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八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

クロスジフユエダシャクの交尾

2018-11-23 15:48:31 | 昆虫
雑木林で早くもクロスジフユエダシャクの雄が3頭飛んでいるのを見つけました。
蛾の1種で冬(晩秋)から早春の間にしか見られない蛾です。
しかも、私が見た初日にしかも真昼間にその交尾を見ることが出来ました。
普通は交尾するのは夜なのにラッキーです。

拡大


ご覧のとおり雌を上にして雄は下向きになっています。歩くときは雌が雄を引っ張って歩きます。
雌は翅が退化しており飛べない蛾です。フェロモンを出して雄を呼びます。

冬尺以外でもまだ昆虫はいました。

カマキリ


お花畑のノースポールにベニシジミ


キタテハが日向ぼっこです。


ウラナミシジミがパンジーに


お花畑にオオハナアブが


他にもモンシロチョウやモンキチョウも飛んでいました。

湯殿川では冬鳥のコガモが大分増えていましたし、久しぶりでオオバンを2羽見つけました。


イソシギもいました。


見つけた秋です。

桜紅葉:イロハモミジも綺麗ですが、サクラの紅葉も見事です。


公孫樹の絨毯


ハナミズキの果実が真っ赤に熟しています。


我家で面白いことがありました。
夏にタップリ取り入れたミニトマトがプランターに残してあったのですが、それに2度目の花が咲きミニトマトまで出来ました。まだ1個ですがどれだけ採れるかな?


以上

24号台風後の高尾山

2018-10-10 15:23:28 | 昆虫
24号台風襲来後初めての高尾山登山。今日は裏高尾の日影から「いろはの森コース」を登りました。
裏高尾では台風での倒木がまだ整理されておらず、ところどころ通れなくなっていました。
いろはの森コースは倒木で危険なため立ち入り禁止の標識が出ており黄色いテープで塞いでありました。
ほんとかなと思ったのですが、ちょうど上から下りてきた人がいたので聞いてみると倒木はあるが大丈夫通れますとのこと。
行ってみると4号路との交差点まで1本の倒木もなく普通に通れました。
そこからいろはの森コースはスズメバチの巣があるため危険との表示があったので4号路を頂上へ向かいました。
下りでは1号路の男坂、神変堂から男坂まで等倒木で通行止めとなっていました。
大木が先日の台風のため折れて倒れいずれも回り道が設定されています。まだまだ後始末が出来ていないようです。
それでも多くの人達が訪れていました。高尾山は大したものです。

今日は裏高尾の駒木野公園の辺りでクロコノマチョウを見ました。残念ながら撮影は大ピンボケで失敗。

あちこちにアズマヤマアザミが咲いていて、蝶や蛾が吸蜜していました。

アサギマダラとアズマヤマアザミ:皆さん撮影していました。アサギマダラは渡りをする蝶ということで有名になっているようです。


ホシホウジャク(スズメガ科ホウジャク亜科の蛾で大きさは小さく開帳4~5cmぐらい)とアズマヤマアザミ


日影の街灯の下にクスサン(ヤママユガ科の蛾で開帳10cmをこえる大形の蛾)が死んでいました。
夜には街灯に沢山集まっているのでしょう。


山頂にクロズウスキエダシャクがいました。開帳2cm前後の小型のエダシャクです。


日影林道に沢山の茸が生えていました。


花ではアズマヤマアザミのほかゲンノショウコや多くのアキノタムラソウ、ツリフネソウが咲いていました。

ゲンノショウコ


秋の代表的な花リンドウ(竜胆)はまだ蕾でした。


以上

我家の緑虫(ナミアゲハの5齢幼虫)は小さい

2018-09-19 16:36:52 | 昆虫
ナミアゲハの観察。
小さな山椒なのに結構探すのが難しい。
やっとミドリムシ(5齢幼虫)を見つけたが、ご覧のとおり約2cmぐらいしかなく小さいようです。
山椒の葉なので栄養が足りないのでしょうか?
なおクロムシが1匹いなくなりました。
クロムシは鳥の糞に擬態しているといわれており、見つけにくいし見つけても食べ物のようには見えないのですが。
鳥か何かに食われたのでしょうか、それとも探し方が悪いのでどこかにいるのかも?
卵は1個健在です。


昨日の続きで湯殿川のニラの花に吸蜜している蛾と蝶です。

タバコガとニラ


シロオビノメイガとニラ


イチモンジセセリとニラ


ニラのほかアレチヌスビトハギも今満開です。


以上

忙しい!

2018-09-18 17:11:10 | 昆虫
昨日見つけたナミアゲハの幼虫と卵を観察していたが、なんとミドリムシ1匹とクロムシ2匹それに卵1個となっていました。
こんな小さな山椒の木で見逃していたのかな?
とにかく急に増えました。これから忙しくなる。


それとセスジスズメの幼虫が1匹いたのですが、オオハンゲの葉を食い尽くしてどこかへ行ってしまいました。
凄い食欲です。1晩で全部食べてたのですから。

以上

樹液と蛾等の昆虫

2018-09-14 09:09:24 | 昆虫
9月13日。涼しくなったのでお散歩を午後の雑木林公園に変更しました。
雑木林の林床はヤブランが一面に咲いていました。


フジカンゾウ(マメ科ヌスビトハギ亜科の多年草)もあちこちに咲いています。


オトコエシが咲いていてミドリヒョウモンやイチモンジセセリが吸蜜していました。

オトコエシ:オミナエシと比べ力強く見えます。


オトコエシとミドリヒョウモン


オヤマボクチやオケラはまだ蕾です。

オヤマボクチ


雑木林にあるクヌギの樹液にはスズメバチをはじめ多くの蛾、蝶、クワガタが吸蜜に来て名残の夏を楽しんでいるようです。

ルリタテハ:樹液に来ている蝶はこのほかクロヒカゲやサトキマダラヒカゲです。


マメキシタバ:小型のシタバガです。後翅(下翅)には黄色い模様があります。一番多く集まっていました。


コシロシタバ:開帳5~6cmぐらいのシタバガ科の蛾です。後翅には白い模様があります。白い模様が少しだけ覗いています。


コシロシタバとマメキシタバ:大きさの違いが分かります。


オニベニシタバ:開帳5~6cmぐらいのシタバガ科の蛾です。後翅には紅色の模様があります。翅と翅の間に紅色が少しだけ覗いていますね。


ヒメウスベニトガリバ:カギバガ科トガリバガ亜科の蛾で大きさは開帳3cm強。模様が面白い。


甲虫ではクワガタムシが2種類ほど来ていました。名前は分りません。

コクワガタでしょうか?


翅に縦筋が入っているのでスジクワガタかチビクワガタでしょうか?下方にいるのはオニベニシタバです。


以上