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リタイアーのよもやま話

末期がん激痛の原因突き止めた…福岡大チーム

2013-06-25 12:38:50 | 健康

ヤフーのニュースである。

末期がん激痛の原因突き止めた…福岡大チーム

読売新聞 6月22日(土)7時56分配信

 末期がんなどの際に神経が傷ついて起きる
「神経障害性疼痛(とうつう)」という激痛の
原因を動物実験で突き止めたと、福岡大学の
高野行夫教授(薬理学)らが英科学誌電子版
に21日発表した。

 脊髄で「CCL―1」というたんぱく質が
増えるのが原因だという。この疼痛にはモル
ヒネなどの鎮痛剤が効きにくいが、新たな治
療法につながると期待される。

 マウスの座骨神経を縛って激痛を再現した
ところ、脊髄のCCL―1が通常の2倍に増
加した。また、正常なマウスの脊髄にCCL
―1を注射すると、通常は激痛を感じた時に
示す動作を、少しの刺激でも見せるようにな
った。

 一方、CCL―1の働きを妨げる物質をあ
らかじめ注射しておくと、激痛を感じなくな
る予防効果があることも確認した。


以上。

こういう医学の進歩の話しは嬉しい。
かなり昔の話しだが、わたしの遠い親戚が胃
ガンで亡くなったらしい。

その時、胃が痛くて、絶叫しながら、死んで
いったと聞いている。

その話しを、何度か、母親から聞かされたのだ
が、医学の進歩で、死ぬ恐怖はさておき、その
激痛で悶絶しては、死にたくないものだ。

早く、その技術の完成をしてもらいたいものだ。

 


リウマチ発症の物質発見

2013-05-16 21:47:49 | 健康

ヤフーのニュースである。

 

リウマチ発症の物質発見 大阪大、京都
大など 治療薬に期待

2013.5.14 14:51

 関節リウマチなどの自己免疫疾患を起こす
インターロイキン6(IL6)という物質の
過剰生産に関与するタンパク質を、大阪大や
京都大などのチームが発見し、13日付の米
科学アカデミー紀要電子版に発表した。

 タンパク質は「Arid5a」で、この働
きを阻害して治療することを狙っており、チ
ームの岸本忠三大阪大教授は「作製に手間の
かからない安価な治療薬の開発につながる可
能性がある」と話している。

 自己免疫疾患の患者の血液中ではIL6が
著しく増えている。チームは、Arid5a
が細胞内で、IL6を作るのに必要なメッセ
ンジャーRNA(mRNA)と結合し、mR
NAが分解されないようにしていることを突
き止めた。

 通常、作られた直後のmRNAは、酵素に
よって破壊されるが、Arid5aは分解酵
素の作用を阻害しており、IL6が過剰に作
られる異常が起きていた。

 マウスの実験でArid5aを働かなくす
ると、IL6の生産を促す毒素を投与しても、
IL6の量は普通のマウスより少なくなった。

また、自己免疫疾患と考えられている多発性
硬化症になるようにしたマウスでは、感覚障
害や運動まひなどさまざまな症状が抑制され
た。

以上。

 

嬉しいニュースである。

 

というのは、リウマチ患者の苦しみを見て
いたからである。

わたしの父親の入院している病院で、リウ
マチ患者の寝たきりの女性がいた。

 

寝たきりの患者は、筋力が落ちていくので、
自分の体を支えることができなくなり、関
節に負担がかかる。

また、体の筋肉が拘縮したりすると、関節
に不自然な力が加わるようになる。

そのようなことから、リウマチ患者が寝た
きりなったりすると、想像を絶する痛みに、
苛まれることになるのでは思っている。

わたしは、毎日、この患者の悲鳴を聞きな
がら、父親のリハビリをやっていた。

病院の関係者でもないわたしには、どうし
ようもなく、なんともいいようもない無力
感を感じていた。

その患者もいつしか、悲鳴上げる元気もな
くなり、完全に寝たきりになって、今では、
どこにいったのか、分からなくなった。

もう、亡くなられたかもしれない。

悲しいかな、死をもって、拷問のような寝
たきり生活から解放されということのようだ。

リウマチの特効薬ができれば、そのような
生き地獄の拷問のような絶望的な生活から
救われる者がいる。

嬉しいニュースである。

病院では、苦痛と絶望に苛まれた寝たきり
生活を強いられる患者たちの日常が、多数
ある。

あまり言いたくはないが、家族に憎しみを
抱いて亡くなっていく患者もいたりする。


このような絶望的な風景は、時たま、病院
に見舞いにくる家族や見舞い客には、知り
得ない風景である。


毎日、父親のリハビリに通院する生活の中
で否が応でも、このような絶望的な生活を目
の当たりする。

いつの日か、そのベッドで寝ているのが、
自分である日がくるのだがと、思いなが
ら。


中国、地下水44%が汚染 華北平原で調査

2013-03-02 20:13:55 | 健康

中国、地下水44%が汚染 華北平原で調査

27日付の中国紙、新京報によると、中国地質
科学院の研究所は北京、天津両市と華北、山東、
河南、安徽、江蘇の5省に広がる華北平原で行
った地下水調査の結果、水質検査をした地点の
約44%が汚染されていたと発表した。

 調査は2006年から5年間かけて実施され
た。処理を施さずに飲用水として使える地下水
源は少数だった。(共同)

以上。

また、次のニュースがアップされた。


中国の環境汚染、最大の汚染源は農業!
化学肥料の乱用が原因―中国人学者

 2013年2月25日、南方都市報によると、中国
人民大学農業・農村発展学院の鄭風田(ジョン・
フォンティエン)副院長は中国環境保護部のサン
プル調査を基に、中国の環境汚染の最大の汚染
源は工業生産でも都市化の進展でもなく、農業
であると指摘した。
 (Record China)【記事詳


以上。


前にも、ヤフーのニュースで、

97%の都市で地下水汚染=高まる危機感
―中国

というのがあったが、再度地下水汚染のニュース
である。

2006年から5年間かけて、調査が実施された
のだが、その後も、汚染は進行したのではなかろ
うか。

気がかりのは、調査されてない地域の汚染状況は、
どうだろう。

最近、

中国環境汚染「がん村」200カ所超=地下水汚染

というニュースが流れたが、そことの関係は、ど
うなっているのだろう。このニュースで報告され
た地域内のことなのか、それとも別地域か、いず
にせよ。この地下水汚染の報告された場所以外の
地下水の現実はどうなっているのだろうか。

なんでも、富裕層の飲料水は、外国から輸入した
ものを利用しているというのが、ネットにあった。

また、国家の中枢にいる人たちの家族は、外国に
すでに逃げているのだから、その地下水汚染の切
実度は、理解できないのではなかろうか。

権力者が、痛みを分かち合わないような生活をし
ていては、この地下水汚染の現状は、なかなか改
善しないだろう。

中国からすれば、日本の権力者は、国民と共に、
生活しているほうだろう。何しろ、日本の最高の
権威、天皇が日本から逃げ出すことは、日本が
沈没でもしないかぎりあり得ない。

また、イギリスの女王が、英国を離れることなん
て、考えられない。そして、ヨーロッパの王族が
自国から離れることも、考えられない。

とにかく、中国の根本的な問題は、権力者が、国
民と痛みを分かち合う生活をまったくしていない
のでは。

ところで、
華北平原につて、ウィキペディアではこう紹介さ
ている。

華北平原(かほくへいげん)は、中国にある平野
現在の華北と呼ばれるエリアとは、多分に重なる
が、必ずしも完全に一致しない。伝統的に中原
呼ばれるエリアを中心とする平原だが、文脈によ
って中原と同義であることもある。

世界でも有数、中国では2番目の広さを誇る平野
で、中国で最も広い東北平原が極寒で荒地が多い
のに対して、華北平原は地味豊かで限りなく平ら
で温暖で、黄河を始めとする大河が流れているの
で、実質的には華北平原が中国で最も巨大な平野
であり、この平野を主体として中国の歴史があっ
た。

面積は日本の5分の4ほどの31万平方キロメート
ルで、北は北京大興安嶺山脈があり、山海関
東北平原と接し、南は合肥の北で長江平原と接し、
東は青島山東半島の山々と接し、西は函谷関
関東と接している。

以上。

この解説にある華北平原と同義語とされる中原で
あるが、中国には「中原を制す者は天下を制す」
という言葉があり、天下に君臨するために、この
中原の覇者となることが必要だったようである。

この中国の中の中国、中華中の中華の華北平原が瀕
死のようだ。

日本で言えば、かつての京都・大阪、現在の東京で
あろうか。

この地が、今の中国のように大気汚染、地下水汚染
河川汚染で、人が住めなくなるようなものだが、そ
れは、想像を絶する話しだ。

勿論、そういうことだから、原発は、東京・大阪に
はないのだろう。

この地域に関しては、

枯渇に瀕する華北平原の地下水
華北平原の約半分が地盤沈下、高速鉄道の安全も懸念

等が、ネットで取り上げられている。



この写真は、中国の砂漠化に関連した写真である。
この少ない緑地が、環境汚染されている。

一体全体、中国の国民は、汚染にまみれの土地で、

どう生き延びていくのだろう。

今朝のヤフーのニュースで、次のようなのがあった。

“農協”女性幹部が150億円超の不動産保有
 「氷山の一角」の見方も


中国陝西省の農村金融機関の女性幹部(48)が、
北京などに資産総額10億元(約150億円)を
超す不動産40件以上を保有していたことが発覚
し、反響を呼んでいる。

女性は今月4日、購入に使用する戸籍を偽造した
として地元公安当局に拘束された。メディアは、
貧しい生活から財をなした女性の半生に注目する
一方、「カネと権力がさらにカネを生む社会」の病
巣に警鐘を鳴らしている 

以上。

こうなると、今日の中国、「ソドムとゴモラ」の街と化
したのか!?

 


97%の都市で地下水汚染

2013-02-18 21:54:48 | 健康

ヤフーのニュースである。

 

97%の都市で地下水汚染=高まる危機感
―中国

時事通信 2月17日(日)17時29分配信

 【北京時事】中国の64%の都市で、地下
水が深刻な汚染に見舞われていることが分か
った。118都市で継続して調査したデータを
基にしたもので、33%の都市も軽度の汚染が
あるといい「基本的に地下水が清潔な都市」
は3%にとどまった。
 このデータを報じた17日の中国紙・南方都
市報(電子版)は「中国の地下水汚染は既に直
視せざるを得ず、根本的に抑制せざるを得ない
時に来ている」と危機感を訴えた。
 中国では水資源全体の3分の1を地下水に依
存。高度経済成長により化学工場などが排出す
る汚水が地下に流れ込むケースが深刻化してい
るほか、有害物質に汚染された地下水を飲用す
ることで健康被害も拡大しているとされる。 

 

以上。

 

大気汚染もさることながら、土壌汚染について
も、気がかりだったのだが。
やはり、という気持ちでいる。

 

大気汚染は、排出源に対策を講ずれば、問題は
解決するのだが、土壌汚染はいかんともしがた
い。

問題は、農作物にどのような影響を与えるのか
だ。

中国から、野菜の輸入が盛んだが、どういうこと
になるのだろう。

川の汚染もひどいようだが、魚貝類の食品はどう
なんだろう。


大気汚染については、次のようなニュースがあっ
た。

中国の大気汚染で在留邦人に不安が広がって
いることを受け、北京の日本大使館は6日、
駐在員やその家族らを対象に説明会を開いた。
大使館側は、いま北京に暮らす人々は「動物
実験
のような状況」に置かれていると指摘し
た。

以上。

さて、土壌汚染は、なんということになるのだろ
う?


中国という国、今後どうなっていくのだろう。


中国の大気汚染

2013-02-02 22:15:25 | 健康

北京オリンピックは、2008年8月8日から8月24日
までの期間開催された。

その当時、中国の大気汚染で、参加を辞退した選
手がいたが、本番ではそれほど大気汚染のニュー
スを聞いた覚えがない。

また、上海国際博覧会は2010年5月1日から同年10
月31日
まで、開催された。やはり、その時も大気

汚染のニュースを聞いた覚えがない。

今回、それ以来の大気汚染ニュースである。
2011年、2012年の冬は、どうだったのか。やはり、
今回のように大気汚染がひどかったのか、ただ、
ニュースとしては、こんなに大騒ぎになった記憶
はない。

今回、どうしてこんなにもひどい状況になったの
か、事情を知りたいものだ。

 

ネットにあった話である。

【中国ブログ】「大気汚染は日本のせい」と
責任転嫁する中国人

 中国人ブロガー「脱兔」さんは、「大気汚染
は日本の問題だ」というテーマでブログを書い
ている。

では現在、北京を中心に猛烈な大気汚染が広
がっており、死者まで出ている状態。原因は
言うまでもなく中国政府にあるはずだが、それ
が「日本のせい」とは一体どういうことか。

 ブロガーはまず、近年の中国では科学技術
の発展により、工場や発電所で発生する汚染
物質は年々減少していると主張。「今年、中国
国内で発生した汚染物質の量は、昨年より減
っている。ではなぜ大気汚染が起きるのか」
と問いかける。

 その答えは気象の変化にあるという。ブロ
ガーは2012年の気候が例年と比べて異常であ
ったと指摘し、その結果「日本からの気流が
シベリアへ抜けず、濃霧となって中国へ流れ
て来た」という。日本からの気流に汚染物質
が含まれており、「汚染物質はすべて日本から
流れて来たものである」と断言する。中国は
被害を受けているのだという内容だ

以上。

というのがあって、絶句してしまうのだが。

最近、テレビで、「アジアの大気汚染を鼻毛で
可視化した鼻毛マップ」というのを取り上げ
ていた。

「Clean Air Asia」というようだ。

Map | Clean Air Asiaが日本語版になってい
る。http://cleanairasia.org/hairynose/map

 

 

 

 もちろん、日本の緑は正常値である。

中国のこのブロガーにでも、ぜひ見せたいもの
だ。


それはさておき、やはり、この事態の変化
どういうことだろう。

2010年の国内総生産(GDP)の規模を
20年までに2倍にするとの成長目標を掲げ
たのだが、この大気汚染への対応のために、
中国の経済の失速はまぬがれないと思われる
のだが、その時、習近平総書記のメンツは、そ
して、共産党のメンツはどうなるのだろう。

大気汚染もさることながら、公害による川の
汚染、土壌の汚染は、どうなるのだろ。
そのことによる健康被害はどうなるのだろう。

日本の原発事故の除染作業の困難さを勘案し
た場合、これはこれで、絶望的な状況では
ないか。

中国が砂漠化していく状況にあって、残り
少ない緑地が、汚染されていく。いったい
ぜんたい、どこに住めるのだろう。

さて、いつまで、尖閣諸島問題で高飛車な
態度を続けることができるか。興味深く思
っているのだが。

蛇足ながら



土の歌 第7楽章:大地讃頌 【東京混声合唱団】【東京交響楽団】

中国人ブロガー「脱兔」さん、聴いてもらえたらいいな~。
日本には、こんないい曲がある。