今日6月24日は南高尾で花を求めて散策しました。コースは高尾山口~梅の木平~三沢峠~西山峠~入沢川~梅の木平~高尾山口~駒木野庭園ですが、今回はその前半、三沢峠までです。
毎年どこかで見ているツチアケビとキバナノショウキランですが、大分前から開花の情報がありましたので遅いかと思ったのですが、やはりもう終盤でした。
ツチアケビ:終盤で僅かの花が残っているだけでした。あとは赤い果実を見るのを楽しみにしよう。
キバナノショウキラン:これも終盤でみすぼらしい姿になっていました。
国道20号沿いでは
ここでもヒメコウゾの果実がありました。
ヤマウコギの果実が赤褐色から黒褐色に熟し始めていました。
圏央道と国道20号の高尾山 I C 近くにあるキリの大木には果実が出来ていました。
鋭い棘だらけのアメリカオニアザミが咲いています。
雌雄異株のアカメガシワの雄株に雄花が沢山咲いていました。
クマツヅラが毎年同じ場所で咲いています。
梅の木平のうかい竹亭の石垣には今年も地衣類ハナゴケ科のヒメジョウゴゴケ(姫漏斗木毛)がラッパ型の子柄を出しています。
畑に立ててあったフクロウの案山子が面白い。
高尾グリーンセンターから山道に入ると
ミツモトソウが咲いていました。ミツモトソウ(水元草)はバラ科キジムシロ属の多年草で山地の水源あるいは水のある所に咲くというのが名前の由来。葉が三つに開くのが特徴。
一群れのアカショウマ(赤升麻)が咲いています。名前は根が赤いから。
ウマノミツバもあちこちに咲いています。野菜のミツバに似ているが食べられず馬にやるしかないということで名付けられた。
ここにもあちこちにオオバジャノヒゲが咲いていました。
春先に花を付けるキブシが果実になっています。
シロバナノハンショウヅルに果実が出来ていました。キンポウゲ科センニンソウ属のつる性低木で、冬にはこの果実の先が開き同じ科のハンショウヅル同様に白い毛を出して種子を飛ばします。この姿も見たいものです。
三沢峠のベンチで一休みです。以降は次回に。