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…漁師アトムの航跡… ~ある沖乗り漁師の綴記~

漁期が過ぎても!

2007年12月16日 | ブログ

北海道新聞、農林水産  12月15日付けの記事 に、

季節外れサンマ打ち寄せる 羅臼(12/15 13:19)

【羅臼】季節外れのサンマが十四日朝、

世界自然遺産知床の浜に大量に打ち上げられた。

同日午後には風に乗って沖に流されたが、

情報を聞きつけた住民は、バケツや軽トラックの

荷台を満杯にして、一足早い海からの「お年玉」を堪能した。

打ち上げられたのは

根室管内羅臼町の海岸町や岬町の岩浜。

一カ所に二、三トン単位で流れ着き、

体長三○センチの大型もうようよ。

漁業村田義視さん(67)は四時間がかりで約二百キロ集め、

「こんなの初めて。夢だよ夢。脂ものってうまいよお」。

釧路水試の夏目雅史資源管理部主任研究員によると、

南下し遅れたサンマが冷たい海水で死んだとみられる。

羅臼町役場の調査では、十三日の海水温は氷点下○・三度。

一五度前後を好むサンマにとっては致命的な冷たさだった。

知床半島では昨秋、

網走側でも大量のサンマが打ち寄せられた。

と掲載されていました!

昨日の夕方は久々に仲間達と会う機会がありました

いろんな話をしましたが、イカ釣り漁をしている友達から

最近、イカ釣りの灯りにサンマが付くという話を聞きました。

ジャミ(小サンマ)だけではなく型の大きいのも見えるとの事!

サンマは人間の都合での漁期を過ぎても、

海では当然のように

それぞれの本当との連鎖が続いているようですね。


来期に向けて!

2007年12月15日 | 私事

昨夜、「春漁」(イサダ)の船主さんから電話をもらいました!

「来年も共に!」という内容で、

現在の状況と今後の展望を話しました。

(今後の手の状態にもよりますが)

来期もお世話になる事になりました!

それと、福島船団の秋刀魚船に乗船していて

11月初旬に大怪我で離脱していた先輩の

お見舞いに行き、いろんな話をしてきました。

複雑骨折で3ヶ月以上の療養が必要な先輩は、

入院で治療に専念し、来期に向けています。

それぞれの来期に向けての思いは強く、

オフ期間はしっかり療養にあてます!


手術を終えて!

2007年12月12日 | 私事

12月11日、「手根管症候群」という手の病気の手術を

無事終えました!

後は以前のような症状が消えるのを祈りながら

傷の治癒を待ちます。

いろいろと検索してみると、最近では内視鏡を使った手術も

普及してきているようですが、今回は開放術でした。

今朝は比較的楽ですが、昨夜は傷病みが酷かった!

医師、いわく「かなり神経が圧迫されていた」との事でした。

私と同じ漁船員の中にも、たぶん同じような症状に

悩まされている方がいると思いますので

今後の経過は時々、投稿します。


ニュースを見て・・・!

2007年12月10日 | 水産関連

宮城県沖で沖合い底引き網漁船が遭難!

3人救助、4人が行方不明!

船名を見て、12月2日にコメントをいただいた「たく」さんが

乗船している船名では? と心配です!

「たく」さんが乗船している船の船番がわからないので・・・

いずれにしても残る、乗り組み員のご無事を祈ります!

「たく」さん、連絡待ってます。