【サンマ漁３４航海目】！

１１月４日、９時３０分宮古入港水揚げ‥

１０時５０分出港、沖へ！

１６時スタンバイ。

１７時過ぎから操業１回目、水温１５．８℃ ジャミ混じり…

昨夜の季節風は宮古入港前に止み、

宮古出港時には南風に変わった…

日暮れ頃から南南西の風となり強まった。

連日の風海操業である…！

宮古沖から調査開始、南西側へとサンマを追った‥

南西側への調査航走は向かい風…

ライト当直は海水シャワーを浴びながら…

波飛沫が目に沁みる…

１回操業・航走のパターンが続く、

サンマは跳ねるが灯付きが悪い…

レーダーに雨雲が映ってきた…。

南南西からの風は比較的暖かいのですが、雨は冷たく、

向かい風で進む船、波飛沫の海水シャワーと雨が、

合羽越しの体を冷やす‥

更に南西へとサンマを追い、

２２時頃、少し纏まった漁獲

水温１７．１℃ 今期初の子持ちサンマ…！

網にはサンマの卵が付着してきた…

１１月上旬・三陸沖・子持ちサンマ・

常磐沖への南下が若干遅れているが

サンマの回遊は例年のパターンに合って来たようです。

日付けが変わってから風が少し弱まった‥

０時半頃、濃いめの群れに当たり、４回程連続操業‥！

１時半、操業を止めて帰途航走女川向け。

女川港までは約１０時間…！

【サンマ漁３３航海目】！

１１月３日朝８時、女川出港。

季節風がやや強い三陸沿岸を北上！

１５時３０分スタンバイ。

トドヶ崎の山陰が見えている…

宮古沿岸から調査開始！

日暮れ頃に一旦弱まった季節風が日没と共に強くなり、

沖よりに、追いて（追い風）で調査もサンマは見えない…

沖に行く程うねりが高くなり、

うねりの後を追うように風波がたち、

ライトの探照先に白波が見える！

１９時、１回目の操業‥

水温は１３．７℃ 僅かな漁獲で再度調査、

東へ西へと調査航走が続く…

０時まで操業は２回、漁獲は僅か…

南へ北へと再度調査航走‥

２時過ぎ、季節風とうねりが弱まった頃に

薄群れを数回操業し、南へ‥

夜明けが近づくにつれ、またも季節風が強くなり、

５時、操業を止めて帰途航走。

宮古向け、１０頃の入港予定。

【漁・中休み…】！

１１月２日朝、冷凍長をしている後輩と共に船へ…

昨日の水揚げ後、時化休みが決まり、

空になった魚艙の船首側５ヶ所には

船の喫水を落ち着かせる為、清水と海水を満たしておいた。

８時からの氷の積み込み前に海水を捨てて

冷水に使用する清水を分散しておく必要があるので

二人で集合時間より少し早めに着くように出発・・

予想されたように低気圧通過後の「かわせ」（西風）が強い！

作業後、みんなが集まり船をシフト、氷を積み込む岸壁に…

氷の積み込み後に、連夜の時化休みが決まりました。

船を洗い、各部へのグリスアップをして再度帰路に・・・。

帰宅後、自宅から見る海（志津川湾）は風波で真っ白…

沖は酷いだろうな　とか思いながらコーヒーを淹れる・・

風は昼過ぎには若干弱まり、

窓の外を見ると赤とんぼが屋根ほどの高さを飛んでいる…

コーヒーを飲みながら落ち着いた自分の時間。。。

・・・・昨夜は宮古港に入港していた船数隻が出港し

宮古沿岸で漁をしたらしい・・・・

我々は「中休み」である！

全さんまによる１０月３１日現在の水揚げ状況は

１３３，３３１トン　

今年のサンマ　ＴＡＣ（漁獲可能量）は

「４５．５万トン　内、大臣管理量３５万トン」

漁はあと約１ヶ月半、今後の漁の推移にもよるが

ＴＡＣには遠くおよばない数字かな…

【時化休み】！

久々にサンマ漁船の画像を１枚・・・

３０日１３時３０分、女川入港、台風退避！

カツオ一本釣り漁船も数隻が退避していました。

水揚げは月曜日（１１月１日）と決まった・・・

三陸沖を進む台風１４号を警戒、万一に備え

数人が船で待機していたが大きな影響もなく、

台風は去って行ってくれた。

が、いつもの台風一過とは異なり

天候が回復しない…

今度は発達した低気圧…

３１日朝、一旦帰宅して所用を済ませ、夕方には再度船に…

水揚げ前はなかなか気が安らげません…

１１月１日、前日から続く雨に強風で嵐の中での水揚げ！

水揚げ中に時化休みが決まり、水揚げ後帰宅。

漁中の　中休み　という感じですが、

時化続きで、漁をしていなくてもなんだかお疲れモード…

しかしながら帰宅後、コーヒーを飲みながら

ネットしている時間が落ち着くから不思議である…！

１０月の燃料消費量は　121.58k?　でした。　

また明日から漁が再開、

今夜はぐっすり眠ってモードを切り替えます！