2週間ぶりのまともなお休みも
あっという間に終わってしまった
身辺整理を進めたいけれど
遅々として進まず・・・
書きかけのエンディングノートも
ストップしたまま・・・
昨日、土曜日は
午前中は娘の行事があり
午後は娘を美容院に連れて行った。
今日は
寝室にしている部屋の大掃除をした。
自分が老人ホームに移るとき
持って行けるだけのもので暮らしたいのだけれど
田舎の
無駄に大きな家で
夫の思い出があるものは処分できず
来客時に必要なものもあり・・・
で、結局はあまり物は減らない
居間の定位置にある
夫の椅子も片づけられない。
いつも
そこに座ってテレビを見ていた
夫の姿を思い出す
いろいろなことが
わからなくなって
テレビを見ても
話の筋もわからないし
どこで
笑うのかもわからない・・・と言って
あまり
テレビも見なくなっていた
複視や視野狭窄もあり
「見る」という行為自体が苦痛になっていたのだろう
元気なころは
じっとしていることが嫌いな人だったから
めったに
テレビを見ていることなどなかった。
それなのに
毎日
テレビを見るしか
何もすることがないのは
どんなにつらかっただろうと思う。
私たちは
最後の望みを託して
「ノバリス」という治療を選んだ。
再発して
急激に
夫の大脳を蝕んで
夫から言葉を奪った腫瘍だったが
ノバリスの治療のおかげで
夫は「まだら」によくなった。
理解力がアップしたのに
表出言語の錯語は激しいという
とても残酷な症状が残ったために
夫は
自分の思いを伝えられずに
どんなにかつらかったことだろう
その後は
小脳から
延髄へと
腫瘍は急激に拡がっていった
それでもなお
夫は
娘の呼びかけにこたえていた
長男が来たときには
しっかり目を開けて
何かを言いたそうにしていた
あのとき
なにも治療をしなかったら
夫は
あんなに混乱することなく
あんなにつらい思いをすることもなく
完全失語のままでいたほうが
穏やかに過ごせたのではなかったのだろうか・・・
それは
今だから
思うことなのだと
わかってるけれど
くりかえし
くりかえし
思う
人は
いつかは
いのちの終わりを迎える
私も
いつかは
娘や
息子を残して
ゆくことになるのだろう
娘や
息子が
困らないように
一日も早く
きちんと
身辺整理をして
エンディングノートに
書き残しておきたいと
気持ちは焦るばかり
あっという間に終わってしまった
身辺整理を進めたいけれど
遅々として進まず・・・
書きかけのエンディングノートも
ストップしたまま・・・
昨日、土曜日は
午前中は娘の行事があり
午後は娘を美容院に連れて行った。
今日は
寝室にしている部屋の大掃除をした。
自分が老人ホームに移るとき
持って行けるだけのもので暮らしたいのだけれど
田舎の
無駄に大きな家で
夫の思い出があるものは処分できず
来客時に必要なものもあり・・・
で、結局はあまり物は減らない
居間の定位置にある
夫の椅子も片づけられない。
いつも
そこに座ってテレビを見ていた
夫の姿を思い出す
いろいろなことが
わからなくなって
テレビを見ても
話の筋もわからないし
どこで
笑うのかもわからない・・・と言って
あまり
テレビも見なくなっていた
複視や視野狭窄もあり
「見る」という行為自体が苦痛になっていたのだろう
元気なころは
じっとしていることが嫌いな人だったから
めったに
テレビを見ていることなどなかった。
それなのに
毎日
テレビを見るしか
何もすることがないのは
どんなにつらかっただろうと思う。
私たちは
最後の望みを託して
「ノバリス」という治療を選んだ。
再発して
急激に
夫の大脳を蝕んで
夫から言葉を奪った腫瘍だったが
ノバリスの治療のおかげで
夫は「まだら」によくなった。
理解力がアップしたのに
表出言語の錯語は激しいという
とても残酷な症状が残ったために
夫は
自分の思いを伝えられずに
どんなにかつらかったことだろう
その後は
小脳から
延髄へと
腫瘍は急激に拡がっていった
それでもなお
夫は
娘の呼びかけにこたえていた
長男が来たときには
しっかり目を開けて
何かを言いたそうにしていた
あのとき
なにも治療をしなかったら
夫は
あんなに混乱することなく
あんなにつらい思いをすることもなく
完全失語のままでいたほうが
穏やかに過ごせたのではなかったのだろうか・・・
それは
今だから
思うことなのだと
わかってるけれど
くりかえし
くりかえし
思う
人は
いつかは
いのちの終わりを迎える
私も
いつかは
娘や
息子を残して
ゆくことになるのだろう
娘や
息子が
困らないように
一日も早く
きちんと
身辺整理をして
エンディングノートに
書き残しておきたいと
気持ちは焦るばかり