片倉城跡公園へ行く途中の歩道の隙間にスミレとシロスミレが咲いていました。スミレの仲間はコングリーやアスファルトの隙間に咲くものが多い。ド根性スミレです。(多摩NTの住人様からご指摘いただきました。もう一度現地で確認したいと思いますが、アリアケスミレをシロスミレと見間違えたようです。以後シロスミレをアリアケスミレと読み替えてください。申し訳ありませんでした。)
スミレ
シロスミレ(白菫:別名シロバナスミレ、ケシロスミレ、ハダカシロスミレ):葉は花時に直立し翼のある葉柄は葉身より長い。
片倉城跡公園では
湿地の側に3本生えているトネリコ(梣)に目立たない花が咲いていました。モクセイ科の落葉樹で雌雄異株。山地の湿地等に生育するがこれは植栽でしょう。この3枚目の写真の花には花弁がなく2個の茶色い雄蕊しか付いていないので雄花です。雌花なら2個の雄蕊の間に Y 字型の雌蕊が付いています。果実は鳥の羽のような翼果です。
また、ウワミズザクラ(上溝桜)があっという間に満開になっていました。バラ科ウワミズザクラ属の落葉高木。サクラの仲間(サクラ属)ですが普通の桜とは違い小さな花を総状に付けたブラシのような花序を付けます。イヌザクラもよく似た花を付けます。
ミツバウツギ(三つ葉空木)も咲き始めていました。この公園ではウツギの仲間で咲いたトップバッターです。
公園の林下では今ヤマブキソウが満開ですが、ホウチャクソウが咲き始め、チゴユリも沢山咲いています。共にイヌサフラン科ホウチャクソウ属の多年草。
ホウチャクソウ(宝鐸草)
チゴユリ(稚児百合)
片倉つどいの森公園に1本だけあるハンカチノキの花に付く苞葉が開き蕾が見えてきました。
苞葉がもっと大きく白くなって白いハンカチのようになれば、まさにハンカチノキの花と言えるのですが、そうなるにはもう一息です。中にある黒いボールのように見えるものが蕾でまだ咲いていません。
最後にハランですが、草取りの人達が掘り出したのか?傍に蕾がとれて落ちていましたので、これ幸いと構造を見るため解剖?し撮影しました。蕾が開くと花被片は8個あるのが分かります。
再掲:ハランの花
以上
どうも私の見間違いのようです。
もう一度現地で確かめたいと思いますが、とりあえず訂正文を入れておきました。
今後ともよろしくお願いいたします。