後期高齢者1と2と3と

後期高齢者に組み込まれて運転免許試験も認知症検査付き
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後期高齢者1と2と3と「自由研究 助手」

2021年08月24日 | Weblog

夏休みもそろそろ終わりになり「夏休みの宿題がヤッテない」と小六のちびっこからSOSが来た

我が身に照らせば「宿題などヤッタためしがないのである」 が、今どきそうも言ってられないらしい

宿題は「自由研究」で「なんでもいいから知らないことを知る調査研究をしなさい」だそうだ。

昨年の研究事例として題目一覧を見せてくれたが、もし自分が選者なら

これに大賞を送ったであろう研究は「デブとぽっちゃりの境界について」である。

そこで提案「ふつう石コロは磁石にくっつかないが、この辺りの山に磁石に着く石コロがある」だ。

早速近くの雨生山(うぶさん313m)に石コロ探しに連れて行く。

まずは磁石片手に探す・・・と言っても全山そういう石コロの山だから探すほどのことも無いのです

採取した蛇紋岩

上の写真は蛇紋岩と言う石ですが見た目の違う石もありました 

これはマグマ(橄欖岩かんらんがん)が地表に上がって来る千数百万年の間に水の作用で蛇紋岩に変化するワケだが

変化し終わらない内に地表に出ちゃった物のようで割ってみたら二層構造をしていた。

取り敢えず磁石に着く石があったので次はこの辺りの地形についてヒントを提供

地表面の石を良く見ると、火山の噴火で見かけるプツプツと泡立った跡があるのが分る・・と言うことは

磁石にくっ付く石と火山は関係があるってことを教える。

でも雨生山には噴火口もないから火山じゃないってことも付け加えたうえで、火山のように見えるが

地球の火山活動が活発だった頃に遠くの山の大噴火で飛んできた溶岩(火山弾)が降り積もって出来た

山だから 火山で起こる特別な現象が石にも植物にも現れる珍しい山ってことを教える。

詳しいこと何故って思うことは自分で調べな。わからなければ聞いてくれれば助手するからって。

だからこんな立て札のある所にも連れて行った。

以下は自分の興味で撮った雨生山です

絶滅危惧種になっている花 ミシマサイコ を見付けた

この花は漢方薬として乱獲され絶滅危惧種となりこの辺りでは雨生山のごく一部でしか見られない
(製薬会社などでは人工栽培して解熱、解毒、鎮痛、消炎の薬用としている由)  

こんな動植物も良い被写体です。

子供と侮るなかれ登山スピードだけは完敗でした。でも楽しい半日でした。

 

 

 

 

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