片倉城跡公園周辺のお散歩です。
片倉城跡公園等の林縁に白い蝶のようなものがひらひらと沢山飛んでいます。これがキアシドクガの成虫です。各地の公園にキアシドクガの画像付きの説明札がありますが、それほど目立つということで、ミズキの大木の葉を食い尽くすぐらい大量発生し、ドクガという名前なので本当に毒があるかと思いますが、実際には幼虫の毛虫にも成虫にも毒はありません。毒があるように見えるあまりに多くの毛虫がいるので「毒がない」と安心できるように説明札を作ったのでしょう。
名前の通り足が黄色で真っ白の綺麗な蛾です。
幼虫がその葉を食い尽くしたミズキはすぐ側から新芽を出しています。すぐ元の姿に戻るでしょう。すごい生命力ですね。
ご参考までにキアシドクガの幼虫を掲載します。5月2日の日記に掲載しています。
ユスラウメの果実が熟し始めています。
神社の社殿にはその灯に集まったヘビトンボが沢山いました。体長4cmぐらいある大型の水生昆虫で多分ヤマトクロスジヘビトンボだと思います。幼虫は強い肉食性で大きな顎で噛みつく習性があるので蛇に例えて名付けられた。
その他にアカボシゴマダラの春型がいました。春型には赤い星模様がありません。
割合少なく綺麗な模様の蛾、ギンツバメもいました。ツバメガ科ギンツバメ亜科の蛾で開帳30mm弱です。
片倉城跡公園の湿地の向こうにアヤメが咲いていました。
湿地ではキショウブが花盛りですが、菖蒲はまだ咲いていません。
近くの緑地にあるイチヤクソウはまだ蕾です。
フデリンドウは果実の先が裂けて種子を放出した後の果実殻が付いていました。フデリンドウのこんな姿は初めて見ました。
南アメリカ原産でサトイモ科のオランダカイウが咲いていました。
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