カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-806 『Freedom !!』

2013年06月24日 | 日記





明日(6/24)の分です。







何にも浮かばないとき、ボ~としてると、時折、大阪の母なる淀川を思い出してるね。

もう、20年近くになるかね。大きな川が好きだった。河原で釣りしてたときは、オレは一生、この川と遊ぶって思い込んでいたね。

幼いときは、淀川の毛馬から市内を流れる大川伝いに川辺を歩いてカニを獲って遊んだね。






大阪西天満の寺町の近くを流れる堀川の橋の上から、小船でヒルを獲る船頭さんをじぃっと眺めていたのを覚えてる。

なんであんなキモイのを選んで獲ってたのかね? 未だに不明だね。

日笠を頭につけて、股引(ももひき)に法被(はっぴ)姿は、昔ながらの船頭さんの趣だったね。






小船の近くの水面下に10センチほどの魚影が群れてスイスイ泳いでる影が、幼いオレの心を躍らせてたね。











『勝手にちょっとお借りします』








此方に越してきてから、そんな自然との関わりの中で遊ぶ時間をまるっきり失ってしまった。生活は楽になったけど大事なものを失ったよ。

煙草とお茶があれば、丸一日を平気で河原で過ごしてた。いろんなことを考えながら竿をじぃ~と見詰めて時間を贅沢したよ。

早朝から深夜の日付が変わるまでの丸一日の仕事が5日間、土曜は、疲れて丸一日爆睡して日曜は釣りを丸一日、若い頃は、そんなだったね。






昔はロングスリーパーで寝ないともたない。今は流石に、あの頃を思うとショートになったけど、睡眠不足になると、やっぱり駄目だね。

あちらこちらの釣り場でもよく寝たね。肉体労働の仕事のあと、土曜の深夜、車で南紀周辺を釣り歩いた頃は、気は、まだまだって勢いなんだけど

釣り場で竿出す頃になると爆睡してたよ。よく釣れる「朝まずめ」に起きてた例(ためし)がない。











思い出して、独り笑ってんの。 働き盛りの頃は金が無かった。丸きりのボンビー男だった、でも自由だったね。

洋画を観ていると、圧政に敢然と立ち向かう男が、虐げられた人々の前で「戦おうっ」「戦って自由を取り戻そうっ」って皆を鼓舞するシーンがある。
          Freedom !!
このとき、原語で「フリーダムッ」って、言うね。あれが、好きなの。あれが、とても好きなの。奮い立つの。











『ブレイブハート』 1995年度作品 








人間は自由でなくてはいけない。でも、自由は厳しい、あれしろ、これしろがない。ないから自分で考えて道を創らねばならない。それがいい。






個人の人生を尊重する、其の中には、とんでもない奴も当然居る。しかし、それらをひっくるめて社会を形成してなるアメリカが好きだね。

創造力の世界だよ。正義も悪も尽きることの無い創造力で発展していく。それらが、常に対峙し緊張を高めるから留まるところがない。

悪の存在が、正義を脈々と息づかせて、常に新鮮なんだね。自由とは、実は、戦いの世界、もうひとつ云うなら精神世界なんだろうね。






内なる己れと戦い、対人と戦い、社会と戦い、世界と戦う、理想の自由を求め往く。そのためには、己の意思で命を捧げる。筋が通っているよ。





















オレは、大した中身じゃないのに個人意識が、甚だ強い。自分を成り立たすために戦っている。

無様であろうが、滑稽であろうが、自分と云う自由の国を成り立たすために生きて来た。内なる正義と悪との戦いも厳しいよ。

外交も力のない我が国を守るためには、36方美人の技も研ぎ澄まされるよ。






時折、小規模な戦争も経験したよ。破壊力は持っている。自爆の精神だよ。我が国の誇りは守らねばならないからね。「困ったおっさんやね」

自分の意思が強固なら、戦いは避けて通れない。感情を御し難いことに直面することもある。放った矢の行きようで覚悟する。

至って微国ではあるけれど、なんとか、今も成り立たしてはいるね。






出来れば、なんとか常夏の自由の国にならんもんかね? 「本音やろ」 気楽がいいよ。





















例えれば、相手の能力を測って、付き合うかどうかの物差しにする人がいるね。能力主義の人なんだろうね。

階段の、どのへん辺りに位置しているのか知らんけど、測るものは量られる類に所属しておるね。精緻な秤を持ってんだろうね。

もて余る能力は施せ。そこに価値が生じるんだよ。愚かな奴が精進していく、つきあいの醍醐味ではないか。






自分の存在を、人の存在に拠って確認を量ろうとする人が居る。それで自分が、成り立つんだろうね。

そう云う人は、常に取り巻く人が居ないと自分が不安定になる。奉仕に生きる人に多いね。欲求と奉仕を天秤にかけてる部分があるね。






愉しい人を基準に選ぶ価値観の人も居る。根が明るいことはいいことだろうね。ずっと、明るいんだろうね。暗くなれよって思う時が来るよ。

経済力があって、知的で、優しくて、おおらかな性格がいい。そりゃあいいに決まってる。延々と確保するのに相当の努力を擁するね。しんどいよ。

求める姿勢が一攫千金に似ているね。成金の寿命は短い。求めに応じた努力無くして手に入るものは無いよ。






相手に求めるってことは、自分にも求められるって方程式があるのを知らん奴が多すぎる。

形を求めて形を返す、形を得ると互いの中身が見える。中身が形を崩すと求めていた形に幻滅する。

でも、甘い夢に酔って泣くのも自由だからね、だから、自由は面白い、だから、自由は定まらないんだね。そこがいいんだね。






崩れゆく奴は、崩れ放題、立ち直って進むも良し、崩れてゴミとなるも良し、選択の権利は自分に有る。自由とは自分自身だよ。



























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