カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-506 『登攀(とうはん)者』

2012年09月11日 | 日記






山の頂に登るには、舗装された道もあれば、過去に幾多の人々に踏みしめられ、手を加えられ、それらしき道になった登山道もある。

はたまた獣道もあれば、道なき道を沢を手がかりに登り往く迷い道もある。湾曲の無駄を削いで直線的に登る危険なコースもある。

おまえが、どんな道を登り往くのかは解らない。





今、お前は、それらの道に繋がる山の裾野の階段を上がってる。





好きじゃない階段なのに、一歩、一歩、休むことなく黙々と上がり続けてる。もうすぐ、また、一区切りの階段を登りきる。

お前は、寡黙で粘り強い登攀(とうはん)者だね。

今日は、そのまた上の一区切りの階段の切符を手にして帰って来た。「大したもんだ。おめでとう」





好むと好まざるに拘らず、目標を掲げたら、克己の精神で、只管(ひたすら)歩み続けて休まない。





おまえの場合は、蓄えた知識、教養を、社会や自分に生かす基をも磨いているよ。「嫌」と向き合って戦うのは人間修行だよ。

「嫌」の立場でないと見えないものがある。「嫌」から学ぶことは多いんだよ。そして、それが、やがて「利」に誘う糧になるんだよ。

知識(し)ってるだけで終わる奴じゃないね、おまえは。「そんなのを感じるよ」 

















しかし、この娘(こ)は、いったい、オレにとって「なんなんだろうね?」 そのうち、解らぬままに終わるんだろうね。

友達なんてもんじゃないし、ただの知人でもないしね。オレにとって「漂う香水」みたいなものかね? 

















そういえば、花は、なにも云わずに咲いてるね。



























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