ヨーロッパからアメリカに向かうコンチネンタル航空国際線の60歳の機長が上空で突然死し、知らぬが仏状態の乗客は副操縦士の操縦で無地着陸した後になって、機長の悲劇を知らされ驚いているという昨日の海外ニュースだが、こんな緊急状態なら、コックピットと到着飛行場の管制官とのやりとりもさぞかし緊張したものだったのだろうと思う。
気が向くと万歩の延長で中部国際空港まで遠征して、オブザベーションデッキを歩きなが . . . 本文を読む
午後の雷雨に降り込まれた図書館。週刊文春のThis Weekという2ページコラムのひとつに「名前だけで全てわかる診断系ゲーム流行中、恋心どろぼうは誰?」というタイトルの小記事があった。
すこし前に「脳内メーカー」というジョークツールが流行したが、今でもこうしたお笑い系の診断ものは根強い人気があって、素人プログラマによる類似のプログラムがよくアップされているというのだ。ここではそのうちの2つが紹介 . . . 本文を読む
NHKの国際放送が改編されて、英語放送に力を入れるというので、しばらく前からポッドキャストにその英語ニュースを入れて聞いている。
従来、発信が少ないといわれてきた日本関連の情報を、従来の短波による放送にWEBキャストを加え、頻度も増して発信すれば、これを聴く海外リスナーの量も質も大きく変わってくることだろう。
ただ、このPODキャストには不満も多い。
まずアップされる回数が一日1回と少ないこ . . . 本文を読む
携帯が鳴った。元会社の元同僚、中国人のSさんから5年ぶりの電話だった。
変わらず元気そうな声だ。こちらもせいぜい元気そうに返事を返す。周辺が喧しいせいもあって、自分でも声が大きくなっているのがわかる。
しばらく前に上海から戻ってきたと云う。彼は東京・赤坂にある老舗の中華料理店の二代目。両親も歳をとって、店の運営はもっぱら自分の責任で行っているようだ。5年前に最後に逢った時には、上海郊外の街で、 . . . 本文を読む
今日はIPODタッチに新しいソフトをダウンロードした。
マスコミや企業などのサイトから定期的に発信されるニュースのサマリーを受け取るRSSリーダーといわれるもので、RSS RUNNERという名前の比較的あたらしいAPPである。
早速、産経と朝日のヘッドライン情報をダウンロードして見た中で、興味を引いたのが朝日の09年2月15日付けの文化記事。「秀歌連発のホームレス歌人へ」というヘッドラインに吊 . . . 本文を読む
彼の著書、『うるさい日本の私』(洋泉社・1996)の中で、中島義道は電車駅プラットフォームのアナウンスをウルサイものの代表に上げて怒っているが、今日は、電車内のアナウンスで感じたイライラを書いておこうと思う。
いつもの帰宅電車、普通の東岡崎行きは、乗車率100%の混み具合で金山を発車した。幸いひとつ空いた席に掛けてクーラーの冷気の心地よさを楽しんだまではいつもどおりだったのだが、神宮前を過ぎて新 . . . 本文を読む
市バスの停留所には勤め帰りの男女が数名、いずれやってくる自分のバスを待機中である。後ろから急襲する自転車の狼藉をかわしながら、横を歩いて通過しようとするその時、停留所の告知スピーカーが英語でバスの到着を告げた。
さすが国際都市を目指す名古屋の交通局だ。サービスも東京風に変わってきたなあと思ったが、「ちょっと待てよ」と考え直して、待合客の姿の無かった次の停留所で、案内表示をじっくり眺めてみた。
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久しぶりに金山のANAホテルでMO君にあった。
中堅セールスマンである。元は株を売り、今は生命保険を売って稼いでいる。若いと思ったがもう40に近い年齢だから、それなりの体型変化も窺える。比例して営業成績も良いのだろうか、着るもののクオリティも高いようだ。
だから、はなしも夏の服装から入った。
スーツ姿がいいのか、半そででおしゃれに纏めるかで考えているという。会社内にはドレスコードは無いのだとい . . . 本文を読む
時間調整の図書館で読んだ週間朝日のバックナンバー(2008年05月02日号)に掲載されていた東海林さだおの人気コラム「あれも食いたい、これも食いたい」の1025回、題して「ペットボトル持ち歩くなッ」を読んで思わず笑った。そうだそうだと思いながら、自分のことを云われたような気がしたのだ。
ペットボトルの水を、手で持ったりリュックの網ポケットにいれて持ち歩く人が多いが、著者は「あれ嫌いなんです。不愉 . . . 本文を読む
若葉が生い茂るころの寒の戻りを“若葉寒”というのだそうだが、きょうはまさにその日。冷たい雨が降って気温が上がらず冬に逆戻りだ。近頃の雨は水量が多いような気がするが、ひょっとするとこれも「温暖化」だろうか。
傘をさして水溜りに足をとられぬように歩く。先方からやって来るひとたちも傘と地面と自動車と携帯に気を取られているのか、こちらの動きを目の隅で捕らえていても、待避行動を取ろうとはしない。傘は水平位 . . . 本文を読む
昼食と同タイミングなので、NHKのBS国際ニュースを良く見る。
フランス2とロシアのRTR。どちらも自己顕示欲の強そうな両国の大統領だからか、テレビに現れる頻度が大きい。二人とも間違いなくカメラ写りを意識しているようだ。ロシアRTRのVESTI(その名もニュース)というニュース番組は毎日必ずといっていいほどプーチンの映像を流す。国営放送だから、いわば大統領御用達のプーチンチャンネル、自然出演回数 . . . 本文を読む
雪になりそうだという予報だが、夕方の万歩に寒さをあまり感じない。風が無いせいだろう。すっかり暗くなった夕方の路上で面白い入口表示を見つけた。表札サイズの木板に墨でこう書いてある。「ただいま金欠中 セールス一切お断り」。
しもたやの玄関に吊り下げられたのを、横目で見ながらあれれと思い、戻って撮影した。
我が家にも毎日結構な数の訪問販売がやって来る。都合はお構いなしだから、結局断るのがわかっていながら . . . 本文を読む
名鉄3300系の新型車両にはドアの上部にLED案内板がついている。停車駅がちかづくと、日本語と英語でその駅名が表示される。当然ながらスマートだ。加えて車掌の車内アナウンスでも「〇〇駅に到着します。次の停車駅は〇〇です。」とここで客の降車駅を確認させるようになっているのだが、これは日本語のみ。英語のLED表示にはマシンの哀しさで、そこらの親切心がひとつ欠けている。
停車中のLED表示は今停車している . . . 本文を読む
年賀状を出しに郵便局へ。正月休みの街は静かだ。
シャッターの降りた商店にはところどころに「年賀休業案内」が貼り付けてある。この案内の出し方をみるだけで店の姿勢がわかって面白い。
フトン屋の案内は色刷りだが組合のお仕着印刷。最後に屋号だけが書き加えられた省力型。隣の美容室はこぎれいな外装に似合って?ちっぽけなメモに「4日までお休み」とだけ走り書き、年始の挨拶もない。若いオーナーなのだろうか虚礼廃止型 . . . 本文を読む