LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

スイッチカバーを作りました・その3

2008-03-19 07:57:24 | クラフト
中国製のレトロなパッケージを使って作った、
3個目のスイッチカバーです。



仕事場のインテリアを、ポップな50年代調=ミッドセンチュリー、
自宅を、レトロな昭和中期調=ジャパニーズミッドセンチュリーにしています。

このスイッチカバーは、自宅の玄関に付けています。

精味”(味の精)という商品名は、中国版の”味の素”ということなんですが、
パッケージデザインがどことなく昔の日本の”味の素”の缶のデザインと似ているな
と思ってしまいました。(若い方は、ご存じないでしょうがね。)



元の缶は、こんな感じです。

かつて仕事で、香港に出張した時に買ったものです。
仕事の合間にスーパーや、ドラッグストアー、コンビニ、地元デパートに行って
面白いパッケージの薬やら食品を見つけるのが楽しくて、
「これ面白くないー。」「なんか、チャイニーズキッチュだよねー。」
「これは買いでしょ。」「うーんこれもかわいいなー、買っちゃおう。」
などと、キャーキャー言いながら、2~300円のものをゴッソリと買ってました。

香港には、レトロなパッケージがたくさん存在します。
ずっとデザインチェンジしないで、作り続けているパッケージなんでしょう。
塗り薬、飲み薬など、「漢方だから、安心、安心。」などと言って
けっこう愛用、愛飲しました。
精味”は、味の素とはいえ、なんとなく中国くさい味がどうにも馴染めず、
少し使っただけで、カチカチになって残っています。

私は10年前、香港の有名なグラフィックデザイナーの”アラン・チャン”氏と
仕事をしたことがあります。
新宿の高島屋に、日本では先駆けだったチャイニーズカフェ「茶語」(Cha-yu)の
トータルデザインを”アラン・チャン”に依頼し、私はそのショップコーディネートをしたのです。
プロジェクトのために、香港に出張し”アラン・チャン・デザイン”のオフィスを
訪ねたときの感動は、今でも忘れられません。

アランは、レトロなパッケージをリデザインしたりもしていらっしゃいます。
見るとオフィスの棚には、古いパッケージのコレクションが並んでいます。
「なんか、私と気が合いそう。」などと、ミーハーに思いながら
勝手に頬を赤らめていた昔を、ちょっと思い出して懐かしい気持ちになってしまいました。







最新の画像もっと見る

コメントを投稿