12時45分・釧路出港。
休んでいる機関長が、入院する事になったらしい…
大変である…!
なんとか無事にしのぎたいものです…。
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釧路での水揚げ・入札価格に青ざめ…
最近の道東各港の適正価格というからなおのこと…!
1週間に3航海となり、現在の操業ポイントでは、
1度は道東に水揚げしないと、内地3航海は厳しい!
道東各港への集中的な水揚げが増える結果になった気がしますが…
……浜値はかなり下落してしまった…!
不漁で始まった秋刀魚漁ですが、盛漁期に入り、今度は獲りすぎて値を崩し…
生産調整…?
何と云ったらいいか…
今後の漁模様がどう推移していくのか予測出来ませんけど、
なんだかなぁ…
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釧路から南に3時間航走、日暮れ時の船の数がものすごい!
大船団である、大型船・小型船にいつの間にか、韓国の大型船も船団で現れた!
画像は韓国のサンマ漁船。
台湾船の赤い集魚灯と違い白色です!
2哩圏内にひしめき合うように数十隻が、日没後操業開始!
本船は、3回の操業後、船団から離れての調査航走が始まった。
釧路入港迄と水揚げを挟んで釧路出港後、冷凍機当直で寝ずの晩…!
漁獲したサンマを冷す為の冷水は、出港してから漁場が近くても遠くても
同じに冷す事は機関部の仕事!
漁労長も入港迄と出港後、航海当直してきた…!
日暮れ時のポイントは、前夜操業したポイントですが、
一晩で魚体組成がガラリ一変…
魚体組成の良いサンマだったのですが、まるでダメになってしまった…
付近を調査も群れがみえない…
調査範囲を拡げていき、23時頃操業再開。
やはり魚体組成は悪く、群れも薄い…
更に調査範囲を拡げ、3時過ぎからやっと連続して操業できた。
夜明けより南下、大船渡港には15日・月曜日の水揚げ船が入港しているらしく
しかも、14日夜半から気象が悪くなり、15日晩は時化の予報
火曜日の水揚げになる事から、1隻で調査船の情報にかけ、
宮古の東・沖合い80哩の海区へ、
15時のポイント着より、漁労長による水温調査…。
日が暮れて、漁灯の灯りにサンマがポツポツと跳ねるがサンマは小さく、
群れになっていない!
南下しながらの調査中、南側から北上してくるサンマ船が5隻。
そのまま北上して行った…
操業できるような群れには当たらず、 南東からの風が強まり、
21時30分・諦めて帰途航走。
大船渡には15日朝の入港予定!