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八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

冬尺出現!

2017-11-26 16:07:48 | 
我家の近くの大塚山(道了堂)にクロスジフユエダシャクが1頭いました。
飛び方が弱々しくすぐ止まったので簡単に撮影できました。
クロスジフユエダシャクは冬尺蛾の仲間で一番早く出現する種です。
最盛期には日中から多数のクロスジフユエダシャクが、低山の雑木林の下草すれすれに弱々しくヒラヒラと飛び廻り、なかなか止まりません。夜に翅のない雌と交尾します。
私は毎年この蛾が出てくるのを楽しみにしています。
冬尺蛾は日本に35種類いますが、これから出てくる種類がどんどん増えてくるでしょう。


(冬尺蛾とは、冬季に成虫が発生し、交尾産卵の生殖活動を行い、雌は翅が退化して飛べないシャクガ科の蛾のことです。)

以上

エビガラスズメ(スズメガ科・亜科の蛾)

2017-09-21 17:03:21 | 
夕方、夕刊をとりに出ると我が家の門にエビガラスズメが止まっていた。私の初見の蛾です。
翅は地味で目立たないが、腹部の赤黒模様が特徴的な蛾です。
幼虫はサツマイモの害虫ですが、サツマイモ以外にアサガオ、ヒルガオ、ヨルガオ、アズキ等の豆類も食べるようです。
どうして、この昼日中、我が家の門扉にやってきたのか不思議です。








以上

キイロスズメ(スズメガ科ホウジャク亜科の蛾)

2017-09-05 20:13:12 | 
今日の夕方、自宅のすぐ近くで何かが飛んできて石垣に止まりました。
見るとキイロスズメでした。普通灯火に来るようですが、日中こんなところにいるなんて。
腹部の両側が鮮やかな黄色であるためその名が付いたようですが、綺麗なスズメガですね。
姿もジェット戦闘機のようで素晴らしい。




以上

ニジュウシトリバ(二十四鳥羽)

2017-07-19 11:44:18 | 
散歩より。

雑木林の建物でニジュウシトリバを見つけました。
ご覧のとおりニジュウシトリバガ科の小さな蛾ですが、よく見ると鳥の羽根のような物が左右各十二枚、その名前の通り計二十四枚付いているように見えます。面白い蛾ですね。

私の人差し指と比べると


その他の蛾ではハジマヨトウがいました。


雑木林には今ヤマユリが沢山咲いており良い香りが充満しています。
しばらくは綺麗なユリの花と香りを楽しめます。




道端にはコマツナギ(駒繋ぎ)の花も咲いていました。
見た目は草か萩のように見えますが、木の仲間で馬を繋げるような強い木ということでその名が付いたようです。


林縁にキノコが生えていましたが名前は分りません。


以上

ホタルガ(蛍蛾)

2017-07-04 09:43:46 | 
7月3日。梅雨の合間の暑い日でしたが高尾山へ。

丁度今の時期梅雨でホタルが話題になることが多いが、今日はマダラガ科ホタルガ亜科のホタルガに出会いました。
日中からひらひら飛ぶ蛾で、頭が赤く体が黒いその姿が蛍に似ているというのでその名が付いたそうです。
大きさは前翅長25~30mmある比較的大きい蛾です。


その他にいた蛾:みな普通に山野にいる蛾です。

オオエグリバではないかと思いますが、良く似たのがいるので自信ありません。枯葉によく似ていますね。開帳5~6cmあるこれも比較的大きな蛾です。


マルシラホシアツバ:ヤガ科クルマアツバ亜科の蛾で開帳4~5cmある大きなアツバです。


フトフタオビエダシャク


カノコガのペア:ヒトリガ科カノコガ亜科の蛾で日中から市街地でも地面近くを飛び回っています。開帳3cm前後。


ホソスジキヒメシャク:ヤガ科ヒメシャク亜科の小さな蛾です。この2頭は同じ種でも色が随分違うものですね。




ハマキガの1種:チャノコカクモンハマキに似ていますがわかりません。1cmぐらいの小さな蛾です。



今日の野草

ヤマユリが蕾になっています。まもなく大きくて華やかな花を咲かせるでしょう。


ムラサキニガナ:背が高く全体像が撮れませんが花一つを見れば綺麗な花です。


トモエソウ:これは花後なのか咲く前なのか?他のほとんどはまだ蕾でした。


オカトラノオ:咲き始めです。この花にはホソバセセリが吸蜜するので出会うのが楽しみです。


オオカモメヅル:まだほとんど蕾ですが山頂近くで少しだけ咲いているのがありました。非常に小さな花なので注意してよく探さないと。


イガホオズキ:もう果実になっていますが、まだ花が咲いています。


アカショウマ:暗い樹下に点々とこの白い花が見えます。


以上