カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-658 『映画 王様と私』

2013年02月02日 | 日記




深夜、雨がシトシト降っている。煙草を吹かせておもてを覗くと、屋根の在るベンチの脇に女性が立っている。

向こうを見て携帯で話してるみたい。細身で背が高い。暫くすると、忙しなげに吸ってた煙草をロングスカートの足元に無造作に捨てる。

携帯での会話が終わったんだろうね、暫く、濡れた地面が光る中、じっと立ち尽くしている。








脇のベンチに置いたバッグを肩に掛けると傘もささずに静かに歩き去った。

弱い照明の中、全体がシルエットで表現されてんだね、なんか、映画のシーンみたいだったよ。

見知らぬ人の人生はシルエットなんだね。垣間見た様子が、その人の人生の脈絡の一部、哀し気だったね。




















目覚めたら10時半、よく寝たねえ。

晴れてるよ、日差しがカーテン越しに差し込んでる、いいねえ。

ふっと、思い出したよ、昨日のブログで女優の名前が出てこなかったけど、ジュリア・ロバーツだったね。後から書き込んでおこ。








なにか、夢を見たんだけど思い出せない。

パソコンの明かりの前で、熱いコーヒーの湯気がユラユラ踊ってるよ、フラダンスか? シャルウィ・ダンスか?

知ってる数少ないダンスの名を上げ、心ん中で遊んでる。








遠い昔、心斎橋の袂に在ったキリン会館の映画館で「王様とわたし」を観た。

まだ、子供だったから、ウロ覚えだけど、ユル・ブリンナーの王様と、デボラ・カーの英語教師が、

豪華な宮殿で踊るシーンは、はっきりと覚えてる。デボラ・カーが綺麗なドレス姿で踊るさまは美しかったねえ。
















踊りましょうか?
Shall we dance?

song of 「The King and I/王様と私」















私たちは導入した、私は貴方が良い事を知らない
We've just been introduced. I do not know you well

でも音楽が始まったら、何かが私を貴方の傍に引き付ける
But when the music started, something [drew] me to your side
                 「dru:」「draw-drew-drawn」


多くの男性と女性がお互いの腕の中に居る
So many men and girls, are in each others arms

それは私に 私たちは似たように占領される事が出来ると考えさせる
It made me think we might be, similarly occupied















踊りましょうか?
Shall we dance?

音楽の明るい雲の上で、飛びましょうか?
On a bright cloud of music, shall we fly?















踊りましょうか?
Shall we dance?

その時 私たちは”サヨナラ”を意味する”オヤスミ”を言いましょうか?
Shall we then say, goodnight and mean goodbye

Oh もしかしたら、最後の小さな星が空から去った時
Oh [perchance], when the last little star has left the sky
「pa':chAa'ns」[=pperhaps]















私たちは まだ一緒に居ましょうか?
Shall we still be together?

私たちの腕と一緒に、お互いを回る、そして貴方は私の新しい恋愛物語でいるのでしょうか?
With our arms around each other, and shall you be my new romance?

起こることが出来る事の この種類の 明瞭な理解の上で
On the clear understanding, that this kind of thing can happen

踊りましょうか?
Shall we dance?

Shall we dance?

Shall we dance?




















19世紀のタイ国王ラーマ4世の王太子(後のラーマ5世)の教育係として雇用された

イギリス婦人アンナ・レオノーウェンズが、文化の違いに悩まされながらも、次第に理解を深めて行く過程を描いたもの。




















SHALL WE DANCE?












1860年代、夫を亡くしたイギリス人女性、アンナ・レオノーウェンズは、

王子・王女の家庭教師として、タイ王国の首都バンコクの王宮に迎えられた。

アンナは、封建的なタイ王室に近代の風を取り込もうとして、伝統としきたりを重んじる頑迷な王様と対立してしまう。

しかし、衝突と対立を繰り返すうち、次第に二人は引かれ合うようになる、というような物語なんだけど、こんなのは忘れてたね。







デボラ・カー扮するアンナ・レオノーウェンズ(1831-11-5 - 1915-1-19)は、実在の女性で、その息子は、タイ王族の娘と結婚、

タイで事業を成功させ、現在も、其の会社は現存するらしいね。





















当時は、このデボラ・カーの主演映画が多かったのかな? 「菩提樹」だったかな? たしか「サウンド・オブ・ミュージック」と

同じ題材を描いた物語だったと思う。ナチ・ドイツの追っ手を逃れスイスに向かうドイツ将校の家族と家庭教師が織り成す人間模様を

描いてたと思うんだけど・・・「ホンマかよ?」 解らん。薄っすらと記憶にあるよ。








映像と音楽、物語の中に挿入された僅かな時間、この僅かな時間のシーンが、いつまでも、不思議と鮮明に残るんだね。





















オレは、今思うと、右脳で遊べる、浸れる時間をこよなく愛していたね。「今もだろ?」 そうだね。左脳は腐ってるからね。

だから、オレみたいなのが、たとえブログにしても文を書くなんてのは、相反することになるんだよ。








いつまで経っても上手くならないのは、備えが少なく組み立ての要領が不足してんだよ。

だから、オレは、文を絵を描くように、ひらめきを頼りに書こうと思ってるんだよ。

現実を回復することに懸命になった時間が長すぎて、右脳が眠ってた。其れを、今、呼び覚まそうとしてんだよ。








右脳だけで書く文を創るんだよ。


























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