6月18日、今日は長沼公園へのお散歩です。
殿が谷戸ではヒメコウゾの赤い果実がなっていました。
ここでもアカメガシワの雌花が咲いています。
暗い林下にオオバジャノヒゲの白い花が咲いていました。オオバジャノヒゲ(大葉蛇の髭)はユリ(キジカクシ)科ジャノヒゲ属の常緑多年草で花期は7~8月。秋には黒く熟した種子が見られます。
柿木谷戸にはヤマアジサイ(サワアジサイ)ではないかと思われる花が咲いていました。間違っていればご指摘ください。
栃本尾根を登り始めると
オオカモメヅルが咲いていました。オオカモメヅル(大鴎蔓)はキョウチクトウ科カモメヅル属のつる性多年草で花期は7~8月で葉は大きいのですが小さな淡暗紫色の花をつけます。高尾山ではあちこちに沢山咲いているのですが、長沼公園で私が見たのは初めてです。この果実が出来れがいいのですが。結実するのは少なく果実は白い毛を出して種子を飛ばします。
尾根では
5月下旬に白い花を咲かせていたネジキが若い果実を沢山つけていました。この木の花は下向きに咲きますが、果実は上向きに付くのが面白い。
ご参考:5月25日に撮影したネジキの花
オカトラノオが満開です。
八王子市の花ヤマユリの蕾がだいぶ大きくなっています。咲くのが待ち遠しい。
リョウブが沢山あり、花も満開に近い。クマバチ等の昆虫も訪れています。
リョウブに吸蜜するクマバチ
尾根の上でヨツバムグラの小さな花を見つけました。ヨツバムグラ(四葉葎)はアカネ科ヤエムグラ属の多年草で高さ20cmぐらい。直径1mmぐらいの小さな淡黄緑色の花を付け、葉は4個輪生する。花のすぐそばに若い果実が付いていますが、2個の分果からなる。ともかく小さな花なので見逃しがちです。雑草のヤエムグラの仲間です。
野猿の尾根ではハンショウヅルの果実がありました。この果実も白い毛を出して種子を飛ばします。
キボシオオメイガがいました。キボシオオメイガはツトガ科オオメイガ亜科の蛾で開帳25㎜ぐらい。6~7月頃出現します。前翅は白色で黄色の屈曲した横線があり2対の黒点がある。灯火に集まります。
帰り道の民家にクチナシが咲いていました。良い香りを漂わせていました。この蕾の形を見ると全体的に草花のクチナシグサの果実の形に似ていますね。
以上