カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-1662 『映画 奇跡の詩』 諦めぬところに奇跡は起きる。 

2016年07月22日 | 日記





 『猫の置物』 2016年7月22日






前々から思い出しては、机の上の猫の置物のお気に入りを探してる。なかなか、思うようなのが無いんだねえ~。

もう、相当、昔なんだけど神戸三宮商店街の飾り物を販売するお店の陳列に高さ40センチ程の大きさで瀬戸物製?(リアルなんだねえ)

たしかアメリカン・ショートヘアをモデルにしてたなあ。そんなのがないかと探すんだけど見つからん。






上の写真の置物は、楽天で販売してる『ガーデンオーナメント・庭に置く猫 』 が高さ30.5センチの材質ポリレジン製。

許せる嵩を保有してるけど、顔の造りと云うか表情が可愛けりゃいいってもんじゃないよと思わせるところが気に入らん。

猫ってのは、自由を主張して生きておるからね、気位高くて気ままで冷たそうで、其れでいて茶目っ気がある生き物だから難しいね。






デカい机の上にドシンと置きたいんだね。飾りものを代表して、程々の価値を匂わせる、其れ一点ものが欲しい。他一切要らん。

これからの僅かな人生、ゴミを溜める愚かはせん。ポックリ死んでも、其の後の片付け簡単を目指す。

「死ぬ用意からの発想かよ?」 そうだね、経つ鳥、跡を濁さずだよ。こざっぱりとして生きてスッキリとしておさらばしたい。






「終わりを目指して発展があるか?」 心配ご無用、往き着く処から顧みて、身の処し方、金の活かし方を知るんだよ。 

幸か不幸か、そういう歳には見えないだけで、果たして其の実体はと問えば、もう、そういう歳だよ。

今までは、自分を生き切っては来れなかった人生だから、これからは、残る命、できるならオレが納得する人生を生きてみたい。












『奇跡の詩』 1975年(昭和50年)公開 アメリカ、イタリア合作映画







標高6千6百メートルのアンデスを越えたあと4発のターボプロップ、プロペラ旅客機は雲海の中で雷に打たれて片翼を破損、

次いで機体が空中分解して乗客のドイツ人で17歳のユリアナ・ケプケがもぎ取れた座席とともに高度3千メートルの空中に放り出された。

眼下には鬱蒼としたアマゾンのジャングルが広がっていた。ユリアナ・ケプケが落下する際に見た光景だった。












『ユリアナ・ケプケは、高度3千メートル上空で座席ごと空中に放り出される、隣席に居た母親の姿はない』










『こんなので無事着地しただなんて、これ以上の奇跡はそうそう無いで』 創作でも此処まで常識破りできる勇気のある奴はいないよ。







気が付いたら地上の沼地に横たわっていたんだね。脚と腕に切り傷を負い鎖骨に相当の打撲を負っていたが軽傷で生きている。

地上3千メートルだよ。旅客機は墜落して乗員乗客91名は全員死亡した。1971年(昭和46年)に実際に起こった出来事だね。

ユリアナ・ケプケの受難は、此れだけではなかったんだね、アマゾンの真っ只中に放り出されて生きるには脱出するしかない。













『ユリアナ・ケプケ(スーザン・ペンハリゴン)』







ジャングルを脱出する方法は、まず、小川を見つけて、その流れに沿って歩き続ければやがて大きな川に達する、

そこまで出れば次の展開が可能だと父親に教わっていたことが幸いした。ユリアナ・ケプケは、その教えに倣い、

道なき道を小川に沿って進んだ。地を這う大木を乗り越え沼地に足を取られ川を渡ればカンジェロ(肉食の魚)に足の肉を食いちぎられ、






身体中に貼り付くヒルに血を吸われ、傷口には数十匹もの蛆(うじ)虫が入り込み食い荒らされた。

ふつうなら、これだけで失神もんだよ。ハエのような虫が傷口に卵を産み付けるらしいね。

傷口に巣食う蛆虫を摘み出しつつ危険なジャングルを彷徨い続け、ワニや大蛇などと遭遇するも、これを躱(かわ)して歩き続けた。






昔、南洋の島々で孤軍奮闘する日本軍が米軍の攻撃から撤退、ジャングルの中を敗走、飢えに細る身体に鞭打って迷走するんだけど

こちらは、戦いだから受けた傷口が惨たらしい。腹が大きく割れて腸が見えるほど、そこへハエのような虫が卵を産み付けるから

蛆虫で埋まるんだね。取っても取っても切りがないから弾丸の鉛を抜いて薬莢の中の火薬を振りかけ火を放つ。






割れた腹の中で火薬が容赦なく火焔を噴く。助かるための激痛は希望に繋がる苦悶だから歯を食いしばって耐える。

蛇を喰い、虫を喰い、喰えそうなものはなんでも喰って彷徨の末、此の人は、此の身体で敵陣に突撃して米兵を呆然とさせた。

しかし、武運拙く捕虜となり米兵の看護を受けて、戦から、飢えから、苦痛から解放されて、のち、日本に無事帰還できたんだね。






其の人の戦った島の名も、その人の名前すらも忘れてしまったけど、これも実際の出来事なんだね。













『ユリアナ・ケプケ(スーザン・ペンハリゴン)』







高度3千メートルから投げ出されて10日後、ユリアナ・ケプケの体力は限界に達していた。そして朦朧とする意識の先に

父の云った通り大河が流れるのを見たんだね。そして、其の河畔には小さなボート小屋が在った。

次の日、ペルーの伐採業者らが彼女を発見、ユリアナ・ケプケは救出された。この体験からユリアナは次の手記を書きとどめている。














『未開の密林を200キロ以上にも渡って歩き通し奇跡的な生還を遂げたユリアナ・ケプケ』 実写








『どんな苦境に陥ろうとも決して忘れてはならないことがある。幸運に恵まれ弛まぬ努力があるとき、其処に奇跡が起きるということを』








アマゾンでは、肉食魚といえばピラニアが有名だけど、カンジェロ(日本では、カンジル、カンジルー、カンジール、カンビルとも表記)

というナマズの仲間で体長10センチ程の小魚は、現地の人に云わせればピラニアより恐ろしいらしいね。

集団で襲うのはピラニアと同じくで、ヒレには侵入した獲物から離れないよう返し針のようなトゲがあり、















無理に引き離そうとすると肉を切り裂いてしまう。此の習性からしたら襲われたユリアナ・ケプケは個体の襲撃を受けたにとどまり

運が良かったんだね。女性が襲われると膣の中に侵入して内臓をを喰い破られ悲惨なことになるらしい。

しかし、南洋系の地域には、水陸関わらず、オレだったら見ただけで心臓麻痺起こして死にそうな気味悪い生きものが多いんだねえ。























ああ~、3日の休みも終わりだね、ガックリ。しかし、健康維持に留意して風呂に浸かり眠くなれば布団に横になり素直だったね。

そのおかげで風邪をひき咳が激しくなっちゃった。 「なんやねん?」 しかし、すかさず市販の薬を飲んで悪化を防いだね。

そして、疲れがたまると必ず歯茎が腫れるんだけど、奥歯を噛み合わせると脳天突き破る痛さと程よく遊びつつ治しちゃったよ。






「★★ちゃん、毎日より間を空けて続ける方が効果的やねんで」って若者から教えて貰った通り、一日、二日を空けて80回の腕立て伏せも

軽やかにこなし、風呂に浸かって身体を弛緩させ、ホッコリふやけた身体にビールを流し込み、程よく酔って心地よく、

暫しぼお~と時間を潰してから、熱い煎茶を「アッツう~」と頂く。そして布団に横になって惰眠を貪る。最高やねえ~。






後は、オレの自然治癒力が故障個所を修理して健康体に蘇らせる。今回は4日程かかったね。寄る年波で最強だった自然治癒力も弱まったかなあ? 

しかし、明日から仕事だよ、もう、ええわ。 「なに云うとるねん」 仕事が嫌いなんじゃない、好きでもない仕事が鬱陶しいんだよ。

「もう、云うとるうちに解放されるだろうが」 だから、余計に面倒臭い。もう、さっさっと辞めて消えたろか。「子供みたいなこと云うな」






云いたいことも恰好つけて云わんから病気になるんだよ。嫌なものは嫌、嫌いなものは嫌い。世の中、嘘っぱちのなんと多いことかねえ。

まあた、長い一週間かあ、歯茎が、また腫れんじゃないのお? 怠いのお~。

でね、こんなの云ってて職場に出たら別人になってるの。張りが出てね、ピリッて、わさびが利いてんだよ。 「嘘もいいとこやね」

































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