LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

邂逅房

2011-03-08 09:29:05 | 骨董
「邂逅房」さんは、古い布を専門に扱う骨董店です。

山小屋のようなとんがり屋根が目印。



店内は、古い着物や帯がきれいにたたんで整理整頓された状態で陳列されています。
しかも、男物と女物、襦袢、帯というように、カテゴライズされて見やすくなっているのもありがたい。
店主さんは男性ですが、この几帳面さには頭が下がります。



布をたくさん持っている人はきっとお分かりだと思いますが、
整理と分類をちゃんとしておかないと、布というのは大変です。
「あの布はどこにあったっけ。」とひっくり返して探さなければならなくなるんですから。

幅の狭い男物の帯を見つけました。



立見建設さんのギャラリーのリビングのセンターテーブルのところに使いました。

布以外の骨董も少しあります。

こちらは古いミシン。
使用可能なんでしょうかね。



古い帯、布細工、小物がきれいにディスプレーされていました。

古時計とライティングビュローのあるコーナーに
小さなガラスのコップなどがきれいに飾られていました。



その中に、気になるポットのようなものを見つけました。



ポットにしては「小さいな。」と思ったら、
「醤油差しですよ。昭和の日本の物です。」とご亭主。

可愛くて、つい自分用に買ってしまいました。

仕事用に骨董を探しに行くと、5点中1点は自分のものを買ってしまいます。
古いものというのは「見つけた時に買わないと、二度と巡り合えない。」もの。
いつも骨董の誘惑に負けてしまう私です。

骨董好きだった父がよく言っていたことばを思い出しました。

「(骨董を買うときは)迷ったら買え。買って後悔するより、
買わずに後悔することの方が何倍も悔しいから。」

どうも私には、父の教えが刷り込まれているようです。