「6σ」 なパソコン修理

三日前からＳさんのパソコン修理をしていた時の話です。

たまにあるホントの話を「千三つ」といい、滅多に無いコトが起るのを「万が一」と
言いますよね。これを専門用語で「３σ サンシグマ」,「６σ ロクシグマ」と言い、
製造業に携わる人は耳にタコの出来るほど聞かされて、「万が一」の不良品が出ない
ように注意してるのですが、幸か不幸か私は「１０、０００個に１個」の「６σ 」に
当ってしまいました

「真っ黒のまま画が出なくなった」・・・と言うので引き取って調べるとその通りで
更に「ピィー・・・ピィー」と警報音が出続けている。
マザーボードの接続がおかしくなった時の典型的症状なので、即、分解・清掃・再
組み立てで一発回復 （スゴーイの声）・・・処がこれからトンでもないコトが起きました

エクセルやワードの入った「Office」が無い　添付の「Office XP」をインストール
しようとするも途中でエラーが出て止まってしまう。　３度繰り返すも同じ状態。
思い切ってハードディスクを初期化して、リカバリーＣＤでＯＳを入れ直しても
「Office XP」はインストール拒否される。　試しに旧バージョンの「Office2000」を
入れたら、これがスンナリ入った。・・・エッとか思いながら
手持ちの（別の）「Office XP」を入れたらこれもスンナリ入った。
まさかの思いで添付の「Office XP」をインストールして見ると、やっぱりダメ
エラー警告に「このＣＤには問題のある可能性が・・云々」と出て
あらためて「６σ」の「万が一」が現実に存在することに妙に納得したのでした。
目出度く修理完了したのは夜の明ける時刻であったが、コーヒー飲んで熟睡した。

　　　　　　リカバリー中のＳさんパソコン