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エトスデザイン(ETHOS Design) ドリーム50用リアスタンド

2013-09-16 14:25:23 | 原付趣味&Bianchi

 前回に引き続き、新たに到着した新ネタ・エトスデザイン(ETHOS Design)のドリーム50用リアスタンドです。


 大きなバイクと異なり、ドリーム50にはサイドスタンドのみでセンタースタンドが装着されていません。コストの問題や重量増の問題があるのだと思います。特に必要は無いのですが、メンテナンスをする際にはあったほうが何かと便利。そこで社外品として、このようなメンテナンス・スタンドが売られています。この手のタイプのものはレーシング・スタンドとも言い、レーシーさを演出する小道具としても使われます。


 ドリーム50は、車体が細いことと純正2本出しのマフラーということもあって、汎用品が使えません。発売当時には、ホンダアクセス製の純正アクセサリーも出ていたのですが、それもすでに廃盤。こちらは、ドリーム50用リアスタンドの定番としてエトスデザイン(ETHOS Design)から出ているもの。ホンダアクセス製のものを復刻したようなデザインになっています。


 定価は7,800円で、アマゾンだと約7,000円。中古パーツショップにて3,980円と約半額で見つけたため購入してみました。レーシングスタンドは赤や白に塗装されたものが多く、車体を持ち上げやすいようキャスターが付いているのですが、こちらはキャスターなしでメッキ加工が施されています。フレーム自体も細く、ディスプレイスタンド的な性格も強いように思います。


 このスタンド、評判はいまひとつ。その理由が受け部のゴムが薄く、両面テープで加工されていて剥がれ易いこと。これは中古品なので、見事に破れていました。またメッキがボロボロ剥けてきます。この辺りは、もう少し頑張って欲しいとこ。普通の塗装でキャスター付のもので良いと思います。メッキだと地面に直接置けないし。


 とりあえず仮の配置。レーシングスタンドの受け方は色々なタイプがありますが、これは特殊受け部がスイングアームを乗っけて持ち上げるタイプ。後部のフレームを踏みながらてこの原理で持ち上げます。


 デザイン的には、かっこよいです。盆栽が多いドリームに合わせて、ディスプレイした場合に映えるよう設計されているのだと思います。


 とりえあえず、このままでは使えないので加工を行います。


 郵便局に行く用事があるので、バッテリーレスKITのテストを兼ねてドリーム50を引っ張り出します。


 郵便局にて。正午の澄んだ日差しがいい感じ。バッテリーレスKITは、タコメーターも動き、ウインカーも問題なく点滅していました。


 ホンダの原付なので、カブやスクーターに混じって自転車置き場に置いてあっても良く似合う。大きさもそう変わらないし。このままホムセンに向かいます。


 ホムセンは混んでました。写真も取ったのですが、ブレていて使えず。とりあえず補修用品を物色した後、スーパーへ寄り道します。ちなみにここは、経路途中の博物館の駐車場。


 やはり休日スペシャルとして、近場の移動に使うのが一番楽しい。或いはバイク好きな人とバイク談義して見せ合うとか。


 南海部品も行きたかったのですが、しなればならない用事もあるため早々に帰宅。


 そのままスタンドの加工に取り掛かります。


 購入してきたものは、生ゴムのシート180円。両面テープは、手持ちの車用の強力タイプを使用します。


 受け部に合わせてカット。両面テープとほぼ同じ幅でした。
 

 生ゴムシートに両面テープを接着して、特殊受け部に貼り付けます。ちなみに製品版でもほぼ同じ仕様になっています。生ゴムは製品版より厚いもの、両面テープも厚みのある強力なもので、製品版より強化されています。


 実際に車体を載せて感じたのですが、この受け部2点でリアを支えますので、かなりの重量がかかります。ここは消耗品と考えて、取り替えること前提でも良いのかも。


 実際に車体を載せると、このような感じ。車体側にレーシングスタンドフックボルトを取り付け、そこに載せるタイプもありますが、それと比べると安定感は少し頼りない感じ。


 レーシングスタンドフックボルト自体が2~3千円ほどしますので、お手軽と言えばお手軽ですが。


 問題はコンクリート地面に直接は置けないこと。メッキ加工されたものを地面にてこの原理で押し付けるのは、精神衛生上あまりよろしくは無い。とりあえず、ダンボールを敷いていますが、ゴムマットが必要。時間が無かったこともあって、今回は軸受け部のみ買ってきました。時間がある時にじっくり良さそうなものを探します。


 これでチェーン掃除も楽々に。というか実用的なメリットは、これしか思いつかない。


 全体像。これは立てる時が結構大変で、一人で立てる場合にはフロントブレーキを固定した状態でバイクを垂直に立て、特殊受け部を車体に当てて、てこの原理で後ろに引っ張りあげます。


 結構リアが上がるので、バイク自体がでかくなったような錯覚も。かっこは良いのですが、重心位置がかなり上がるため、人が入らない屋内保管でない場合には、このままの状態で止めておくのは少し勇気がいるかも。慣れの問題もあるかもしれませんが。


 実用性うんぬんの前に、レーサーレプリカであるドリーム50を飾るためのディスプレイスタンドと考えれば、良く出来ていると思います。軸受け部は、どちらにしてもかなりの圧がかかりますし、見てきたように簡単に補修できますので、消耗品と捉えれば良いですし。


 問題は、地面に置くシートですな。こちらもホムセン行けばゴムシートが1,000円/メートルくらいで売っています。


 ということで、エトスデザイン(ETHOS Design) ドリーム50用リアスタンドでした。


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