今日は雨天の合間の貴重な晴れ間となりました。
片倉城跡公園でカタクリの蕾があちこちに出ていました。間もなく開花することでしょう。
カタクリの葉もあちこちに出ているのですが、その間に1年生の葉が出ていました。カタクリは種子から発芽するのですが、発芽から開花まで7~10年ぐらい要します。
最初、種子から発芽した1年目は松葉のように細い葉で、それ以上開かずに鱗茎に養分をためて2週間ぐらいで枯れてしまいます。
発芽
発芽直後は黒い種子が付いています。
種子が取れた後ヒョロヒョロですがこのまま枯れます。
2年生以降。葉は1枚だけで徐々に大きくなり、鱗茎はこれも徐々に大きくなりますます深く潜ります。
この後、約8年で葉は2枚となり最初の写真のように蕾を持ちます。もうすぐ咲くと思いますが待ち遠しいです。
片倉城跡公園ではこのほかバイモ(貝母:別名アミガサユリ:ユリ科の多年草)に蕾ができていました。
小比企の畑地では
オオイヌノフグリやホトケノザと共に、ミチタネツケバナとナズナが咲いていました。
ミチタネツケバナ(路種浸け花:アブラナ科の越年草でタネツケバナに似る)
ナズナ(薺:アブラナ科の越年草:別名ペンペングサ)
ツクシ(土筆)も出始めていました。スギナ(トクサ科の羊歯植物)の胞子茎で食用になる。
スーパー横の並木のカワヅザクラが満開になっており、多くのメジロが吸蜜していました。
今日も湯殿川にいたカワセミの雄です。
以上