昨年の友達に続き、弟も秋刀魚漁船の漁労長に!!!
親会社の方針で今年の秋刀魚漁は休漁の
予定だった、弟が船長をしている船は
急遽、秋刀魚漁に出漁する事になりました。
尚、弟が新漁労長となり、漁に挑む事が
正式に決まり、乗組員の確保に余念がないようです。
大変でしょうが頑張ってほしいものです!
昨年の友達に続き、弟も秋刀魚漁船の漁労長に!!!
親会社の方針で今年の秋刀魚漁は休漁の
予定だった、弟が船長をしている船は
急遽、秋刀魚漁に出漁する事になりました。
尚、弟が新漁労長となり、漁に挑む事が
正式に決まり、乗組員の確保に余念がないようです。
大変でしょうが頑張ってほしいものです!
5日に続き、今日も「うに漁の開口」でしたが
波が高くなり、延期となりました!
昨日は故郷の夏祭りで、夏風邪が治り
夜の花火大会を楽しみにしていた子供達も、長男が、
うに漁に行くと言い、花火を見ずに帰宅!
早朝のうに漁に備え、早めに就寝し、
3時に起床、4時に出発しようとしたら
延期を知らすサイレンが響き、長男は「がっかり」
花火も見ず、うに漁にも行けず!!!
同じ町内の隣の漁協では延期せず、
漁が行われたのですが、隣接する漁協は内湾!
我々の地区の漁協は外洋に面しており、
波の入り具合が違う為、時々こういう事がおきます!
今日はデジカメも用意していただけに、
長男共々、「残念でした」!
7月7日、会合!
船上で「会合」というのは
多船と物のやり取りをする事をいい、
1隻の船には限られた物しか積み込まれておらず
漁労機械の予備品等、過去に故障した事のある部位の
予備品は各船ごとに異なり、故障した事の無い部位の
予備品は、通常、積み込まれていない事が多い!
そこで各船との無線連絡で、予備品の有無を確認し合い
予備品がある場合、船上でやり取りします。
各船共に持っていない場合もありますが、
陸上で手配して出港して来る船が預って来る事もあります。
日本から離れた海上では船同士が連携し合い
操業に支障をきたさないように協力しています!
会合する船によっては知り合いが乗船している事もあります。
この船には近所の後輩が乗船していました。
今年は日露鮭鱒交渉が順調に進み
5月13日北海道、花咲港出港の予定でして、
12日には各船にオブザーバーが乗船しました。
我が船には(レゥチェンコ サーシャ氏)45歳が乗船
しかしロシアから入漁許可証が花咲港に届いたのは
5月18日、予定より5日遅れての出港となりました。
出港時には「根室市長」や「新党、大地」の
「鈴木議員」が激励に訪れ見送られての
18年、鮭鱒漁出港でした!
我々が乗船する大型船は1区へ7隻、2区へは8隻と
操業海区が分かれました。「第二源榮丸」は2区からの
操業となり、5月19日深夜から投網、20日から揚網が
始まりましたが、早速、海から大時化の洗礼!!!
大時化でパラ泊中、突然ロープが切断するトラブルや
ロシア沿岸警備艇から
停船命令を受け
臨検!(2時間程揚網中断)
そんな中、28日まで連続9回の操業で2区の漁獲枠を
消化し釧路向け帰航。1航海目の水揚げは
好相場で、次の航海に大きな期待を持てる
順調な滑り出しでした!
5月31日、水揚げ後、1区へ向けて出港。
6月4日から操業開始!
N 57・47、E 169・50、付近を連続17回操業
1区の漁獲枠を消化、帰航となりましたが
22日ペトロの北東沖でロシアの監視船から臨検
監視船(アストロピンコ号)の監督官は
再会を喜びささやかな酒宴があった。
6月26日早朝、釧路入港!
18時から13時間かけての水揚げ、
しかし、相場が下がり疲れた体に
いっそうの疲労感が・・・
ここでも水揚げ後、休み無しで即出港!
3区向け、29日深夜から操業開始も
漁が無い!千島列島沿いの3区は海流が早く、
潮が悪く、投網した網が
短時間で複雑に流れ、
2本、3本に折れ曲がったり
揚網に時間を要し
1,2航海のような順調な揚網ではなくなり
投網から揚網までの流し時間を
大幅に短縮しなければならなくなり
(流し時間が長いと網が塊り揚がらなくなるので)
操業のサイクルが変わり、揚網は夜間まで
かかるようになりました。
しかも、3区の操業海区は狭く、大型船8隻、
小型船5隻と決められていて、海区内で操業している
船が帰航しないと次の船が海区内に入れないという
理不尽な状況で3区と2区の境界付近で、漂白し、
順番待ちをしなければならない船がでました。
我々は、運良く小型船の帰航が続き10回までは
連続操業できましたが、7月7日、枠を外れなければ
ならなくなり、2区へ移動し休む事になりました。
海上で他の船と不足物のやり取りをする
会合を2隻と行いました。
1隻は漁労機械が故障、予備品が無かった船へ
我々の船にある予備品を渡し、もう1隻は
網をスクリューに巻き、潜水作業を
行うのに潜水服が壊れていたという事で貸しました。
その後急遽、先に操業していた大型船1隻が切り揚げ、
帰航する事になり、再度3区へ移動し操業再開!
再開後、連続14回(24回)の操業を経て3区の漁獲枠に達し、
漁を切り揚げ帰航しました。
7月25日釧路入港、水揚げ後八戸へ帰港!
1航海目出港~3航海目水揚げまで70日間
総操業回数50回 総燃料消費量171,6K?
消費潤滑油量360K?
延べ鮭鱒漁所用日数84日間!の
18年、鮭鱒漁は、労力から追うと若干、
足りない気がしますが、ここ数年と比較すれば
大漁だったのかもしれません!