LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

1,4mの生地で、4点作りました。

2016-07-24 11:34:14 | クラフト
8月5日から開催する"SOULEIADO et CARTONNAGE"(ソレイアード と カルトナージュ)のために、簡単な夏服を作っています。

ソレイアードのファブリックを買っていただくお客様に、洋服を縫うことが大それたことではなくて、
「これならできる。」「楽しい」と思ってもらえないか、と考えながらサンプルを作っています。

サンプルを作りながら、普通の人に洋服を作ることが「面倒。」「難しい。」と思わせてしまう理由が何なのかを考えてみました。

その理由は次のとうりです。

1、型紙を使ってパターンを裁つのがスゴく面倒に感じる。

2、ファスナー付け、ボタンホールがあると思っただけで、やる気を消失する。

3、裁った布の端の始末ができない。なにせ、ロックミシンなんて専門的な物、普通の人は持っていませんから。

4、パターンを裁ったあまり布のロスを考えると、既製品を買ったほうが良いと思ってしまう。

そこで、型紙の必要のないパターンで、直線裁ちのスカートを縫いました。

まっすぐに縫って、ウエストにゴムを通すだけ。ファスナー、ボタンホールなどはありません。

問題の裁った布の端の処理ですが、”袋縫い”という縫い代がすっかり隠れてしまう縫い方で仕立てていますので、ロックミシン、ジグザクミシンで端を始末する必要がありません。

こちらが、袋縫いしたスカート脇のアップです。




袋縫いと三つ折り縫いでスカートを、あずま袋ももちろん袋縫いと三つ折り縫い、プチスカーフは三つ折り縫いで縫っただけ、シュシュは縫い代が全部中に隠れます。

1,4mの生地で計4点できます。あまり布はほとんどありません。



縫物をすることを、本格敵な洋裁と考えないで、小中学校で習った家庭科の技術でできる簡単なものと思い直してほしいです。

炊事、洗濯、裁縫、どれもが家事の一つであると思ってほしいのです。

既成のドレッシングは美味しいけれど、自分で作ったらもっと美味しいはずです。

主婦は、素材を無駄にせず、残り野菜や野菜の皮を使って一品作ることなんて当たり前に思っています。

その感覚で、なにか縫ってみませんか。

既成のものより、愛着が持てることはもちろん、きっとあなたに似合うはずだと、私は思います。


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