12月上旬の平日、毎月恒例の出張の帰りに立ち寄りました。用務が済んで最初は、13時40分頃にますや食堂さんに伺ったのですが、学生さんで満席とのことで入店を断られてしまいました。これで、4回中2回目の撃沈と、私にとってはなかなかにハードルの高いお店です。気を取り直してこちらを目指し、14時を少し過ぎた頃に到着し、7分程待って入店することとなりました。着席すると、超絶有能な大陸系女性助手さんから「スープの調整を行っていますので少々お待ちください。」との案内があり、厨房の様子をボケッと眺めていると、太い紐で成形された長さ30cmを超える豚肉の塊が40本ほど投入され、また、大きな網に入れられたもみじと推測される材料が取り換えられていました。ですので、配膳は席に着いて18分後のこととなりました。
味噌ラーメン(硬め)+大盛+ライス。
味噌ラーメン。
麺。
通常分が茹で始められてから丁度1分後に、予め用意されていた硬め分のデポざるが茹で湯の中に沈められ、40秒後に同時に取り出されていました。
どの部分が、ということはなく全体的に引き締まって、ムチッとした感触が印象的でした。
頃胡椒は欠かせません。
スープ。
胡麻が浮かび、ドロッと、そしてしょっぱめに感じる位に味噌が効いているものの、少し経つと背脂がそれを中和する働きをしたかのように、その後は円やかな味わいが際立っているように思
いました。ただ、食後は喉の奥がイガイガとしていたので塩分自体は多めなのは確か。これまで根拠もなく豚骨が味の中核を成していると思っていたのですが、この日の様子だと、二郎同様、
豚肉からの出汁が主役を務めているのかも?
中盤以降は、ラー油でコクを増幅させたり、
お酢でキレを与えたりして。以外に酸味と合うなと。
チャーシュー。
ほぼ赤身ながらホロッと崩れる軟らかさ。
ネギ。
ラーショと言えば、細長く切られたネギが特徴的ですが、個人的には、口の中に清涼感をもたらす上に、時間が経過するとしなっとした食感に変化するこちらのタイプの方が好みです。
わかめ。
滑らかな舌触りで弾力が残っていました。
海苔。
パリッとしているうちに、麺を巻いて。もう1枚はスープをたっぷりと吸わせて佃煮のようにしてから。
ライス。
スープと合うだろうな、と注文。
予想通りの高相性も、
スープにどばっとぶっ込んで、少し間をおいて、おじや風にしても良かったなと。
およそ11分で完食。毎度のことながらテキパキと仕事をこなす店員さん達の姿に見惚れながら、14時43分でも入店を待つ6人の横をすり抜けて職場に戻りました。