい映画。

予想外の、
落とし前のつけ方に唖然。
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こんな夜にはこんな映画「Sukiyaki Western Django」

2009-03-31 05:08:28 | こんな夜にはこんな映画
ずっと見たかった日本映画、「Sukiyaki Western Django」を

日本人俳優の英語台詞を英語字幕にて。

設定がクール、衣装がクール。

「祇園精舎の鐘の声」は英語訳になっても

独特のリズムは失わず
時を経てなお美しい。
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こんな夜にはこんな映画「Starship Troopers」

2009-03-31 05:03:49 | こんな夜にはこんな映画
青い眼をした、かわいいかわいいカレシが

「これ、SFなんだけど、コメディ」というので
いっしょに見てみた「Starship Troopers」。

英語字幕。

いつまで経ってもおもしろくなってこないので???と思っていたら

「これ、ステレオタイプなアメリカ映画だよね
 『バーン、バーン、ドピュンで俺、アメリカ、すげー』みたいな」

と解説。

なるほど。

アメリカと仲良い振りをしてる日本では気づかなかったけど
NZではアメリカ文化にけっこう批判的。
コメント (2)
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こんな夜にはこんな映画「Sex and the City」

2009-03-31 04:59:54 | こんな夜にはこんな映画
「Sex and the City」を見てみる。

字幕なし。

字幕なしでもほぼ完璧に理解できるほど
内容のない映画。

見なくても起承転結を予想できる映画。
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こんな夜にはこんな映画「The Bourne Ultimatum」

2009-03-31 04:53:13 | こんな夜にはこんな映画
日本語であらすじを読んでから
満を持して「The Bourne Ultimatum」。

字幕なし。

ジェイソンとニッキーの距離を置いた関係が素敵。
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