10月10日・女川での水揚げ後、所用で気仙沼廻港。
夕刻16時・気仙沼出港 凪悪く公海向け…!
嫌になる程 船は揺れに揺れた…
11日・15時30分、S/B 。
風は弱まったが、まだ高いうねりの残る公海を北北東へ…!
20時頃に各船操業中のポイント着…。
薄群れを1回操業しては航走のパターン…
時間の経過と共に次第に良い凪となった。
サンマは深く、ライトの探照先で一旦は跳ねるものの漁灯の下では跳ねない…!
各船が近くに集まり、雰囲気と光景はまるで激戦区だが、漁獲は伸びない…。
夜明けより、北へ1時間程航走して漂泊。
12日・15時30分、S/B 。
北風が強まりはじめた…
凪が続かず…
漁模様も冴えない…
薄群れを数回操業し、日付けが変わった頃から北北東へ…!
調査しながら海区移動、夜明けより沖へ…!
13日・15時30分、S/B 。
良い凪になり、更に沖へ…!
20時過ぎから薄群れを操業し、南よりに…
その後は操業できるような群れには当たらず調査航走が続く…
サンマも跳ねず、各船漁模様が悪い…
夜明け前に数回操業し、夜が明けてから数哩程南下し漂泊。
機関部は良い凪を利用しメンテナンス作業…。
14日・15時30分、S/B 。
日没後、薄群れを数回操業し、南南東へ海区移動。
外国籍の大船団が操業中のポイント
日本船も合わせると相当な隻数である
付近を調査、サンマは僅かに跳ねるが操業できる群れはない…
兄弟船と一時的にランデブー…。
夜明けを前に日本の各船、一斉に南西に向けた…!
また海区移動…
かなり厳しい漁模様になっている…!
航走中の朝4時頃、メインエンジンに気になる症状がでた…。
すぐに普通になったが…
15日・15時30分、S/B 。
調査しながら尚南西へ…
航走中、今度は燃料油清浄機に異常…
これまで順調だった機関、漁の折り返し時期の頃になって
不安箇所が発生、少し時間をもらう必要がある…
公海での漁になってからは、なかなかメンテナンスの時間がとれない…
漂泊中の時間を利用してやってきたけど
状況によっては時間を要する場合もある…
今期はこれまでまだ休みがない 時化休みも含めて…
漁場が遠く、漁模様も低調、
休みをあてに出来るような状況下にはないのだ…
各船が並ぶように同コースで調査しながらの航走も
サンマは見えず…
夜明け前、やっと操業できる群れ…
2回の操業で夜が明けた…。
漁撈長に相談、船は帰途航 女川向けとなった。
17日朝8時頃の入港予定!