片倉城跡公園近くの雑木林ですでに終盤のアオテンマを2本見つけました。いままで2019年に出た場所を見ていたのですが、少し離れた場所に出ていました。もう少し早く見つけていたらと残念ですが、ともかく今年2カ所で見ることが出来ました。
すぐ近くにここでもオニノヤガラが1本出ていました。
また、片倉城跡公園ではコバノカモメヅル(小葉の鴎蔓)が咲き始めていました。コバノカモメヅルはキョウチクトウ科カモメヅル属のつる性多年草で林縁などに生える。この辺りでは草刈りのため果実が出来るまで残らないのが残念です。
湿地のハンゲショウ(半夏生、半化粧)の葉が白く色づき始め蕾が出てきました。ドクダミ科ハンゲショウ属の多年草で水辺や湿地に生えます。マタタビと同じように花期には葉の色が白く変わるのが面白い。
ついでに今日五弁のドクダミを見つけました。これで幸せになれるかな?
同じく湿地で
ミゾホオズキの果実を見つけました。この果実の形がホオズキの果実に似ているため名前が付いたといわれています。
コナスビの果実です。
表からでは見えにくいのですが、裏返してみると沢山の果実が付いていました。
果実といえば、ユキザサに果実が1個だけ付いていました。赤く熟すまで残っているといいのですが。
ホウライシダがあったので葉裏を見てみるとソーラス(胞子嚢)が出来ていました。ホウライシダのソーラスは葉の裏面の縁にできます。白く見えるのがソーラスです。これからはシダ類にソーラスが出来る時期なので観察してみよう。
今日は久し振りでキジの雄に出会いました。
湿地の木道にカルガモがジッとしていたので死んでいるのかと思ったのですが動きました。寝ていたようです。人出が少ない雨模様の日だったのですがのんびりしたカルガモです。
以上