一人前の大人になる為に

日々の出来事を正直に見栄を張らずに。職務上の立場を悪用した同僚に内容を監視されているので、きっかけを待って消えます。

映画「ボヘミアン・ラプソディ」

2018年12月31日 19時00分00秒 | 茨城散策

 以前より気になっていた映画を鑑賞することに。駐車場等のことも考えイオンモール内の映画館を利用しました。

  

 夕方の時間帯でしたが、たくさんのお客さんが訪れていました。

  

 こちらでチケットを購入するのですが、

  

 前日にネットを通じて購入済でしたので、こちらで発券手続きを。

  

 無事手続き終了。

  

 私が映画「ボヘミアン・ラプソディ」に興味を持ったのは、2002年にNHKで放送された「ボヘミアン・ラプソディ殺人事件」を観た
 から。その番組では、歌詞の隠された意味や楽曲誕生の経緯を紹介しながら、フレディ・マーキュリーの人生が語られていました。ザンジ
 バルで生を受け、インド留学を経てイギリスへ移民として渡る。イギリス国内では少数派のゾロアスター教徒。そして同性愛者。見た目の
 派手な成功とは裏腹に、マイノリティーである事に悩み苦しんだその生涯に、規模は比べものになりませんが、何をしても障害にぶち当た
 り上手くいかない自分の人生を重ね合わせ、共感を覚えたのです。番組中で紹介された小説「ドリアン・グレイの肖像」も購入しました。

 作中のフレディは、若き日は自信家で野心家。成功するにつれ、自身の性に悩みながらも増長し他人を見下し傲慢になりドラッグに溺れる
 弱さを持つ人物、やがて自らの過ちに気付きライブエイドの舞台に立ちます。また最期の時まで女性の恋人との交流が続いていたといいま
 す。自らのパーソナリティについて葛藤を繰り返す内向的な人物というイメージを持ってた事もあり、意外な事実でした。
 
 そしてNHKの番組内で語られた、フレディは楽曲「ボヘミアン・ラプソディ」によって、移民で、ゾロアスター教徒で、同性愛者である
 という事実を世間に公表したのだ、という説に強い説得力を感じていたので、エイズ感染を公表するその時まで性的嗜好に関する事等で、
 常に世間からの好奇の目に晒され、真実を認めることを許されず、自身を偽ることに悩み続けるフレディの姿は新鮮に映りました。

 事実とは異なるあるいは脚色されている部分があるとの指摘もありますが、全体的にストーリーは分かりやすく有名な楽曲もふんだんに使
 用され、クイーンを知らない人でもエンターテイメント作品として十分に楽しめる仕上がり。ヒットするのも頷ける作品でした。


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