片倉城跡公園にアオジがいました。アオジはホオジロの仲間で冬期は薮地に多く地上で餌を漁っている。警戒心が強くすぐ隠れてしまう。このアオジも開けた草地で餌を食べていたのが、人が来たため樹上に逃げたものを撮影しました。私は冬期の地味な地鳴きを聞いただけで囀りを聞いたことがありませんが、綺麗な声で囀るそうです。
片倉城跡公園で撮影した冬芽3種です。
ヤマボウシの花芽と葉痕:ヤマボウシはミズキ科・属の落葉高木。花期は5~7月で果実は9~10月に赤く熟す。
花芽は偏球形で先が尖る。鱗芽で2個の芽鱗に包まれる。葉痕はV字型~三日月形で維管束痕は1個。
ミツバアケビの冬芽と葉痕:ミツバアケビはアケビ科・属の落葉つる性木本。花期は4~5月で果実は10月に熟す。
冬芽は長さ2~4mmの卵型。鱗芽で芽鱗は12~16個の鱗状。葉痕は半円形で維管束痕は5個ぐらい。
ハコネウツギの冬芽と葉痕:ハコネウツギはスイカズラ科タニウツギ属の落葉小高木。花期は5~6月で果実は11月頃熟し裂開する。冬芽は長さ3~7mmの卵形。鱗芽で芽鱗は褐色で7~8対。葉痕は腎臓形~三日月形で維管束痕は3個。側芽は対生する。維管束痕が3個のものは人や猿の顔に似ていて面白い。
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