今日は八王子市松が谷近辺の公園、大塚公園、大塚西公園、東中野公園と秋葉台公園を巡ってきました。みな街中の公園にもかかわらず緑が多くなかなか面白い公園でした。
大塚西公園では池にアヤメが咲き、キンランやギンランも咲いていました。
樹木の洞に二ホンミツバチが巣を作り盛んに活動していました。
まず、オオイヌノフグリはまだまだ盛んに咲いているので、コゴメイヌノフグリも咲いているのではないかと思い見に行きましたが、すっかり枯れていて果実が出来ていました。果実は同じゴマノハグサ科クワガタソウ属の仲間であるオオイヌノフグリやタチイヌノフグリの果実と同じような果実でした。クワガタソウだけが果実の様子が違うのは面白い。
ご参考までに過去に撮影したコゴメイヌノフグリの花です。
次に林下の叢にあるというワニグチソウを探して、何とか見つけることが出来ました。ワニグチソウ(鰐口草)はキジカクシ科アマドコロ属の多年草で高尾山へ行けば見ることができるのですが、市内の公園で見ることができるのはありがたい。花期は5~6月。葉の脇から花柄を伸ばし2枚の苞葉に挟まれるように2つの花が垂れ下がって咲く。その様子が神社の社殿の軒下に吊るされる鰐口(参詣者が打ち鳴らす円形の大きな鈴)に似ていることから名付けられたいうが、どう似ているのか分かりません。
これは咲いているのをやや下方から撮影したものです。
東中野公園で出会ったコケの1種です。私はコケをほとんど知らないのですが面白いものを見つけた時には掲載しておいて、後日調べることにしています。
以上
高尾山ではまだまだ米粒ほどの大きさもありません。
最近高尾山に行く頻度がすっかり落ちてしまいましたので様子が分かりませんが、ワニグチソウはこれからなのですね。
こちらのは長池公園のHPから見ていったので開花時期がほぼ予想できました。