カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-1622 『悩める男』 ホントに悩んでんのか?

2016年05月15日 | 日記






 『アカプルコの海』1963年映画  2016年5月15日







先週の金曜日から公私ともに何でもかんでも気がかりなことが不思議なくらいにスムーズに片付いて行くんだね。どういうことなの?

此の三日ほど天気は鬱陶しいんだけどオレの気分は爽やかになっていくばかりだよ。どういうことなの?

それはそうと久しぶりにどうしようもない眠気が襲ってきて話しの続きが出てこない、欠伸がとまらないよ。ヤケクソに眠たい。





今日(11日)は、もうアカンね、とてもじゃないけど持たんわ。なんか肩の荷が下りてホッとしたのかね? 寝ます。

9時半に布団にぶっ倒れて目が覚めたら日付が変わって深夜の1時だったかね?もう、急降下爆睡だね。大地震が起きても解らんのではないか? 

ちょっと起きてパソコンを起動する。みんな寝静まって独りボ~としてたよ。「こんな時間に起きてパソコンなんか起動して寝なおし利くか?」





それは素人だよ。「なんの素人や?」 オレはね、寝ることにおいては玄人だよ。何の苦もない水鳥だよ、ただ浮いてんだよ。

「漕がんのか?」 流されるままさ。「おっ、欠伸が出たね」 そうだよ、睡魔ちゃんが、ウインクして、おいで、おいでって誘ってるよ。

ボクちゃん恥ずかしっ。 「なんやねん、それは?」 睡魔ちゃんに抱っこしてもらって、また寝るかあ~。














『西部開拓史』 シネラマ1962年アメリカ映画









朝(12日)目覚めるとカラッと雲一つない快晴だったね。5月の新緑は活き活きしてるよ。こんな朝は大好きだね。

午前中は、仕事に追われてあっという間に昼が来たよ。昼過ぎ、同業の社長さんから電話があり「会長さんが亡くなられました」って伝え聞いた。

この仕事に就いて初期の頃からお世話になった或る会社の会長さんが亡くなられた。





「今は、大方、宅に居りますよ」って、元気な声で笑って居られた。それから一年ほどかな? 入院されたと聞いてすぐだったね。

あと数年で100歳になられる歳だったよ。恰幅のあるお方だった。長生きするならああでなくてはいかんね。

昭和の時代を生き切られて平成でも矍鑠(かくしゃく)たる御仁だった。





たわわに実って頭(こうべ)を垂れる稲穂かなっていうけれど、来られると「〇〇〇〇さん、〇〇〇〇さん」って気さくに声をかけて

嬉しそうに話される。人格者だね。ああいう姿勢が自然とでるお方ってのは、ホンマに尊敬するね。

上に立つ人はこうでなくてはいかん。誇示せずとも人は勝手にその人望に着いてくる。そういうお方だったね。





期せずして合わせるようにオレもここを辞める時が来ましたよ。会長さんとは山の頂と谷底の違いだけど、幸い、人に疎まれずに来れましたよ。














『西部開拓史』 シネラマ1962年アメリカ映画








さて、今、オレは方向性を模索しておるんだよ。 「なんの方向性や?」 むやみやたらと書いてる駄文の方向性だよ。

気の向くまま書いてる駄文に指針をもってだね、突き進みたい欲求があるんだよ。思いつくままでもいいんだけど、なんか散弾銃のような按配だろ?

ライフルのように真っ直ぐ一点に突き進むような駄文をだね、書きたいなあと思ってる訳だよ。





そんなのを考えてると、いつもの調子が出てこないね。何かを残す人は一点集中の目的に邁進した人生を生きておられるね。

会長さんも、そういう人生を生き通された。散漫にならない貫く精神力だね。浮気が無いから思いが凝結して太く育って行くと思うんだよ。

しかし、そんなのは、なかなか見つからないんだね。唯今、そんなのが頭を支配してお話のネタ浮かびを阻害しておるよ。





「今更、何を残すつもりや?」 恥は山ほど残せるけどね、せめて、オレの満足を残したい。最後の山を当てるんだよ。「金鉱か?」

ゴールドラッシュだよ、掘っても掘っても石ばかり、人生の大方を肉体労働で消耗して、もうツルハシ振るう勢いも落ち、スコップ踏み込む力も出ない。

しかし、諦めないのが最後の意地よ、なにくそっ、誰も見向きもしない糞山で力振り絞ってツルハシ振り下ろす。ポタッ、ポタッ、ポタッ、





チッ、雨かよ、降るなら降りやがれっ、土砂降りだね。空もオレ見て泣いてるぜ。集中豪雨だね、流されそう。掘り起こした土が山肌沿って流れゆくよ。














『西部開拓史』 シネラマ1962年アメリカ映画 









ビッカアアーって稲光が走って轟く雷鳴、最悪。ダラダラと流れ落ちる土砂、ビッカアアー、山肌がぎらぎら照らされて、もう、萎えそう。

ど馬鹿ああーって雷鳴が轟く、泣いても涙は雨に流されて解んない、雷鳴に合わせて声を出して泣き叫ぶ、なんてこったい。

雷め、落ちるなら落ちろっ、ツルハシ振り上げて我が目が点になる、ななななんとっ、流れ落ちる土砂がキラキラと光り輝いてるではないかっ。





足元が黄金に埋もれているではないかっ。おおーっ神よっ、ホンマかいなっ? ウソかいなっ? そういうふうにはならんもんかいね?

「結局、馬鹿らしい夢話かよ」 アメリカ西部開拓史のゴールドラッシュの一コマを頂いて本日は終わり。

今、本当に迷ってます。迷って答えが出なければ、また、いつものようにお話を続けます。現実ってのは、ホンマに面白くないもんだねえ。


































最新の画像もっと見る

コメントを投稿