カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-1103 『映画 226、安藤輝三大尉』

2014年04月09日 | 日記






 明日(4/9)の分です。







昨日は、予定で残業って解っていたので、前日の日曜日に翌日の分を書き上げていたから助かったよ。

ネットうろついて目にとまり、あまり気が乗らなかったんだけど、事件の概要をウィキペディアでコピペしてたら腹が立ってきて書き上げてしまった。

おぞましいから蓋して隠して触れないでは、被害者の娘さんが、あまりに気の毒だよ。鬼畜どもの行状ゆえに、同じく忌み嫌われては救われない。






娘さんには、なんの落ち度もない。女性は、悲しいほどに弱いね。守らねばならない社会に於いてのみ強いだけのように感じるよ。



















風呂入って夕食頂いてからパソコンの前に着けたのが10時半回ってた。帰宅後、すぐに投稿済ませたから「ほっとできたよ。

2本目のビールを安心してグビグビッと呑めたよ。美味かったねえ~。しあわせだねえ~。

「そいで、すぐに寝たのか?」 アホか? 此れからが、オレの人生なんだよ。自由の時間よ、こんばんは。「楽、できるときは早く寝ろ」






「226」のDVD持ってるのに、ユーチューブで全編放映してたから、何気に最後まで、また、観ちゃったよ。「馬鹿やで」

青年将校たちの行動は純粋だね。国を憂いてことを為す。人生、意気に感じては、成否を誰か論(あげつら)う。命を懸けて為すことに嘘は無い。

「天誅(てんちゅう)」 なんて聞かなくなった。其れを聞かなくなったから政治家は、腐る一方なのかも知れないね。覚悟を要さないんだね。






天誅とは、 天罰。 天に代わって罰することを云う。青年将校らは、天に代わって行動したんだね。

この頃、東北を中心に農民らは貧しさの極みに在り、娘を売買することで生計を立てざるを得ないほどの窮状だったんだね。

そんな時世の中、私権自欲に居って維新を阻止する元老、重臣、軍閥、政党などが国体破壊の元凶であり、これらの奸賊を誅滅して大義を正す。






昭和維新の決行は、青年将校らの真意が天皇に届かず、逆賊の汚名のもと、都を白く染め上げた雪に似て儚(はかな)く溶けて消えるんだね。



















人は対極にあるものをもって、己れ自身を気づかされることが多いと思うよ。そんなのを感じるね。

同類とでは、気づきようもない埋もれていたものに触れて知るんだね。自分自身の中での発見かね?

ことを起こす人の中には、そういう気づきに衝き動かされて邁進する人も居るかも知れないね。眠れる魂が目覚めるのかなあ?






今までの自分で在れば押し留めて無難な道を選んでいたであろうに、止めることのできない衝動に押され往く。運命の力かも知れんね。

「226」の安藤輝三大尉(三浦友和)を観ていて、そんなことを思ったよ。

昭和維新の意義を説く決起首謀の野中四郎大尉の誘いにも慎重論を崩さなかった安藤が、野中の覚悟の程に共鳴し運命を共にする決意をする。






かくして、昭和11年(1936)2月26日、日本の陸軍皇道派の影響を受けた青年将校らが1483名の兵を率い、「昭和維新断行・尊皇討奸」を旗印に決起した。

将校は近衛歩兵第3連隊、歩兵第1連隊、歩兵第3連隊、野戦重砲兵第7連隊らの部隊を指揮して、岡田啓介内閣総理大臣、鈴木貫太郎侍従長、斎藤實内大臣、

高橋是清大蔵大臣、渡辺錠太郎陸軍教育総監、牧野伸顕前内大臣を襲撃、総理大臣官邸、警視庁、陸軍省、参謀本部、東京朝日新聞を占拠した。










『 野中四郎大尉(萩原健一)』








『 安藤輝三大尉(三浦友和)』







志は、彼らの期待を裏切り「反乱軍」と称せられて武力鎮圧の包囲を受ける。彼らの昭和維新の熱き想いは天皇に届かずして意気は消沈する。

もはや、ここまでと罪無き兵卒を原隊に復帰させる野中たちに、「あの決起の覚悟はなんなんだったのかっ」 山王ホテルを占拠する安藤は、最後まで戦って死ぬと激怒する。

燃える想いは、都に降りしきった雪に全ての熱を冷まされて嘘の如くに終わりを迎える。意気軒昂なのは安藤大尉と山王ホテル占拠の部下たちのみとなる。しかし、






無念に押し黙る野中に、安藤は非礼を詫びて別れを告げる。部下達に罪はない、汚名を着せる訳にはいかない。安藤は、兵に別れを告げて原隊復帰させる。

安藤大尉には、望んで進むべき道があった。其れを棄てて決起に懸けたんだね。安藤は拳銃自殺を図るが失敗、のちに銃殺刑で散った。

野中四郎大尉は拳銃で自決。青年将校たちは、暗黒裁判ののち全員が銃殺刑に処せられた。昭和維新の歌に「散るや万枝(ばんだ)の桜花」とあるね。






安藤大尉が襲撃した鈴木貫太郎侍従長は、銃弾を数発、身に受けてつっぷした。安藤が、止めを刺そうとしたが、鈴木の妻の懇願に思いとどまり敬礼を捧げて去った。

のち、傷癒えて復帰した鈴木貫太郎侍従長は、安藤のおかげで助かったと、ことあるごとに述べていたらしいね。

















映画「226」は、前にも書いたと思うけど、ネタも思い浮かばないから重ね書きだね。







『 226 』


























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