
『ハクソー・リッジ』は、2016年公開のアメリカ映画。監督はメル・ギブソン。
出演はアンドリュー・ガーフィールドって、あまり顔馴染みじゃない俳優さんだね。がっしりしたタイプじゃない外国人、
ヒョッロとして首の長い変形タイプに入る人。なのに裸になったらごっついってどういうことなの? 訳解らんわ。
太平洋戦争の沖縄戦で衛生兵として従軍したデズモンド・T・ドスの実体験を描いた戦争映画。
デズモンド・T・ドスは、セブンスデー・アドベンチスト教会の敬虔な信徒であり、沖縄戦で多くの人命を救ったことから、
良心的兵役拒否者として初めて名誉勲章が与えられた人物である。
凄まじい戦闘が繰り広げられた沖縄、浦添市の前田高地が舞台になってる。日本軍も米軍も死に物狂いの戦いだったらしい。
ハクソー・リッジとは、沖縄戦において浦添城址の南東にある「前田高地」と呼ばれた日本軍陣地。
北側が急峻な崖地となっており日米両軍の激戦地となったことから、米軍がこの崖につけた呼称(Hacksaw=弓鋸)である。

『沖縄 浦添前田高地(ハクソー・リッジ) 所在』
浦添城の土台は隆起珊瑚礁が長さ約400メートル続いている断崖の上に築かれた。舜天王の時代に創建され、12世紀~15世紀初頭に
かけて舜天、英祖、察度の3王朝10代にわたって居城した所と言い伝えられている。規模は、東西約380m、
南北約60~80mで、北は急崖をなしているが南は緩斜面となっている。
城内の建物は再三にわたり改築されているが、最後のものは1609年、慶長の役に伴う薩摩軍の侵攻に遭い焼失した。
その防衛に適した地形から沖縄戦では首里周辺の重要拠点として重視された。日本軍は防衛拠点に位置づけ死守に拘ったため、
米軍との間で前後11回にわたる激しい争奪戦、攻防戦が約3週間の間繰り広げられた。陣地攻略を指揮していた米軍第24軍団長の
ホッジ少将は「此の高地は一寸刻みに爆破していく他に日本軍を追い出す方法は無いと思う」と述べたとされる。

『米軍が沖縄北谷町に上陸して南 浦添へ』 実写

『ハクソー・リッジ』
アマゾンプライムで『ハクソー・リッジ』が¥399になってるから、ええい、張り込んだれってクリックしたんだけど
もうちと待って、無料になってからでもええかいな、とは思ったけど、もう遅い、クリックしちゃった。
最近、駄文の話のネタも浮かんで来ないし気分転換せんことには頭が動かん。31.5インチのモニターで観たけど綺麗に映ってる。
55インチの大型テレビは、Wi-Fiでインターネット繋がないと「アマゾンのFire TV 4K・HDR 対応、音声認識リモコン付属 」¥ 8,980
が仕えない。調べたら解ると思うんだけど面倒臭い。だから、55型テレビは、ホンマに観ることがない。
朝食と夕食の時だけ目にするけど、其れ以外、テレビ番組なんて皆目観ないからね。日馬富士が貴ノ岩どついて引退したとか、
貴乃花がマフィアみたいないで立ちで車乗ったり下りたり映ってるけどどうでもええやないか。相撲協会の理事会で踏ん反り返ってる。
貴乃花親方、嫌われてるかして困ったもんやね。北朝鮮のリトルロケットマンがミサイルを飛ばしたとか飛ばさなかったとか、
おまえ、云うこと聞かんのかって中国も怒ってる。協力出来ないって頑なにプーチン寒い国で頑固。トランプ、ちょっと静かめな男になってる。
こんなもん、どうにもでけへんのに気を揉んでも仕方ない。深夜の他所の火事をただ震えながら我慢して見てるのと同じだよ。

『ハクソー・リッジ』 テリーサ・パーマ アンドリュー・ガーフィルド
アメリカ、ヴァージニア州の緑豊かな町で生まれ育ったデズモンド・ドスは、兄とともに野山を駆け回る活発な少年だったが、
父親のトムは、兵士として戦った第一次世界大戦で心に傷を負い酒に溺れ、母バーサとの喧嘩が絶えない日々を送っていた。
青年になったデズモンドは、或る日、父と母が争ううち銃を持ち出した父から銃を取り上げ、逆に父に銃口を向ける。
撃ち殺そうと心では射殺するほどに憎い父親だったが 「汝じ殺すなかれ」の教えに従い我が身を制するのだった。
月日は流れ、成長したデズモンドは、看護師のドロシー・シュッテと恋に落ち、心躍る時を過ごしていた。
だが、第二次世界大戦が日に日に激化し、デズモンドの兄も周りの友人達も次々と出征する。そんな中、教えを大切にしつつも、
デズモンドは、衛生兵であれば自分も国に尽くすことができると陸軍に志願する。 ジャクソン基地で上官から厳しい訓練を受ける
デズモンドは体力には自信があり兵役に支障はなかったが、ライフルの訓練が始まったとき、デズモンドは断固として銃に触れることを拒絶する。
上官の大尉は 「戦争は人を殺すことだ」と告げ、命令に従えないのなら、除隊しろと宣告する。
部隊の兵たちの嫌がらせにもデズモンドの決意は微塵も揺るがず従軍する意思を示す。しかし、出征前に約束したドロシーとの結婚式の日、
デズモンドはライフルの訓練を終えないと休暇は許可できないといわれ、命令拒否として軍法会議にかけられることになる。
面会に訪れたドロシーに、銃に触れないのはプライドが邪魔しているからだと指摘されたデズモンドは、その”プライド”こそが大切だと気付く。
「信念を曲げたら生きていけない」 と云うデズモンドの深い思いに心を打たれたドロシーは 「何があろうと、あなたを愛し続けるわ」と
励ますのだった。。「皆は殺すが、僕は助けたい」と軍法会議で堂々と宣言するデズモンド。終戦まで投獄の窮地に陥るが、
制止されるのを押しのけ父親が軍法会議に現れる。第一次大戦時の、かっての上官に嘆願して承認された書類によって息子の主張は認められる。

『ハクソー・リッジ』 ルーク・ブレイシー(向かって左)
1945年5月、沖縄。部隊の上官に率いられて、ハクソー・リッジに到着した第77師団。
先発部隊が6回登って6回ともに撃退された末に壊滅した激戦地であった。150メートルの絶壁を登ると、そこには百戦錬磨の
軍曹さえ見たことのない異界が広がっていた。前進した瞬間、四方八方からの攻撃で瞬く間に倒れてゆく兵士達。

『ハクソー・リッジ』

『ハクソー・リッジ』 ルーク・ブレイシー
頭は吹っ飛ぶわ、胴体真っ二つに引き千切れるわ、手足はポロポロ吹っ飛ぶわ、凄まじい防御線を前に米海兵隊は粉微塵。
衛生兵として重傷の兵士達を助けてゆくデズモンド。もう、負傷者と云うより肉の塊みたいになってる者ばかり。
ハグソーリッジを守る側の日本軍も獅子奮迅の戦いをみせて一歩も引かず襲い掛かる。弾丸は唸り狂い飛び、手榴弾は炸裂して血肉を飛ばす。

『ハクソー・リッジ』

『ハクソー・リッジ』
相応、バタバタ、バタバタと倒れてひき肉のような骸の山となる。怖ろしや、生きるか死ぬるか誰にも予測不可能な地獄図を呈して、
猛攻、猛守の戦場は、ホントに愚かなことだね。闘う人たちは、個人的には「あの野郎、この野郎」なんてない者同士なんだけどね。
映画は、もう、其処に自分も居るが如くの描写で迫ってくる。銃剣を付けた三八銃を薙刀の如く振り斬って米兵の首斬る日本兵。

『ハクソー・リッジ』

『ハクソー・リッジ』
此のエキストラの日本兵らは、昔と違って日本人が担当してるね。昔の日本兵は、エキストラ招集するのが容易だったのかして
腰のヨナヨナしたチョコマカ、チョコマカの中国人が代役するのが一般だった。不快この上ない無様な似非(えせ)日本兵ばかりだった。
だから大東亜戦争を舞台にした洋画の戦争映画は観れるもんじゃなかった。相手方するほうも精のないことだったろうと思うよ。
同じ東洋人でも日本人は気と身体に芯を持っておるよ。足腰背筋に神経を張り巡らせた日本人の姿勢が、一目瞭然、窺い知れる。
此の『ハグソーリッジ』のエキストラは、ホンマ物の日本人が日本兵を演じて好感をもてるよ。
そういう骨のある相手方を敵とした戦いだから鬼気迫る描写も活きてくる。

『ハクソー・リッジ』
凄まじい戦いの末、攻撃隊の部隊はハクソー・リッジを占領する。デズモンド・ドスの衛生兵としての働きに一目置いていた仲間の一人、
スミティ・ライカー(ルーク・ブレイシー)と気心知れて砲弾穴に身を隠し話すシーンがある。
互いに人となりを解し合うんだけど、占拠したハクソー・リッジに、再び、凄い数の日本軍が湧き出るように攻撃してくる。

『ハクソー・リッジ』
スミティ・ライカーは勇猛果敢、臆することなく敵陣深く進み往きコンクリートのトーチカを爆破するほどの働きぶりだった。
しかし、砲弾の砕け散る破片、弾丸の飛び交う先は誰も解らない。スミティ・ライカーも遂に被弾して倒れる。
米軍は、日本軍の攻勢に押されて、登り来た絶壁のほうへ退却せざるを得ない状況になる。「スミティ、僕が助けるっ」 駆け寄って

『ハクソー・リッジ』
弾丸雨降るなか、「恐い、恐いよっ」と叫ぶスミティを 「僕が助けるっ」と背負いあげてデズモンド・ドスが走るんだね。

『ハクソー・リッジ』 アンドリュー・ガーフィルド

『ハクソー・リッジ』 ルーク・ブレイシー

『ハクソー・リッジ』 サム・ワーシントン

『ハクソー・リッジ』 マット・ネイブル 此の人、上のルーク・ブレイシーと似てるのかね?

『ハクソー・リッジ』 ヴィンス・ヴォーン

『ハクソー・リッジ』 レイチェル・グリフィス

『ハクソー・リッジ』 ヒューゴ・ウィーヴィング

『ハクソー・リッジ』 テリーサ・パーマ

『ハクソー・リッジ』
Hacksaw Ridge (2016) Official Trailer – “Believe” - Andrew Garfield

『沖縄戦の米海兵隊』 実写
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