12/07:次月の山行計画にある岐阜県の「権現山」を下見に行ってきた。
この山の名称はややこしい。
本により、人により、現地の看板などいろいろ。地図では「権現山316.5m」一つなのだが・・・・。
余談:ややこしいのは山名だけではありません。 各務原市全体がややこしい。
「各務原」の読み方: 市の場合“かかみがはら” 名鉄とJRの場合“かがみがはら”
地元高校の場合“かかみはら” 地元の人の場合“かがみはら”
岐阜市と各務原市にまたがる「権現山」は、夫々が独立した山になっているので
両市の思惑や地元の呼び方が残って、ややこしくなったのではないだろうかと勝手に推測。
1. 各務原市側の名称と標高表示:「各務原 権現山」 或いは「蘇原(そはら )権現山」。[316.6m]
2. 岐阜市側の名称と標高表示:「芥見(あくたみ )権現山」或いは「岐阜 権現山」。[316.5m]
各務原権現山の頂上看板の山名と標高表示
芥見権現山の頂上看板の山名と標高表示(地図の「権現山」はこちらの「権現山」)
「蘇原自然公園」横の東海北陸自動車道の下を潜って「伊吹の滝不動明王」横の登山道を進むと
普通の山とは違った不似合いな光景が眼に付く。 水の入った2Lのペットボトルが3~5本あちこちに置いてある。
そこにはパンジーが植えてあり、水やり用かと思うが山に登る道にパンジーは違和感がある。
更に進むと「火の用心」の立て札がやたら目に付く。そして「権現山蘇生大作戦」の
意味不明の表示板が出てきた。
その足元に「えっ!」と思うモニュメントがあり「山火事災害復興記念植樹」と書かれていて
15年前に山火事があったんだと知った。さらに「岐阜さくらの会」の名も・・・・。
この「岐阜さくらの会」は、今年亡くなった姉が創設し、日本から世界の各地に桜を植樹活動をしている団体と死後に知った。
思わぬところで姉の社会貢献を知り「ヤルじゃないか!」と伝えて頂上に向かう。 頂上にも沢山の
「火の用心」の立て札とペットボトルが見られ「岐阜さくらの会」のモニュメントがあった。
頂上には多度神社の祠と共に何本かの記念植樹の桜もあった
展望台の床下におかれたペットボトル
一つ隣の「芥見権現山」からも蘇生した「各務原権現山」の展望台と立ち枯れた木々が眺められる。
10キロほどの工程を冬色の山並みと姉の残した足跡を訪ねて帰途に着いた。
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