カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-659 『異国の人の瞳』

2013年02月03日 | 日記






少し日が長くなったね。5時でも、まだ、明るいよ。

積み重なる日は、いつもと変わらないけど、着実に冬を削って春に向かっているね。

人生も、こういう展開なら希望が持てるんだけどね。















あれ? なにげに呑んでる発泡酒キリン淡麗が、いつしかアサヒのクリアに変わってるよ。

「これ、どう?」 なんて奥さんが、一時、聞いてたのを「極端な違いは感じないよ」って応えたもんだから、淡麗より安いクリアに変えよったなあ。

発泡酒自体が安いのに、まだ、それ以上に安いのに変えるなんて、男の拘(こだわ)りを馬鹿にしとんなあ。





今のところ、淡麗を越える発泡酒はない。解ってないねえ、これって決めるってことは、自分が認めることなんだよ。

認めたものを裏切ってどうする? なんでも安けりゃいいってもんじゃないよ。

味への拘りは、自分の味覚を研ぎ澄ますんだよ。だから、あんたの料理は、いつまで経っても〇〇〇んだよ。





美味いものには妥協がないんだよ。妥協は、どこまでも妥協なんだよ。美味いものを見失うよ。

云っても解んないんだね。だから、奥さんは、なんでも美味いって云う。なんでも美味いなんて有り得ないんだよ。

そんなの養豚場の豚の味覚じゃないか、こんなの云ったら怒りよるだろうね。「そらあ、怒るわ」





でも、「なんでも食べられるだけ結構なんやっ」と、よく云われてるうちに、そう云えばそうかも知れんと反省したね。

それから、腹が大きくなればええかと言い聞かせて、ごちそうさんを続けてたら、いつしか文句が消えたね。

でも、どこかで、そうかあ~?って、疑う気が抜けないよ。こんなの食感の衰退じゃないの? 五感のひとつの放棄じゃないの?  「此処までは、昨日書いたの」











深夜、煙草が切れたのでコンビニに買いに行く。いつものおじさんと、レジーで二言三言話しつつ、お釣りを仕舞って外へ出る。

空は、晴れて星が輝いてる。中国の光化学スモッグは、見たぶんには来てないね。

中3の連中が、タムロしてる。「こんな時間に、なにしてんの?」 えへへへって笑ってる。





未明の4時前だったかな? 寝ようかって席を立ち、何気にポケットに手を入れると畳んだ3千円が、別のポケットにそれぞれ入ってる。「?」

煙草買いに行くときは、5千円持って出た。「あれえ?」煙草4個買って1640円、「お金が増えてるよ」 お釣りを2回貰ったなあ?

めんどいけど仕方ない、またコンビニのおじさんに返しに行く。レジーの時は、話したらあかんね、どちらもボケておるわ。












『 この、ゴタゴタした狭い一角が、オレの唯一の憩いの場所なの。ここに座ると、オレの世界が拡がるの 』









朝のコーヒーを呑みながら、ユーチューブで「王様と私」を検索して音楽を聴いてたの。

当時、映画館で観たときの雰囲気が蘇ったね。デボラ・カー、久しぶりだね、ユル・ブリンナーがいいね。

デボラ・カーの歌に合わせユル・ブリンナーが、














Oh もしかしたら、最後の小さな星が空から去った時
Oh [perchance], when the last little star has left the sky





って、少し歌うんだけど盛り上がるね、最高だわ。 何度、聴いてもいいねえ。





オレの中では、1950年代半ばから1960年代ってのは、映画全盛の時代だったね。そんな時代の匂いが蘇ってくるよ。

単純だけれど、アメリカは、日本人に夢をくれたね。感性を刺激する大きな夢をくれたと思うよ。

目は口ほどにものを云う、大きな銀幕に映し出される異国の人の瞳は、美しく碧く輝いて、未来に繋がる虹の橋を架けてくれたね。

















今日もいい天気に恵まれた。ポカポカ陽気で暖かい。

今日は節分だね、今年の恵方は南南東らしい、その方向に向いて手巻き寿司黙って丸ごと食べきれば、いい年を迎えられるらしい。

誰が、こんなの云って広めたの? 寿司屋か? 海苔業者か? 黙って丸ごと食べきるって、意外としんどいんだよ。





手巻き寿司は福をまくと捉え、縁を切らずにということで手巻き一本丸ごととなったらしい。

節分は立春の前日をいい、立春を1年の始まりと考えていた昔では、今日は年末の大晦日と同じくらいの考えだったらしいよ。

じゃあ、明日は、立春か? 暦の上では、明日から春だね。





黙って苦しい思いで毎年、恵方に向かって食べきってるけど、べつに選(と)り立てていいことってないよ。

取り立てて、何も変わったことがないってことが、幸せなのかも知れないけどね。

夕食時間って各家庭、そんなに変わらんだろうから、其の時間帯ってのは、大方の人たちが、南南東を向いて黙って手巻きを食していることになる。





なんか、気持ち悪いね。「なんでやねん?」 揃って迷信に従う国民、其れを笑う寿司屋、嘘八百で儲ける詐欺商法じゃないのかよ。


















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