今日も片倉城跡公園近辺のお散歩です。
湯殿川の殿田橋の少し上流でクイナ(水鶏:クイナ科・属の留鳥)にやっと出会いました。地元の人の話では今年は多くやってきて4~5羽いるのではないでしょうかと。それにしては私が出会うのは遅かった。ほとんど飛ぶことはなく歩いて長距離を移動する。湯殿川には冬期にやってくる。
今日はすぐ前で川底の藻でしょうか採餌(雑食で昆虫等の動物類から植物の茎や種子を食するとのこと)をしていましたが、そのせいか普段は危険を感じるとすぐ隠れるのが、今日は1対1でゆっくり撮影できました。
目の色は茶色でしょうか
ちなみに、今日人家の屋根上にいたアオサギの目の色はダイサギと同じく黄色でした。
今日見た冬芽は3種類です。
アジサイ(紫陽花:ユキノシタ科アジサイ属の落葉低木で有毒植物)
頂芽:麟芽ですが芽鱗は早い時期に落ちて裸芽になり2枚の幼芽が向き合う。
側芽:薄い芽鱗があり葉痕の維管束痕は3個で、人の顔に見えますね。
タラノキ(楤木)とハリギリ(針桐):これがともにウコギ科の樹木なので冬芽や葉痕はよく似ています。
タラノキの頂芽:タラノキ属の落葉低木。麟芽で頂芽は大きい。この新芽を天婦羅にするとおいしい。某公園に2本あるのですがいつも誰かに採られてしまいます。葉痕はV字形~U字形で維管束痕は30~40個。
タラノキの側芽:頂芽と比べて小さい。葉痕は見難いですが維管束痕とも頂芽と同じ。
ハリギリ:ハリギリ属の落葉高木。麟芽で芽鱗は2~3個。茎には鋭い針がある。タラノキと同じで側芽は小さい。
以上