ロシアの監視船
今年の鮭鱒漁は、ロシア側の取り締まりが特に厳しかった!
現在のロシア200海里内鮭鱒漁は
日露合弁事業という名目のはずで、これまで
1隻に1人のオブザーバーの乗船が義務ずけられていました。
が、今年はどういう交渉でこうなったのかは知りませんが
日本の漁船3隻をチャーターした、指揮船が新たに加わり
(小型船団に1隻、大型船団には2隻)
その指揮船に数人のロシア人オブザーバーが乗り組み、
その指揮船の指示に従って操業が行われ、
各船を臨検をする、というパターンで始まりました。
しかし、6月に入り一気に取締りが強化され、
僚船の「拿捕、連行」が明るみになりました!
この時は、各船、漁模様が不調で、
1区での漁獲制限に到達するほど
漁が好調だった船はいないはず、
漁獲した魚の割合の記載ミスと私は推測していますが・・・
回顧②として我々が臨検を受けた時の、
ロシア監視船の画像を整理してみました。
まずは、指揮船 「18鹿島丸」と「8光洋丸」
漁の期間中、数回臨検を受けました!
6月8日、日露中間線上のチェックポイントに漂泊中の
「アファリーナ」からの臨検!
付近には船名は聞き忘れましたが「076」が付いた
軍艦がいました!
6月12日、ペトロ沖で
185 「サハリン」から臨検!
この監視船に88豊進丸が拿捕されました。
(パゲージャは撮影できませんでした)
6月22日、
3区に入る前に
145「デュナイ」から臨検!
7月31日、最終チェックポイントで「マガダニッツ」から臨検!
時間帯が悪かったのと濃霧で
船体をはっきりとは撮影できませんでした。
注 監視船の船名は臨検の時、乗船してきた
ロシアの監督官に聞いた際の発音から判断したもので
実際の船名とは誤差があるかも知れません。