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八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

片倉城跡公園:2021年 アオジ(青鵐、蒿鵐、蒿雀)、冬芽3種

2021-01-04 16:18:46 | 野鳥と花

片倉城跡公園にアオジがいました。アオジはホオジロの仲間で冬期は薮地に多く地上で餌を漁っている。警戒心が強くすぐ隠れてしまう。このアオジも開けた草地で餌を食べていたのが、人が来たため樹上に逃げたものを撮影しました。私は冬期の地味な地鳴きを聞いただけで囀りを聞いたことがありませんが、綺麗な声で囀るそうです。

 

片倉城跡公園で撮影した冬芽3種です。

ヤマボウシの花芽と葉痕:ヤマボウシはミズキ科・属の落葉高木。花期は5~7月で果実は9~10月に赤く熟す。

花芽は偏球形で先が尖る。鱗芽で2個の芽鱗に包まれる。葉痕はV字型~三日月形で維管束痕は1個。

ミツバアケビの冬芽と葉痕:ミツバアケビはアケビ科・属の落葉つる性木本。花期は4~5月で果実は10月に熟す。

冬芽は長さ2~4mmの卵型。鱗芽で芽鱗は12~16個の鱗状。葉痕は半円形で維管束痕は5個ぐらい。

ハコネウツギの冬芽と葉痕:ハコネウツギはスイカズラ科タニウツギ属の落葉小高木。花期は5~6月で果実は11月頃熟し裂開する。冬芽は長さ3~7mmの卵形。鱗芽で芽鱗は褐色で7~8対。葉痕は腎臓形~三日月形で維管束痕は3個。側芽は対生する。維管束痕が3個のものは人や猿の顔に似ていて面白い。

 

以上


2021年 新年おめでとうございます。

2021-01-01 13:13:10 | 野鳥と花

新年おめでとうございます。

今年は初日の出詣では取り止めて、初詣は地元の神社へ行きました。少人数でソーシャルディスタンスを保ってのお参りです。

好天に恵まれ片倉つどいの森公園から見た富士山は雪がやや少ないものの綺麗に見えました。私にとって、正月はやはり初日の出と初詣、そして雪の富士山。この三つが揃えば新たな気分になれるのですが。

片倉つどいの森公園から見た富士山

センダンの葉がすっかり落ちて沢山の黄色い果実が青空に映えて綺麗です。

 

ついでにセンダンの冬芽と葉痕です。

リョウブの冬芽もすっかり三角帽子(芽鱗)が取れています。

桜の大樹の幹の窪みには相変わらずヨコヅナサシガメの幼虫が集団で越冬中です。

帰り道、冬鳥のジョウビタキの雄が地面で餌を漁っていました。

今年もよろしくお願いいたします。

 


片倉城跡公園:2020年 アオゲラ、ツルウメモドキとマサキの果実

2020-12-10 17:32:07 | 野鳥と花

片倉城跡公園でいつも野鳥を撮影している人たちが、樹上を見上げて何かを撮影していたので聞いてみるとアオゲラがいるとのこと。やっと見つけて撮影できました。2羽いました。いつも鳴き声は聞こえるのですが撮影できたのは久し振りのことです。

17日にノゲシかオニノゲシかわからなかったのは、今日別のところで見つけたものを触ってみると棘は柔らかくて痛くなくノゲシでした。

  

片倉城跡公園の上の畑地でツルウメモドキとマサキの果実を見つけました。

ツルウメモドキ(蔓梅擬き)はニシキギ科ツルウメモドキ属で雌雄別株の落葉つる性木本です。5~6月に薄緑色の花を付けます。果実は蒴果で10~12月に黄色く熟し、熟すと三つに割れて赤色の仮種皮に包まれた種子が顔を出します。

   

種子が落ちた後の果実殻

マサキ(柾)はニシキギ科・属の常緑小高木で海岸近くの林に自生するが生け垣などによく利用される。花期は6~7月で黄緑色または緑白色の花を付ける。果実は蒴果で11~1月に熟し果皮は4裂して赤い仮種皮に包まれた種子が出て来る。

   

以上


長池公園散策:2020年 クロツグミ(黒鶫)、シロダモ等

2020-11-18 20:02:50 | 野鳥と花

今日は久し振りで長池公園散策です。

第一デッキで私の足元から飛び立ち近くの木に止まった鳥がいました。クロツグミ(黒鶫)です。クロツグミはツグミの仲間で体長22cmぐらいのツグミより少し小さめの鳥で日本では夏鳥としてやってきます。春には高い樹上で大きな綺麗な声で複雑に囀り最も魅力的な歌鳥です。昔は高尾山でもよく囀っていたのですが、最近はほとんどその囀りが聞こえません。長沼公園には南に帰る途中で立ち寄ったのでしょう。こんなに近くで撮影できたのはラッキーでした。

公園では花はほとんど見られなくなっており、自然館の中庭にアワコガネギクが咲いていたのと、自然館の植え込みにリンドウが咲いていたぐらいです。

アワコガネギク

リンドウ

果実は種々見られました。

シロダモ:クスノキ科シロダモ属の常緑小高木で果実は花が咲いた翌年の秋に赤く熟します。帰ってから分かったのですが果実が熟すのと同じ時期に黄色い花を付けるとのこと。知らずに花を見過ごしました。残念です。

赤いガマズミの果実はまだあちこちに沢山ありましたが、駐車場にキミノガマズミの果実もありました。

 

ウメモドキ(梅擬き):モチノキ科・属の落葉低木で5~7月頃淡紫色の花を咲かせます。花よりも果実が愛でられる代表的な木です。

 

カタクリ観察路ではアズマレイジンソウが果実になっています。

 

第2デッキではツクバトリカブトがこれも果実を付けていました。

以上


2020年 湯殿川の野鳥たち等

2020-11-17 09:18:16 | 野鳥と花

11月16日。湯殿川あたりを散策しました。

オオバンを久しぶりに見てこれで湯殿川の野鳥たちの常連が大体出そろいました。オオバンは冬季のみいるようです。

他に出会ったのは

バン:2羽いました。営巣・子育てもします。

ダイサギ

アオサギ:居眠り中です。

サギ類ではコサギが時々出現します。

営巣し子育てもするカワセミ

カモ類では

冬鳥のコガモ

子育てもするカルガモ:残念ながら営巣場所を見つけられません。

今日は見かけませんでしたが、冬に常住するのはクイナ、カイツブリ、時々現れるのはイソシギ、イソヒヨドリ、水鳥ではありませんが何時もいるのはハシボソガラス、スズメ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、キセキレイ、夏鳥ではツバメ、イワツバメというところが湯殿川の鳥たちです。

片倉城跡公園では水車小屋の蔦が紅葉しました。

ムサシアブミの果実も熟して真っ赤です。同じ仲間でミミガタテンナンショウの果実はかなり前に熟してなくなったいますが、ムサシアブミは遅く熟します。

 

キチジョウソウの花はまだ咲いていますが果実も出来ていました。

以上