湯殿川から浅川の土手沿いを歩いてきました。
その前に、昨日訪問した公園の花園に寄ってきました。昨日は気が付かなかったのですがサクラタデ(桜蓼)が咲いていました。タデ科イヌタデ属の多年草で花期は8~10月。細長い花序にタデ科特有の綺麗な淡紅色の花を付けます。いつもは片倉城跡公園で見るのですが、ここでも見られるのは嬉しい。
湯殿川では
花の色が少し黄色いのが気になりますがスズメウリ(雀瓜)が咲いていました。ウリ科スズメウリのつる性1年草で花期は8~9月。雌雄同株。果実は直径1~2cmの熟すと白く丸い果実を付けます。まさに名前の通り小さな瓜のようです。片倉城跡公園のは草刈りにあいましたが、ここのも植え込みの上に蔓を伸ばしているのでやがて草刈りにあうでしょう。
雌花は子房が目立ちます。次の写真の下方に写っています。
マルバルコーソウ(丸葉縷紅草)も一面に繁茂して咲いていました。ヒルガオ科サツマイモ属のつる性1年草で熱帯アメリカ原産の帰化植物。
浅川に出るとお馴染みの花ばかりですが群生して生え、まさに花盛りの植物が多かった。
キクイモ(菊芋):キク科ヒマワリ属で北アメリカ原産の多年草。
アレチウリ(荒地瓜):ウリ科アレチウリ属のつる性1年草で北アメリカ原産の帰化植物。河原を覆うように蔓延っています。
イタドリ(虎杖):タデ科ソバカズラ属の多年草で、幼少の頃、春に茎を伸ばしたところを折って食した記憶があります。また茎の中にヘビがいると脅かされた記憶もあります。
クズ(葛)も負けずに蔓延っています。マメ科クズ属のつる性半低木。
ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)の大株もありました。ヤマゴボウ科・属で北アメリカ原産の帰化植物で多年草。
コセンダングサとシロノセンダングサも咲いています。
コセンダングサ(小栴檀草):キク科センダングサ属の1年草。荒れ地や河原に群生する。
シロノセンダングサ(白の栴檀草):頭花に白い舌状花が付く。
ヒガンバナもあちこちに咲いていました。
ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)も群生しています。ほとんどの花は蕾で咲いている花は少ない。タデ科イヌタデ属の1年草。茎や葉に棘があり触ると痛い。ひどい名前が付いたものです。
白い花もありました。
河原の道沿いに一番多かったのはツルマメ(蔓豆)です。マメ科ダイズ属のつる性1年草で大豆の原種といわれています。
この花は何だか分かりませんでした。
土手で草刈りをしていたせいでコオロギ等の秋の昆虫が飛び出してきました。多分エンマコオロギだと思いますが。
浅川沿いの北野公園に果実が3種出来ていました。
サンゴジュ
アオギリ
モミジバスズカケノキ
以上